昨年9月に行った、ハワイ研修の記事がHHS(ハワイアン・ヒューマン・ソサイエティー)の新聞に載りました_(*^▽^*)

2007.9.11
約2週間ハワイに滞在し、異国のペット文化と動物達について学ぶ『ハワイ研修』に参加した学生たちは、この日
Pet visitation volunteer(ペットを介在させた訪問ボランティア)にも参加。この日は老人ホームに訪問。セラピー犬の“Kula”と一緒にホームの方々と交流をしました。
ご存知の方も多いと思いますが、欧米ではアニマル・セラピー が盛んに行われています。ちば愛犬の学生も活動に参加し、犬を通じて老人の方とコミュニケーションをとりました★

↑セラピー犬『Kula』 ↑訪問活動風景
アニマル・セラピーとはなにか
アニマル・セラピーとは正式には「アニマル・アシステッド・セラピー」と呼ばれ「動物介護療法」と翻訳されるようになってきています。神経科病院、老人ホーム、障害児施設などで、動物を参加させて治療をサポートすることです。
「痴呆老人に犬と触れあってもらうことにより精神的・身体的リハビリの補助とする」「目の不自由な人が盲導犬と暮らすことにより生活の質が向上する」「子供たちと動物に触れあってもらい情緒的教育の一環とする」「一人っ子の家で動物を飼って、責任や共感を学ぶ」「精神的障害者が乗馬やイルカと触れあう療法」などが具体的な事例です。動物は状況に応じて「犬」「猫」「小動物」「小鳥」「馬や羊」「魚」などさまざまです。
セラピー効果
日本でも実際に学校、幼稚園、老人ホーム、障害者施設、病院などで、動物訪問ボランティアの協力で成果をあげています。それまで一言も話さなかった老人が犬と触れあいはじめて口を開くようになった、入院患者の血圧が下がったり、自殺の試みが減ったりしました。またまわりとのコミニュケーションの手助けとなり人間関係の向上にもつながっています。
アメリカではもっと先進的で、末期患者、犯罪性のある精神障害者、障害児、性的虐待を受けた子供たちのためにアニマルセラピーを導入して効果をあげています。
HHSとは
HHSの活動は多いので一部だけ紹介させて頂きます。
犬の捕獲は普通にあります。ただ、捕獲後1週間ほどで殺すのはかなり稀で基本的に里親を見つけることを最優先に考えているようです。(日本の場合、ほとんどは殺処分されます)
家庭の事情などで飼育が困難になった場合、寄付金を払えば引き取ってもらうことも可能。
アメリカではペットショップでの犬や猫の販売はほとんどありません。週末だけは売っているお店もあります。こういった現状もあってか分りませんが、HHSには里親希望の方が多く来ます。これは日本でもやっていることですが、里親希望者は面談・面接等があり飼い主として適格かを調べられます。そして認められると飼い主になることが出来ます。引き取りの際も、数千円程度の寄付金が必要となります。
また、犬だけでなく猫や小動物もいます。
そしてHHSには動物の救急車・動物の警察・弁護士・セラピスト・獣医師・トリマーがいます。
動物の救急車は文字通人間の救急車の動物版です。日本にも少なからずあるようですが、それは個人の動物病院がやっていることで全国規模ではありません。
警察は、虐待・事故・事件等を取り締まる方です。
セラピストは、ペットが死んでしまって精神的に不安定になった飼い主をケアする仕事です。また、施設内にはお見合い・飼育相談等のコーナーがありそこにもいらっしゃいます。
獣医師や看護師は国家資格なので資格を取るのもすごく難しいらしく技術はレベルが高いそうです。看護師の地位は高く新卒の獣医師より給料等々も高いそうです。ちなみに日本の動物看護士は民間資格なので、正直無資格でも働く事が出来ます。また、HHSでは捕獲してきた猫を無償で避妊去勢し今以上に増えないようにしています。避妊去勢後はマイクロチップという識別装置を首筋にいれて、また野に放します。HHSのコンセプトは『無償の愛』なのですが、無駄な命を増やさない。これこそ無償の愛だと思います。