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私家版 2011年eラーニング10大ニュース

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

12月もちょうど折り返し点を迎え、一年のグランドフィナーレ、クリスマスを迎えようとしています。
今年は震災をはじめ、本当にいろいろあった一年でした。
国難とでも言うべき未曾有の事態で、世界がまるで変わってしまった一日を体験しました。

それでも街は普段より華やぎ、この歳末特有の浮き足立った感じがします。
この感じ嫌いじゃありません。
休日に子どもをつれて、各地のイルミネーションを見に行ったりしています。
子どもがはしゃぐ中、表参道のイルミネーションを通りながら、16年前を思い出していました。

設立当時、弊社デジタル・ナレッジは「テレコム学習ネットワーク有限会社」という会社で、青山のマンションの一室でスタートしました。ちなみにこれまでの足跡を示した記事はコチラから。
1996年の冬、表参道のイルミネーションを見るために、ちょっと遠回りして表参道を通って原宿駅から帰っていました。その当時の記憶がうわっと思い出されます。

長らく表参道のイルミネーションは中止になっていましたが、2年前に復活、再び冬の風物詩となりつつあります。以前は東京でクリスマスイルミネーションといえば、まっさきに表参道があがりましたが、最近はやや薄れつつあります。それでも個人的なセンチメンタリズムも含めて、表参道にはがんばってもらいたいです。



さて、そんな年の瀬、「今年の10大ニュース」や「今年の漢字」、「流行語大賞」などが発表され、一年の締めくくりを感じる時期ですが、こちらも勝手に、極私的に、eラーニング周辺の10大ニュースをまとめてみました。


それではずずずいーっと、私家版2011年eラーニング10大ニュースの発表です。
※私家版ですので、一般的なeラーニングマーケットだけでなく、弊社やワタシ個人のトピックスも含まれています。


(1)311の影響
今年一年、何をするにも、何を考えるにしても、まずは冒頭にくるのが311ではないでしょうか。多くの方がお亡くなったことに改めて追悼の意を表すと共に、未だ不自由かつ不安な生活を送っていらっしゃる方々にエールを送ります。

震災、余震、計画停電、物資不足、放射能・・・ 弊社および弊社スタッフも当時は非日常的な日々を過ごしておりました。中には実家が被災し身内を探しに行ったりボランティアで現地に向かったスタッフもおりました。
スタッフ1人1万円を集めて日本赤十字に寄付したり、震災支援復興プログラムということで無償でeラーニングを提供させていただいたりしました。

弊社はフレックスタイム制度をしいているのですが、これまで殆どがコアタイムぎりぎりの10:30に出社してましたが、震災の影響で電力需要の話もあったので9:00出社で早く帰るようになりました。これは今なお続いています。

また、在宅で業務を行ったり学習を行うことが注目された時期でもありました。そのような中でeラーニングにも注目が集まり、企業内研修はもちろん、就学生向けの教育でもeラーニング導入のお話を多数いただいたりもしました。

会社は理念のもと、営利を求めるもはもちろんとして、同時に社会に貢献するものでなければならないと思ってはいますが、そのことを深く感じた一年でした。


(2)iPad/iPhoneやAndroidなどのタブレット/スマートフォンの教育利用
iPadがリリースされたのは前年でしたが、今年もiPad2やiPhone4Sでアップル陣営は盛り上がりました。もちろん相対するGoogleのAndroid陣営も盛り上がっています。
タブレットやスマートフォンは今年かなり普及し、今や携帯電話の出荷の半分をスマートフォンが占めるようになりました。長年ガラケーを使っていたうちの妻もiPhoneに機種変更したのも象徴的です。
マーケティングでいう「アーリーアダプター(初期採用者)」の普及はとっくに終わっていて、「アーリーマジョリティ(初期多数採用者)」にもいきわたり、そろそろ「レイトマジョリティ(後期多数採用者)」が手にしているころでしょう。それだけ普及してきました。

このタブレットやスマートフォンを教育に活用しようという動きもごく自然に起こっています。各社から様々なソリューションやサービスが提供されております。
弊社も主力商品"KnowledgeDeliver"をスマートフォン対応したり、デジタルハリウッドさん、ボーンデジタルさん、ワークスコーポレーションさんと設立した「電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会」で実際の教育現場でiPadを活用した教育の実証事件を行ったりしました。

ここ20年余り、パソコンというデバイスで教育を提供していたeラーニングですが、これから先は真の意味で「いつでも」「どこでも」を実現する手段として、タブレットやスマートフォンで学習するというのがスタンダードになるのでは? と感じています。

改めて、この市場を生み出し育ててくれたAppleの元CEO、故Steve Jobs氏へ感謝の意を表すると共に、ご冥福をお祈りします。


(3)教育ITソリューションEXPOでeラーニングアワード開催
これまで夏に開催されていたeラーニング関連のイベントとして定着していたe-Learning WORLDにかわり教育ITソリューションEXPOにてeラーニングワールドが開催され、5月に東京ビックサイトで開催されました。

eラーニング業界では「7末は展示会」というのが染み渡っていて、各社これに併せて商品を出したり準備したりとしていたのですが、それがすこしずれました。
日程がずれることはまあいいとして、「eラーニングが教育ITソリューションEXPOに埋もれてしまうのでは・・・」という懸念もありました。私も実際に開催されるまで、その懸念は払拭できずにいました。
蓋を開けると大盛況。教育ITとの相乗効果もあり、多くの方にお越しいただき、様々なお話を頂戴しました。

これまでeラーニングに専門化していた世界も周辺の世界とうまく調和し、トータルで教育を支えるという姿が見てきたように思います。

従来あまり逢い交えなかった教育ITとeラーニングが出会った、象徴的なイベントでした。


(4)e-Learning Awards 2011 フォーラムの開催
昨年までのe-Learning WORLDにはe-Learning Awardsという賞があり、eラーニングの事例や研究などで応募された中から日本e-Learning大賞として、各大臣賞を授与してきました。
2011年から、このAwardsが従来とは別形態で運用されることになりました。そこでeラーニング業界の各社が集まって協議をし、e-Learning Awardsフォーラムとして装いも新たにスタートすることにしました。

11月21日、22日の2日間、秋葉原UDXで開催されたフォーラムは成功裡に終わりました。賞へのエントリーもこれまでを凌ぐ応募があり、大臣賞だけではあまりにも勿体ないということで、審査員特別賞、奨励賞も授与されました。

基調講演、特別講演をはじめとするセミナーも開催され、満席のコマが多数出て、主催者側から「入りきれないよー」という悲鳴もあがったくらいでした。

このフォーラムに当初の企画から弊社も携わり、運営やスポンサーも務めさせていただきました。業界全体が活性化したのはとてもいいことだと思っております。
来年以降も継続して活動を行っていく所存です。


(5)教育IT機器StudyPadおよび授業フィードバックシステムClickerNow!のリリース
eラーニングと教育ITとがだんだんと歩み寄った1年でした。
弊社も昨年リリースした教育専用端末"StudyPad"をリリースしておりますが、さらに今年機種がバージョンアップしました。

また、教室で利用する授業支援システム"ClickerNow!"をリリースしました。
これは受講者の理解度やチャット、クイズを各自のAndroid端末で答えてもらい、そのフィードバックを先生や他の受講者が閲覧できるというものです。これまで「先生→受講者」と、一方通行になりがちだった授業を、「先生⇔受講者」と双方向化し、授業を活性化するのに役立ちます。

弊社のeラーニング・ラボ秋葉原の教室に設置しておりますので、ご興味ある方は是非お越しください。

このような形で、eラーニングから教育ITへの歩み寄りが行われた一年でした。


(6)動画の普及/内製化の広がり
ここ1年ほどのお客様の教材を見ていると、動画で撮影した教材を掲載するケースが増えているのを感じます。

以前はFlashでアニメーションを作りこんだものを入れたり、PowerPointスライドと連動する動画とを組み合せた教材を作ったり、はたまたPowerPointを表示して音声を再生したりするのが主流でしたが、近頃はこういう教材は減りつつあるように感じています。

それで普及しているのが動画です。大画面に動画を映し、先生が講義している風景や、それ専用に撮影した講義映像をそのまま利用しているのが目立ちます。

制作コストが下がったり、手間がかからなかったり、ブロードバンドが普及したりと、様々な要因があるのでしょうが、何より一番大きいのが「受講者の動画に対する慣れ」だと思います。

今やテレビを見ずにネットの映像を多く見る世代さえ産まれていますが、それは極端としてもYouTubeやニコニコ動画、Ustreamなどで、我々は日ごろから動画をパソコンで見るのに慣れています。この慣れがeラーニングコンテンツを動画に向かわせているのではないかと思ってます。

この流れは今後ますます加速すると思います。弊社もこれにあわせたソリューションを今後も提供していきますので、お楽しみに!


(7)SNSの普及/Facebookの活用広まる
去年公開された映画『ソーシャルネットワーク』はご覧になりましたか? Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグがFacebookを立ち上げたいきさつや経緯を描いた映画で日本でもヒットしました。
このヒットのおかげというわけでもないでしょうが、Facebookが日本でも普及し、じわじわと利用が広がっています。日々おびただしい量の情報が世界中で行きかってます。影響力も広まり、エジプトのデモやNYウォール街のデモでもこれらツールが活用されたといいます。

日本ではSNSといえばここ数年はmixiが勢力を誇っていましたが、最近はFacebookに流れていっているようにも思います。また、GoogleもGoogle+というサービスを立ち上げたりもしました。

このSNS、人とつながり、情報を交換しあうというさまは、ある意味eラーニング的ともいえますし、FacebookやtwitterなどのSNSを教育に取り込む試みも様々に行われています。
学習そのものはeラーニングで行うけど、ディスカッションや情報交換はFacebookで行うという学校さんもじわじわと増えています。

今年はSNSが爆発的に広まった年でしたし、教育現場にも入ってきた年でした。

ちなみにワタシもFacebookやってますので、ご興味あるかたは是非


(8)eラーニング・ラボ秋葉原の完成。飯田橋から秋葉原に移転
青山で産声をあげ、池袋、飯田橋、飯田橋と転々としてきた弊社ですが、秋葉原に自社ビルを購入、9月にeラーニング・ラボ秋葉原を開設しました。

オフィススペースとして、2F/3Fに事務所を構えておりますが、1Fと地下1Fは各種実験教室や収録配信スタジオとして利用できます。
eラーニングや教育ITに特化した設備ですので、是非一度お越しいただき、ご活用いただければと思います。


(9)マーケット毎の事業部制、完成
組織が大きくなるにしたがって、どのような体制で高度できめ細かいeラーニングソリューションを提供しようかと考え、各マーケット毎に特化した事業部制を敷いております。去年まではその移行期間で矛盾があったり運用でカバーしたりしてましたが、今年の6月にマーケット別の事業部制に完全移行しました。

  • ビジネスソリューション事業部 ・・・・ 教育企業様(ビジネスとして教育を受講者に提供する資格試験学校さん、塾さん、教育サービス業者さん)向けに特化したソリューションを提供
  • 研修ソリューション事業部 ・・・ 企業や団体などの組織内に研修を行うお客様へ、研修ソリューションに特化したソリューションを提供
  • 文教ソリューション事業部 ・・・ 小・中・高・専門学校・大学など、いわゆる文教市場向けに特化したソリューションを提供
  • 西日本支社 ・・・ 西日本地域へ、地元に根ざしたソリューションを提供
これら事業部がそれぞれの専門領域、地域性を活かした活動を行うことにより、より専門性の高いサービスが提供できるようになりました。


(10)自分で身銭を切ってeラーニング受講中
これは番外編なのですが、ワタシ、今まで自腹を切ってeラーニングで学習したことがなかったのです。紺屋の白袴、医者の不養生とはこのことです。

それがこの秋から弊社のお客様でもあるSBI大学院さんの科目等履修生として、現在勉強中だったりします。
自社のシステムで映像を見て勉強をしてテストをしたり課題を出したりを行ってます。

学習内容は素晴らしく大変ためになるし、知識が定着しているなと実感できますが、eラーニングで受講するということにも何の抵抗もありませんし、教室に通うのと同じか、もしくは利便性まで含めるとそれ以上の効果が期待できるなあと実感できます。仕事をしながらで空き時間や帰ってから深夜に勉強するので、eラーニングというツールはとても便利だなぁということを自分の身をもってして体感しています。
なにより、自腹を切ったので必死です(笑)

一方、「ここをこうしたほうがいいなあ」と思うポイントもいくつかあるので、それは製品作りにフィードバックしようと思います。



というわけで、勝手に2011年のeラーニング10大ニュースをとりあげてみました。
共感いただけるもの、あまりにも私的なので共感できないもの、いろいろあったかと思いますが
年の瀬、この1年がどういう年だったか振り返ってみるのもいいことですね。
その上で来年どういう年にするか、考えていきたいです。


ちなみに弊社の今年の営業は12月27日が最終日で28日からお休みです。
年明けは1月4日からですが、この日はイベントのため、業務開始は1月5日からになります。


クリスマスまであと一週間余り、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。

Appleの創業者Steve Jobs死去

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今朝は衝撃的なニュースから始まりました。
Appleの創業者にして前CEOのSteve Jobsが死去されました。
まだ還暦手前、56歳での早すぎる死です。

Jobsの歴史はパーソナルコンピュータの歴史でもありました。
以下、個人的な感慨こみの振り返りです。


Jobsとウォズニアックらにより誕生したApple Computer、
ガレージから手作りで作られた"Apple I"、
"Apple II"というパーソナルコンピュータにより家庭へのコンピュータの普及にノックをしました。
私が子供だったころ、パソコン雑誌でこのパソコンが取り上げられたり、通販でApple IIの互換機が売られていたのを覚えてます。
当時、日本のPCといえばNECのPC6001や8001、その後の8801シリーズが主流で、僕らにAppleが届くことはありませんでしたが、子供心に「ハイカラなパソコン」(笑)という印象がありました。


そして1984年、ビッグブラザー=おそらくIBMを仮想敵として、Appleが退屈なコンピュータに戦いを挑む伝説的なCMでデビューしたMacintoshの誕生、マウスとウィンドウからなるGUIという概念でコンピュータを簡単に使いやすく作り上げて、その後のパソコンの基礎を固めました。
決してJobsがこれらの概念をゼロから作ったわけではないですが、それを形にし、細かい使い勝手や美しさにも徹底的にこだわり、商品のレベルまで高めたことは偉業ですし大いなるイノベーションだったと思います。

当初はとても高価で、医者やお金持ち専用マシンという感じがしました。
ただそれでは売れないのでだんだんと値段を下げ、普及に向かっていきました。
Macintoshはその後発展を続け、その使いやすさ、マルチメディア性が評価されたのか教育現場でも広がっていきました。
当時は"HyperCard"というソフトがあって、手軽にオーサリングをしてマルチメディアコンテンツが作れるというので、様々な教育関連のソフトも作られました。小中学校の先生方がハイパーカードで様々なタイトルを作っていたのを覚えています。

私が最初のMacを手に入れたのは、Macintosh Classicという一体型のパソコンでした。搭載OSはSystem6、9インチのモノクロのモニタでSuperDriveという3.5インチのフロッピーがついたものでした。
当時はすでにカラーもあったし、モニタももっと大きいのが普及してましたが、それでもこのパソコンは使い勝手が良かったです。起動時にマック君がにこやかに歓迎してくれたり、mマウスを手にフォルダを開くだけで感動しましたし、StyleWriterとあいまったWYSIWYGという世界観にうっとりさえしました。ファイルをゴミ箱に入れるとふくらみ、空にすると音をたててゴミ箱が空になったり、フロッピーをゴミ箱に入れるとイジェクトされたり、そんなUIに惚れました。まさにあれはデスクトップでした。
これまで使っていたNECのPC9801シリーズとはぜんぜん違うLook&Feel、未来を感じました。

その後1993年にMacintosh Centris 610というピザボックスのような筐体のMacを買いました。CD-ROMを搭載し、当時最新のSystem 7(日本では漢字Talk 7と呼んでました)というOSを駆使して、それはそれはすばらしいパソコンでした。当時はまださほど普及していなかったインターネットに大学にPPP接続してアクセスしたり、C言語でプログラムを書いたり、レポートを作成したりと、学生時代の私を大いに支えてくれました。
個人的にはQuickTimeでマックで動画が動いたときの衝撃が一番大きかったです。
うわ、パソコンで動画がうごいてるよ! って、ただそれだけで感動したものです。

その後PowerBookを3台、MacBookを2台使いました。今も我が家でMacbookは稼動してます。
PowerBookは今考えればとてつもなく重たいノートでしたが、作りがよくてイノベーティブで、いずれも使い倒しました。


このMacintoshの時代には、実はJobsは関係していません。
Jobsは1985年にApple Computerを追われる形で辞職、その後1株だけ保有し続ける(決算報告書を受け取るために)という関係のみに留まりました。

その後、NeXTを設立、エレガントな筐体と凝ったOSで話題を呼びましたが、商業的には成功したとはいえない状況でした。
ただ、他のOSとはまったく違う志のあるもので、一歩も二歩も先を進んだ未来のOSという感じでした。一般ユーザが使うことはなかったものの、我々は羨望のまなざしというか、先の未来から来たものを恐る恐る、興味深く見るような目で見守っていました。
ここで作り上げたNeXTのOSはその後のMac OS Xのベースとなりました。

当時の私は「JobsはMacの産みの親だし天才肌だし、コンピュータの一歩先を常に考える人だけど、幾分かわった人物だし商業的には成功しない人だよなぁ」ぐらいに思ってました。

周りに聞いたわけじゃないけど、おそらく当時の人はそういう風に思っていたんじゃないでしょうか。
もっともJobsの知名度はそんなに高くなくて、一般の人が彼を知っているというレベルではなかったと思いますけど。

Appleを離れていたJobsはコンピュータ以外にも進出、ルーカスフィルムのCG部門を買収し、PIXARを設立しました。
私はアニメーション業界にいたこともあり、様々な手法のアニメーションのひとつとして、PIXARの初期の短編"Luxo Jr."を引き合いに出すことが多かったです。
クリックしてYouTubeの映像を見ていただければ分かりますが、無機質的なものに命が吹き込まれ感情が描かれるのが驚異的でした)
その後のPIXARの快進撃、トイストーリーやファインディングニモなどは説明の必要はないでしょう。
CGだけで長編を作るというのは当時考えられませんでしたが、ここでもイノベーティブなことを成し遂げました。もっとも、これはJobsというより監督のジョン・ラセター(私もお会いしたことあります)の才能と情熱の賜物だとも思います。


そして、1996年ごろ、Jobsは再びAppleの舞台にカムバックします。
当時Microsoftの後塵を拝していたAppleはOSも陳腐化しており、これを刷新することを画策してました。
当時のMac専門誌はその様子を刻々と伝えていました。BeOSかSunのSolarisか、はたまたWindows NTか、そしてJobs率いるNeXTのOPENSTEPか・・・ それぞれのOSの特徴やMacOSになったらどうなるかなどなど予想記事が載り、当時はBeOSという読みが多かったようにも思います。

結果JobsのNeXTが勝利、NeXTはApple Computerに買収され、MacOS XはNeXTをベースに開発、リリースされることになりました。

そして、1997年、暫定CEOとしての復活。その後の活躍は目まぐるしく多くの人を魅了しました。

Rolling Stonesの"She's a rainbow"と共にデビューしたiMac
OSのひとつの完成形を示したMac OS X、
2001年、音楽をテープやMDというメディアを介さずにHDDに溜め込んで大量に持ち運ぶというiPod
音楽や映像、はたまたアプリまでもマーケットプレースとしてシームレスにデバイスとつなげるiTunes、
音楽そのもののあり方やメディアのありかたから変えてしまう力がありました。
2007年、電話機とPCを融合したスマートフォンiPhone
電話の再定義、スタンダードを築きました。

やがて会社名も"Apple Computer"から"Computer"を取って"Apple"に変更し、コンピュータだけでなく、様々な情報機器、サービスを取り扱うという姿勢が示されました。

そして去年、タブレット端末に火をつけたiPad

いずれも実にイノベーティブで、皆さんも少なからず直接的あるいは間接的に恩恵を受けているものばかりだと思います。
これら製品はすべてJobsによるもの、発表のプレゼンの上手さや製品のすばらしさに魅了された人は多いと思います。
発表のたびに、ライブでJobsの発表を見ようと日本で眠たいのをこらえて見守る人が大勢いました。
私もそのひとりだったのですが(笑)
※上記商品名をクリックすると、当時のCMやJobsのスピーチが見られますので、ご興味ある方はどうぞ。


教育の世界でもJobsやAppleは大きな流れをつくったと思います。
PCで学習するという環境は90年前半のハイパーカード、その後のマルチメディアコンテンツの再生という意味でMacintoshが先鞭をつけたように思います。

また学校教育現場へのMac導入にもAppleはかなり積極的に取り組んでいました。そのため長らく教育用=Macという図式ができあがってました。

そして、去年リリースされたiPad、これを教育で活用しようという動きは今なお積極的で、iPadに限らず、様々な端末で教育への活用が行われています。これはJobsがいなければ起こりえなかった流れだと思います。


そんな偉大なJobsが5日に死去しました。
Apple社員はもちろん、Appleユーザ(一部に林檎信者ともいいますが)、その他多くの方に悲しみとぽっかりと穴が開いたような喪失感を与えてます。
一企業の創業者でここまで惜しまれるというのは、そうそうあることではないと思います。



個人的な話題をさせていただくのをお許しいただくとして、このJobsの死去に触れ、私は非常にショックを感じております。

癌、臓器移植、その後の体調不良、先日のCEO辞任など、昨今のJobsを取り巻くニュースからすると、そう良くないとは分かっていましたし、いずれはと思ってましたが、いざその訃報に接すると、とてつもない衝撃と悲しさでした。

これは、私にとって、高校時代にジャズのトランペッター、Miles Davisが死去したときと同じぐらい衝撃的です。

Milesもジャズに様々な革新を起こした人でした。ハードバップ、クールジャズ、モード、フュージョン、エレクトリックなど、新たな境地を開拓し続けた人でした。
Milesは数多くのミュージシャンと競演し、彼と競演した人たちの中からはその後のジャズジャイアントになるような人物もたくさん輩出しました。ジャズのうねりの中心にいるような人物でした。

私は彼のミュートのトランペットが大好きで、高校時代は彼のレコードを聴き倒し、トランペットを練習してコピーしたりしていました。私にとって、彼はヒーローだったのです。
そんなMilesが亡くなったとき、私はすごくショックで悲しかったのです。
ああ、これでジャズはおしまいだ、とさえ思いました。


Jobsの死、これも私にとってはMilesの死のようにとても大きい悲しみと喪失感を味わってます。
ただ、これは終わりではない。
彼の成し遂げたこと、彼から貰った多くのことをわれわれは理解し、
一歩一歩、未来へ歩みを進めるべきだろう。



最後に、One More Thing.....
Jobsの2005年のスタンフォード大学の卒業式のスピーチが残されています。
人生観やこれまで彼の成し遂げたこと、死の意識、自身の信念など、
普段のJobsからは聞くことのできない名スピーチです。
我々もJobs大学卒業ということで、このスピーチに耳を傾けようではありませんか。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

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おひっこし

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今日2011年9月5日、いよいよデジタル・ナレッジは秋葉原に引っ越しました。
金曜日のうちに準備した荷物を土日に業者さんが運び入れて、
今朝から全社員は秋葉原に出勤、荷解きをしたり仕事をしやすい環境を整えるべくバタバタしてます。

この「クリエイティブOne秋葉原ビル」のうち、弊社が入居するのは地下1F、1F、2F,3F、8F、9F部分になります。

地下1Fと1Fは共用スペースとして会議室やセミナールーム、配信スペースを兼ね備えた場所です。
通称"eラーニング・ラボ秋葉原"と呼称しております。

2F、3Fがオフィススペースで、各事業部はもちろん、管理本部や子会社などが入居してます。

たとえばこんな感じです↓
クリエイティブOne秋葉原ビル-入居

これは3Fのスペースですが、まだダンボールが雑然と並んでおりますが、徐々に片付けていきます。
ご覧の通り天井は打ちっぱなしにしてます。おかげで開放感はあります。

弊社の創業以来、初めてオフィススペースが複数フロアにまたぐので(会議室が別フロアは過去にもありましたが)、フロアの交流をどのように図っていくかが課題なのですが、今のところ、コピー機を2Fのみに設置したり、喫煙所や休憩所を3Fに集約したりして、顔を合わせる機会をできるだけ増やしたりしてます。

ちなみに2F=3Fの移動は下記の階段を利用します↓
クリエイティブOne秋葉原ビル-入居

まだ壁がパネル剥き出しで、ここもまだ工事中だったりしますけどね。


オフィススペースは2F、3Fともにそんな感じなのですが、
社長室は2Fの線路側に設置されました↓
クリエイティブOne秋葉原ビル-社長室

ここ、さっき行ってみたのですが、ブラインドやカーテンがなく、西日がもろに差し込んできて、おまけにクーラーの吹き出し口がないという、灼熱でした。
社長が今後この部屋でじっとしてるとは到底思えません(笑)

社長室の上、3Fが休憩室で、そのベランダが喫煙所です↓
クリエイティブOne秋葉原ビル-入居

ちょうど線路と同じ高さで、目の前を通る京浜東北線や山手線が至近距離から見えます。
鉄ちゃんには堪らない場所かもしれません(笑)

まだ初日で社内はばたついてますし、まだまだ工事も同時並行で進みますが、
一応、本日無事に引越しできました。

この場所を業務をしやすくしていき、かつ、皆様にも最新の学びのスタイルが実感できるよう整備していく所存です。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

 
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株式会社デジタル・ナレッジ
〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4 eラーニング・ラボ秋葉原
代表:03-5846-2131 / Fax:03-5846-2132


How To Get To "eラーニング・ラボ 秋葉原"

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

引越しのXデーは9月3日~4日、実際の業務は5日から開始です。

あと一週間ちょっとで飯田橋から秋葉原に移転するとはまだ信じられない感覚なのですが、この目でビルの工事状況を見てこようというわけで、昨日秋葉原のオフィスに行ってきました。

飯田橋から総武線に乗り秋葉原へ。
秋葉原の立体的に入り組んだホームを下り、中央改札口を出ます。

秋葉原駅

右手にヨドバシが見えます。駅前でいろんなビラを配ってました。
私は貰いませんでしたが、他の街とはちょっと違う「萌え系」のものもあって、「さすが秋葉原・・・」と思った次第(笑)

さて、この通りをまっすぐ線路沿いに進みます。左手に線路が見えます。

ひたすら歩いてください。

まっすぐですよ。

ずーっとです。



すると、蔵前橋通りが見えてきます。

クリエイティブOne秋葉原ビル

ここまでさしかかればすぐです。
デジタル・ナレッジの新オフィス「クリエイティブOne秋葉原ビル」は手前から2番目の茶色いビルです。
(上の写真からもごらんいただけるかと思います)


さて、工事の状況ですが、目下工事中ということで、まだかなり散らかっています。
いろいろ写真を撮ってみたのですが、その中で比較的わかりやすい写真を。

クリエイティブOne秋葉原ビル工事

線路側の入り口から入ると、このようなロビーでお迎えするようになります。
ここは階段、1Fのショールームやセミナールームから2Fのオフィススペースへ続きます。
立体的な空間でちょっと遊び心があって面白いです。

完成した暁には・・・

beatles.jpg

こんな写真を皆で撮ります(笑)
吹き抜けになっているわけじゃないので、構造的に撮れるのか、まだ深く考えてませんけど・・・


正式な地図はこちらです。
デジタル・ナレッジ地図

GoogleMapでもアップしておきましたので、詳細の地図がお入用の際にはそちらもご覧ください。
ちなみに、今回は秋葉原からのご案内でしたが、一番近いのは末広町です。

また、移転にあわせて秋葉原印象のアンケートをFacebookで行っております。
こちらも是非ご意見お寄せください。
(やはり・・・というイメージをお持ちの方が多いようでした 笑)

飯田橋での業務も残すところあと1週間・・・

3月になりました

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

先週末は東京では東京マラソンが開催され、例年のことですが、コースとなる都心の道は車の通行ができなくなります。そういうわけで今週末は車で出かけるのを控えて、三歳の娘を連れて近所を散歩してました。

皇居のほとりを歩いて、東御苑に行きました。娘にははじめての場所で、興奮して広い敷地内を走り回ってました。もう春の気配が漂っており、河津桜が満開でした。

川津桜
東御苑の河津桜

一言で桜といってもいろいろな種類があります。一般には染井吉野が桜の代名詞ですが、ソメイヨシノは江戸末期以降の意外と新参者だったりします。

上の写真の河津桜は、染井吉野より早めに咲きます。一足先に春の雰囲気が楽しめていいものです。この東御苑もそうですが、皇居周辺には山桜やしだれ桜など、染井吉野以外の桜の木もたくさんあって、それぞれの時期でそれぞれの花が咲いているので、なかなか良いですよ。このあたりで桜というと、「千鳥が淵」が有名ですが、これからの季節、ちょっと足を伸ばして皇居周辺にも是非足を運ばれてみてください。

ちなみに沖縄育ちの私は子供の頃、桜というと染井吉野ではなく寒緋桜(カンヒザクラ)でした。1月の終わりぐらいから赤味の強い花をつけます。染井吉野のように風に花びらが舞うということはなく、しっかり花がついていて、落ちるときにはボテッと一気に落ちます。しかも沖縄では、どういうわけか花見を他の地域のようにやる習慣がなく、車で通り過ぎながら眺めるのが常です。

ところ変われば桜も変わります。


さて、今日から3月です。

多くの会社さんは、3月決算なのでお忙しい時期でしょうが、デジタル・ナレッジは11月決算なので、決算期の多忙さはありません。もちろんこの業界の常、3月末リリースというのがいくつかあるので、忙しい時期ではありますが。

3月は第二四半期の初月です。会社の目標や部門、個人の目標も四半期ごとに確認されるので、気分一新、がんばるぞ、という月になります。

この四半期も多くのお客様とご一緒にプロジェクトを進めたり、先にアナウンスさせていただいたような製品のバージョンアップ計画も待ち受けてます。

いい出会い、やりがいのあるプロジェクト、ご担当者様の思いの実現、受講生の喜びの声、

そういったものをたくさん生み出す四半期にしていきたいなと思ってます。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。

eラーニングの歴史をちょっと振り返ってみる

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今日は立春です。暦の上では今日から春が始まるということになってます。
そのせいか、今日の東京地方は冷え込みがすこし緩んで暖かささえ感じます。
一般的にはこの時期は一年で最も冷え込みが激しい季節なんですけどね。

今日が立春ということは、昨日は節分です。そう「鬼は外、福は内」の豆まきの節分です。
我が家でも節分しました。
私が鬼のお面をかぶりオニの役をして、三歳になる娘に豆やチョコレートを投げられました。
「いたいいたい」と逃げる鬼(パパ)、それを笑いながら追いかける子供、という微笑ましい図が展開されてました。
(妻も豆まきしたのですが、なんだか日ごろの鬱憤を投げつけられているような気が・・・)


ごほん。
まあ、細かいことはさておき、子供がいるとこういう季節のイベントをするのでいいですね。

すごくどうでもいいけど、めがねの私がお面をかぶるときに、めがねの上にお面をかぶるか、お面の上にめがねをかけるかで悩みました。結局めがねの上にお面をかぶりましたが、変な所にメガネがあたって痛かったです。


さて、今回はeラーニングの歴史をちょっと振り返りです。

このサイトをごらんの方は多分「eラーニング」という言葉をご存知だと思いますが、今や「eラーニング」という言葉は広く使われていて一般への普及もそこそこしていますし、最近ではテレビコマーシャルに使われるほど認知される言葉になってます。

このeラーニングという言葉、当初よりこういわれていたわけではありません。ここ10年ぐらいの言葉です。

今回は言葉の変遷という側面からeラーニングに至る流れを見てみたいと思います。


  1. CAI ・・・ Computer Aided Instruction / Computer Assisted Instrunction
    コンピュータを用いて行う教育。概念/研究は1950年代~
    コンピュータというツールができたから、これを使って何か学習に役立てられないか? という考えの下にさまざまな試作が行われてきました。単純なテストのドリルシステムからシミュレーション、推論システム、授業のライブラリ化など、さまざまな可能性が試されました。

    ちなみに、私が学生時代属した研究室は、2つの班に分かれていて、片方を「暗号班」もう片方を「CAI班」と言ってました。私は「CAI班」に属しており、当時は力学問題をPC上で解かせて、そこから学習者の弱点を推論し指導する、というシステムを研究しておりました。

    言葉としてはCAIというものは今も残っています。


  2. CBT ・・・ Computer Based Training
    コンピュータを使ったトレーニングという意味だが、狭義の意味ではCD-ROM教材をパソコンで実施(1990年代~)
    インターネットに接続することは前提にしておらず、むしろオフラインで利用。

    当時、マルチメディアを活用したコンテンツ/ツールが各種リリースされました。教育関係のソフトをエデュテーメントとかいう言い方もしてました。

    特にマッキントッシュの世界でこの流れは顕著で、各種タイトルやソフトがリリースされてました。
    個人的には子供向けお絵かきソフト『キッドピクス コンパニオン』とか動く絵本の『おばあちゃんとぼくと』などが印象に残ってます。

    現在でも「オフラインで専用ソフトを使って学習」というニュアンスでCBTという言葉を使うことはあります。

    ちなみに1990年の流行語大賞の新語金賞は「ファジィ」だそうです。


  3. WBT ・・・ Web Based Training
    Webブラウザで学習。今のeラーニングの前身(1995年ごろ~)

    サーバに乗せられたシステムやデータベースを使ってコンテンツやページを表示し、それをクライアントのパソコンのブラウザで学習するという、今のeラーニングの原型です。

    今はほとんどこの言葉は「eラーニング」に置き換わっています。
    たまに官公庁さんなどで見かけるぐらいになりました。

    初期のWBTの企画にAICC(Aviation Industry Computer-Based Training Committee)というのがありました。これはアメリカの航空業界で利用するシステムを統一化して、会社の違いがあっても学習コンテンツ/システムを相互運用できるようにしようという規格です。もともとは1988年ごろ設立され、CBTの規格化を進めてましたが、1998年にWBTとしての規格もリリースされました。これは現在も使われるSCORMの元になったものです。

    ちなみに、似たような言葉に「TBT(Technology Based Training)という言葉がありましたが、こちらはあまり普及しなかったように思います。

    ちなみに、1995年の流行語に「インターネット」が上がってました。そういう時代だったのですね。


  4. eラーニング
    1990年代後半~ (eラーニング元年:2000年といわれていた)

    前記のWBTとほぼ同じ意味ですが、言葉を差し替えただけという印象が少なくとも私にはあります。
    IBMが「eビジネス」という言葉を1990年代後半に提唱して以降、"e"を頭につけた言葉は大流行しました。その流れでWBTもeラーニングという言葉になったのでしょう。

    この変遷、単に言葉が変わったというだけでなく、今まで特殊で専門的だったものから、一般の人が広く触れメリットを享受できるようになった、ということは評価に値すると思います。

    ちなみにeラーニング元年として2000年を挙げることが多いです。
    たしかにこの頃から徐々にeラーニングという言葉や概念が広まっていった感じがします。

    ちなみに2000年の流行語大賞は「IT革命」だそうです。なるほど。



駆け足で振り返ってみました。

いま広まっている"eラーニング"という言葉は、たかだか10年ぐらいの言葉なんですね。
eラーニングに至るまで、さまざまな変遷がありました。

デジタル・ナレッジは1995年に設立以来、一貫して教育関係のシステムを開発してきておりますが、この流れを肌身で感じております。

まだこういう学びのスタイルが普及しない頃からコツコツ積み上げて今に至っておりますが、振り返ってみると、いろいろな思い出が走馬灯のようによみがえってきます。

といって、過去に浸るわけにもいきません。

次の一手、eラーニングの次にくるものを「教育IT」という観点から考えていきたいと思ってます。



フリージャズの開祖のひとり、オーネット・コールマンは、アルバムに"The Shape of Jazz to Come"(ジャズ来るべきもの)というタイトルをつけて世に問いました。

アルバムの出来はともかく(私の好みではないというだけなのですが・・・)、タイトルといい内容といい、なかなか刺激的で、ひとつのブレークスルーになったもので、その後のジャズのあり方に影響を与えたものでした。

ときとしてこういうエポックメーキングな出来事って、どの世界にもあるものですね。
eラーニングもそろそろ"The Shape of e-Learning to Come"を作っていく必要がありそうですね・・・

スタイラスをいろいろ試してみた

皆さん、こんにちは。ヒゲです。
もう8月も本日入れても残すところ2日間、きっと世の中の小学生たちは、夏休みの間にたまったツケ=夏休みの宿題の残りを、冷や汗かきながらこなしていることでしょう。

え? 計画を立てて進めていたので問題なし? 今は夏休みの宿題そのものがない? 

失礼しましたー

私の場合、テキストものは7月のうちに終わらせるのですが、自由研究や習字など、そして日記が残りがちでした・・・ カレンダーとにらめっこして「えーと、8月2日の天気は・・・ なにやったっけ?」と無いメモリーを無理やり引きずり出したりしたものです(半分以上はでっちあげたような気もしますが)。墨汁を31日に学校近くの文房具屋さんに買いに行った覚えもあります・・・


さて、今回はiPadなどのタブレットに使用するスタイラスのお話です。

弊社ではiPadを活用した学びのスタイルをいくつか提唱しております。
ePub形式のコンテンツとeラーニングを融合させたり、専用アプリを組んでみたりと、アプローチはさまざまですが、一定のご評価をいただいております。

今回はそんなアプリ側の話ではなく、入力方法の話です。

たとえば「電子教科書」や「デジタル教科書」と言われたときに、皆さんが真っ先に思い描くのは、教科書が電子化されて配布されている姿だと思います。
もうちょっと考えてみると、教科書に書き込みたくなります。重要な箇所をマーカーで線を引いたり、余白にメモを取ったり、(これは決して推奨しているわけではありませんが)歴史上の偉人の写真の上にヒゲを描いたり・・・ 

iPadでこういうことをしようとすると、指で書くことになります。
でも、指で文字ってなかなか書きづらいですよね。教室で皆で指でつんつんするのもちょっとどうかなというのはあります。

そこで登場するのがスタイラス=ペン状のもので画面に書込むデバイスです。

iPad用もいくつか登場しているので、秋葉原で買ってきました。
お店は「モバイルプラザ」さんです。PDA時代からこの手の製品を扱ってきた、この世界では老舗のショップとのことです(秋葉原に詳しい人情報)
ついでに、この会社さんのトップページにPalm時代の写真が載っているのは、ちょっとすごいなと(笑)


買って来たのは下記3つ。このお店のオンラインショップもあるので、そちらもご確認ください。
スタイラス
一番手前のが一番大ぶりで、先がプラスチックの「みみかき」みたいになっているタイプのものです。
真ん中と奥は先端に導電スポンジがついたタイプです。

ちなみに、奥のタイプは引き出して利用します。こんな感じです↓
スタイラス

キャップの後ろについている妙な突起みたいなものは、iPadのイヤフォンジャックに刺します。
こうすると無くならず、持ち運びに便利というわけです。


イヤフォンで音楽聴くので、ジャックがつかえないというつっこみはあえて置いておきます(笑)


さて、この3種類を試してみました。

ペンの太さの問題はあるにせよ、今回購入したものにはペン先の形状と方式で通電スポンジ型へら型(勝手に命名)の2種類があります。

まずへら型。耳かきの後ろのような部分を画面に押し付けて書きます。このある程度定められた角度で曲げて描かなければなりませんが、慣れの問題は大きいでしょうが、私の場合はそんなに違和感なく描けました。ただペン先の角度の自由度がないので、そこに引っかかる人はいるかと思います。。ペン先が画面を滑る感じもまあまあ良好です。

問題を挙げるとすると、さきほど述べた角度が固定されていてこの角度で持たないとうまく描けないという問題がありますが、もうひとつは、耐久性でしょうか。

長時間使いこなしてないので、どのくらい強度があるのかわかりませんが、耳かき状の部分が根元から曲がってしまって画面を押し出す圧が足りなくなったりしそうな感じがします。いや、単なる直感なので、長時間使ってみないとどうかはわかりませんが、少なくとも従来のペン先がプラスチック状の棒みたいになっているスタイラスと比べちゃうと耐久性が劣るような感じがします。

スタイラス



次に、通電スポンジ型ですが、このタイプがおそらくポピュラーな方式のように思います。他のサイトで調べても同じ形式のスタイラスがたくさんヒットします。

ただ、これは大きく2つの問題がありました。

まず1つめ。我々が購入した2機種とも、垂直じゃないと描けません。下の写真を見ていただければわかりますが、画面に垂直に立てて描かないとだめです。すこし傾けて書こうとするとまったく認識せず書くことができませんでした。

2つめ。スポンジなので摩擦が多く、「すべるような滑らかさ」というのはありません。ちょっとひっかかって描く感じです。さらに、液晶保護シールの特性によっては、表面がざらざらしているものもあるものもあって、指で触るぶんには問題ないのですが、スポンジだと摩擦が強まります。さらにスポンジが削られたような痕が画面に残るのもとても気になります。

この問題は、液晶保護シールの選定次第によっては相性のいいシールがあって、それを使うと解消するのかもしれませんが、少なくとも我々の持っているiPadと保護シールではつっかかり感と描画軌跡が残ったと報告しておきます。


スタイラス



いずれの方式も問題は残りますが、しいて言うなら「へら型」のほうが使い勝手がいいように思います。直角で描くのは思った以上に難しいし、削れるのもいやなので、消去式で決めたということにはなりますが・・ もし他にもいいスタイラスがあれば教えてください。

かつて万年筆でお馴染みのモンブランがPDA用スタイラス(タッチペン)を出していたことがありましたが、ひょっとすると、先々、筆記用具メーカーが書き味も認識度も使い勝手も抜群のスタイラスを販売してくれるかもしれませんね。


ところで、iPadにスタイラスで文字入力するときの一番大きな問題点は、ペンを持つ手が画面に触れてはならないという点です。鉛筆やペンを握って文字を書くときに手の甲を紙につけて描きますよね。あれができないんです。手が画面に触れちゃうと、そっちが認識されてうまく描けません。そういうわけで習字みたいに空中でペンを持つ感じになっちゃいます。それが一番紙とペンとは違うところです。

もしかしたら電子教科書にふさわしい機材は指でタッチするiPadのようなものではなく、専用のスタイラスで書き込む機材かもしれないなと思いました。

All About Profileに掲載されました

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

旧オフィス時代にも存在したのですが、新オフィスにもカップ式の自販機があります。
新オフィスに移転して内容がバージョンアップして、日々スタッフの労をねぎらってくれています。

その自販機、今朝からちょっとおかしいんです。

まるめ.jpg


さてと、コーヒーでも飲もうかな。
ダイエット中なんで、お砂糖控えめで、っと。
猫舌だからぬるめに設定しよっと。
え~と、ぬるめのボタンをポチッとなっと。。。
ん? まるめ???

まるめ???

誰かがいたずらしたようです。



さて、今号は、eラーニングとはあまり関係のない、というか、すごくフランクな書き込みなのですが、
先ほどリニューアルされたAll AboutさんのサイトのProfileというサービスに私ことヒゲが掲載されました。


ヒゲってどんな奴だろう? とお思いになる方はご確認ください。

こちらのAll About Profileのサイトも利用して今後も情報発信できればと思っております。

ところで、写真を掲載するというので弊社の広報担当の人に写真を撮ってもらったのですが、
実際に掲載された写真を見て私から「もっとかっこいいの載せてよー」と懇願すると

「これで精一杯です」

と返されました。

・・・

頑張ります。

お客様からのお言葉

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

春は名のみの 風の寒さや

と早春賦で歌われてますが、ここ最近は暖かい日が続いてますね。

先週の土曜日に早起きして、鎌倉の長谷寺に行って来ました。
大仏さんのすぐそばにあるお寺で海が見下ろせる気持ちいいお寺なんですが、
ここはお庭と花もとても綺麗です。

ちょうどカンヒザクラが見ごろを迎えてました。
ソメイヨシノとは趣が違いますが、これはこれで綺麗ですね。

長谷寺の桜


ところで、今日は通勤途中に外濠の桜を眺めていると、もう随分と蕾が膨らんでいました。
桜の蕾
東京のソメイヨシノの開花直前。
もうすぐ春ですね。




さて、今日は趣向を変えまして、社内スタッフに送った部内報(ぷらぷら通信)を
一部加工してお送りします。

お客様からのありがたいお言葉をフィーチャーしたものです。

-----------

上司や同僚からの褒め言葉より、実際に利用いただいているお客さんのお言葉のほうが、
有り難いし、嬉しく感じるものです。

僕自身そういう経験はあるし、苦しく大変だったプロジェクトでも最後にお客さんから

「よくやってくれましたね!」
「素晴らしいものをありがとう!」

とおっしゃって頂ければそれはもう涙ものですし、今までの苦労や努力も吹き飛ぶってものです。
とても嬉しく有り難く思います。

先日もそういうシーンに出会いました。

●●君が頑張って構築してくれて
お客さんや代理店さんとも積極的に調整してもらったシステムが先週実戦配備されました。

結果、大成功!

お客さんの満足度もとても高く、授業の後に
ご担当の方より、心温まるお気遣いと感謝のメールをいただきました。

これ、かなり嬉しかったです。
ごく控えめにいって、すごく嬉しかった。


我々は、
何のために仕事をしているのでしょう? 
誰のために仕事をしているのでしょう?


もちろんお金を稼いだり自己実現というのは大きな位置を占めるでしょうが
それだけでは片付けられない想い、
たとえば、「誰かに喜んでもらいたい」とか「世の中を良くしたい」とか
そういう青臭いけどストレートな感情って、とっても大事な気がするのです。



デジタル・ナレッジのコンセプトは「学びの架け橋」ですよね。

左の人から右の人へ、右の人から左の人へ、
成長や感動や喜びが我々の架け橋を伝って一人でも多くの人に伝わると
それはとっても素晴らしい世界だと思います。



こういう「お客様の喜び」に触れると思い出すことがあります。
はが社長がDKを設立した理由。

はが社長はDKを設立するまでは富士電機という会社に勤めていて
制御系のシステムなどを開発していたらしいのですが、
納品しても喜びが少ないことに気づいちゃったらしいのです。

もちろんダムの制御だのコンビナートの制御だのといった仕事は
社会の役に立っている大事な仕事だと思いますが
「自分の仕事が役に立っているな!」という実感に乏しく、

「直接お客さんの喜びが感じられる仕事がしたい!!」

と思ったのが設立の一つの理由だと聞いてます。

この想い、大事にしたいですよね。

-----------


今回はいいお言葉を頂きましたが、
その逆を頂くケースだってあります。

その際にも、お客様のお言葉を胸に刻み、反省し、原点に立ち戻り、
真摯に対応したいと思っております。

Bye Bye 千代田区飯田橋

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

さて、2003年3月にここ千代田区飯田橋に引っ越して早7年。
最初は1フロアだったのが、人数が増えてフロアを増床し、今に至っております。
このままでは机の置き場が無い、ということでいよいよ引越しです。

このオフィスでの業務は本日が最終日。
まだ実感はないものの、いよいよ今日でこのオフィスともお別れです。

2003年に今のオフィスに移転して早7年。「喜びも悲しみも幾年月」です。

♪おいらeラーニングのー 燈台守はー 
 仲間と大勢でー 沖行く顧客のー 
 無事を祈って 灯をてらす 灯ーをてらす (古っ)


というわけで、ただいま皆でばたばた準備中です。

では最終日の模様を写真でご紹介します。

写真0.jpg
お世話になったパール飯田橋ビル。このビルに来ることは明日以降ないんでしょうね。
7年間お世話になりました。

写真9.jpg
パール飯田橋ビルの4Fと8Fにデジタル・ナレッジはオフィスを構えておりました。
当初は4Fのみで、4Fに会議室と業務スペースが切られてましたが、人数が増えたことにより、
8Fを増床し、4Fを会議室などのお客様専用スペース、8Fを業務スペースとしておりました。

さて、引越しの準備です。

写真10.jpg
ただいま4F研修ルームが荷物置き場になっております。
各人のものや共用スペースのものをダンボールに詰めて積み上げてます。
業者さんが運んでくれますが、詰めたり出したりするのはもちろんスタッフの仕事です。
皆がんばれー

写真11.jpg
我らがプラットフォーム事業部の当オフィスでのラストショット。
昨日の時点である程度片付けは済んだので、今日はさほどばたばたしなくても大丈夫です。
でもまあ細々と引越し作業が残っているので、今はこの写真とは違ってバッタバタですわ。

写真3.jpg
普段はお見せできないほど散らかっている私の机もごらんのとおり綺麗になりました。
「ずっとこういう感じに綺麗に使うぞ!」と毎回思うのですが、うまくいくかどうか・・・
(がんばります)


写真6.jpg
他の事業部も引越し作業が進んでます。
これは管理本部のスペース。
書類が多いので大変そうです。


写真4.jpg
さて疲れてきたので外で一服・・・ 灰皿だらけです。
※私は今はシガレットは吸わないので使ってませんが・・・
8Fは最上階なので、非常階段から空が見上げられます。




写真8.jpg
デジタル・ナレッジ4Fの受付。
これまで数多くの方にご来社いただきました。
この7年間でお知り合いになった全ての方に感謝します。
どうもありがとうございました。

eラーニングの燈台守ことデジタル・ナレッジは、
新しいオフィスに移転して、今以上に誠意を持って、プロ意識を持って、
皆様と共に成長してまいる所存です。

これまで知り合った方、そしてこれから知り合うであろう皆様、
新オフィスにてお待ちしております!!

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