八洲学園大学には家庭教育課程がある。子どもと向き合い、子どもを理解し、子どもに何を学ばせるかを学ぶ課程である。当然、学生さんには子どもを持つ方が多い。子どもを育てながら勉強している。実に大変だ。頭が下がる。八洲学園大学に限らず通信制の大学は通信教育というイメージとはかけ離れて、結構というか実に大変である。レポートに追われるだけでなく、スクーリングもある。それだけの勉強時間をどうやって工面しているのだろう。そこで気になることが出てきた。勉強の時間を作るために、子どもと接する時間が削られてはいないだろうか。勉強のために子どもが犠牲になっていないだろうか。子どものために勉強しているはずなのに、子どもが犠牲になっていたのでは本末転倒だ。八洲学園大学は4年で卒業することは前提とせず、ゆっくり学習していただけるように授業料はその期に申し込んだ単位分だけ支払う形になっている。無理のない学習計画でお子様との時間は大切にしていただきたい。そういえば、我が家でも、子どもに、私が通っている大学院が今年で卒業ということを伝えたら、「じゃー、早く帰ってくる?」とうれしそうに聞いてきた。
2005年2月アーカイブ
「専門学校の在り方を検討している文部科学省の有識者会議は25日、自宅でインターネットを利用して授業を聴講した場合も単位として認めるよう提言する中間報告案をまとめた」という報道があった。答申を待たずとも、大学ですでにeラーニングが認められていることから、諮問があった段階で認められるであろうことは、想像に難くなかったので、この答申は当然といえるかも知れない。問題は、実際のどれくらいの専門学校がeラーニングを導入するかだ。eラーニングにはそれなりのコスト、技術と時間が必要となる。八洲学園大学が導入したシステムは初期費用も少なく、技術も要求されないので、専門学校での導入にも向いているだろう。現在、大学からの問い合わせや見学はかなりの数になっているが、今後は専門学校関係者の見学が増えるだろう。
ちなみに、この「有識者会議」の議長は八洲学園大学の山本教授である。
どこの家でも多くのリモコンを使い分けるので悩んでいるのではないだろうか。我が家では、テレビを見るのにも4つのリモコンが必要だ。TV本体、CATV、PSX(HDDレコーダー)、アンプ(5.1ch)の4つだ。通常はPSX経由でTVを見ており、PSXとTV本体は同じソニーなので1つのリモコンで操作できるが、ボリュームを変えるのにアンプ用のリモコンが必要となる。以前は、俗に言う学習機能付きのリモコンを買ってきて1つリモコンで操作できるようにしたが、PSXを買ってからは、それでも追いつかなくなった。そんなとき、おもしろいリモコンを見つけた。学習機能はもちろん、マクロ機能があるので、1つのキーを押すだけで同時にいくつもの機器を操作できる。つまり、1回ボタンを押すだけでいくつもの電源を入れたり切ったりできる。ここまでなら、すでにいくつかの製品が売られているが、このリモコンはUSB経由でパソコンと接続し、リモコンのデータを編集できる。面倒なリモコンへの学習がパソコンでできるというわけだ。といっても、まだまだ大変なのには変わりなく、まだ少ししか登録できていないのだが。また、リモコン自体がチープで、操作感がイマイチなのが残念だ。
ちなみにスギヤマエレクトロンというまったく聞いたことのないメーカーの製品である。
学生さんの福利厚生のアウトソーシングを試行することになった。これで、企業が導入しているのと同じ仕組みが八洲学園大学の学生さんも利用できるようになる。ただし、まず3ヶ月ほど学生さんの利用状況を見ようということになった。ホテル、ジムなどのスポーツ施設、カルチャー教室などが割引料金で利用でるほか、旅行の手配やライフケアなどのサービスが受けられる。すべてネットでの申し込みとなるため、コストを抑えることができるとはいえ、月々の費用は発生する。学生さんにその利便を納得してもらえれば、費用を頂くこともできるだろうが、とりあえず試行期間は大学の負担だ。しかし、まずはやってみようということで、6月のスタート目指して準備が始まった。
八洲学園高校は大阪府認可の高校なので、大阪府の担当部署から毎日のように不審者情報が寄せられる。例えば、ここ3日だけでも、
21日午前9時10分頃、箕面市内で、生徒が登校途中で、若い男からすれ違いざまに痴漢に遭うという事件が発生。男は、年齢20歳前後、身長168~170cmで茶髪、上下とも黒い服。現在、警察が調査中です。
22日午前8時25分頃、大阪市浪速区内で、「浪速区JR芦原橋駅から難波中学校近辺でナイフを手に持った男が自転車でうろうろしている」との情報が寄せられた。男の詳細不明、赤いジャンパーを着用。
22日、大阪府教育委員会あてに脅迫状が送付されました。内容は、大阪府内の小学校を襲撃して児童・教職員に危害を加えるというもので、さらに、学校への侵入だけではなく、登下校時にも襲撃すると書かれています。現在、警察が犯人の特定に向けて調査中ですが、万一の事態に備えて、学校への不審者に備えると同時に、登下校時の安全確保にも万全を期すようにお願いします。
23日午前7時30分頃、大阪市淀川区内で、生徒が登校中にタクシーの運転手に「車に乗らないか」と声をかけられる事件が発生。生徒は逃げて無事。
新聞などで報道されているのはほんの一部で、実際には毎日いくつもの事件が発生している。どのような対応が有効かは悩ましいが、少なくとも生徒さんに注意を喚起し、職員が生徒さんの安全に目を配ることはすぐにでもできる。しかし、学校が世間との門を閉ざして良いかどうか。これは八洲学園だけの問題ではなく、すべての学校共通の問題だが、地域が子どもを守るという意識を持つことが必要なのだろう。このまずい状況を逆手にとって、地域の連帯が強くなればよいのだが。
来年度の図書館の業務委託について打ち合わせをした。その中で学生さんからの要望として、「開架式の方が便利なのだが」というのがあった。大学へ足を運ぶことができる方にすれば、開架式の方が便利だろうし、最近の図書館の大半が開架式だろう。しかし、八洲学園大学はeラーニングの大学で学生さんは全国、いや世界中から入学されている。神奈川在住の方は2割にも満たない。東京、千葉、埼玉を足しても半数にも達しない。入学者の半数が1都3県の方というのは当初の予想に近い数字だが、近隣の方でも、ネットで受講できるとなるとなかなか来てもらえないというが現実だった。女性は、わざわざ化粧して服を選んでとなると大変らしい。そんなわけで、図書館も来館して本を選ぶより、ネットで検索して貸し出しをしたり、ネットで情報を提供したりというのが主な業務となる。そのため閉架式にしないと、ネット上の蔵書と実際の蔵書が一致しないという問題が出てきてしまう。また、開架式にすることで、管理が煩雑になり、司書が来館者の応対に手をとられ、ネットでの貸し出しがスムーズにできないという問題も発生する。そのような理由で閉架式を選択した。その分、各地の図書館と提携し、学生さんの自宅や勤務先の近くで必要な本が借りれるようにしていく必要がある。目下、その作業の真っ最中である。
どこの企業や学校でもやっていることだが、八洲学園でも備品管理のために、取得した備品には管理番号をシールに印字して貼っている。そのシールが貼られている備品を移動や処分する場合は、学園本部に報告する必要がある。そのためだけに多くの備品にシールを貼る手間はもったいない。そこで、八洲学園の備品シールには少し工夫がしてある。大したことでもないが、取得価格も印字してある。その備品の値段が分かることで、少しは大切に使ってもらおうという工夫である。もっとも、この手のシールはあまり目立たない場所に貼るので、どれほど効果があるかは少し疑問ではあるが。
2泊3日の研修も今日で終わり。朝から温泉に入り、のんびりしている。食堂でテレビを見ながら雑談といったところだ。ちょうど「ライブドア」の堀江さんを取り上げた番組をやっている。どうも最近は堀江さんへの風当たりが強くなっている。応援したい気持ちもあるが、目的の達成のためには少しは自分のスタイルを変えても良いように思う。いくら信念に基づいて正しいと思うことを真正面から行っても、必ずしも世間の賛同を得られるとは限らない。世間に迎合する必要もないが、多少の妥協は必要だろう。そのバランスが重要ではないだろうか。それ以上に、不思議なのは「ライブドア」の本業は何かだ。本業というか、企業の社会的使命に筋が通っていないと、力が分散してしまうのではないだろうか。もうひとつ不思議なのが、これだけマスコミに露出していてちゃんと社長の仕事ができているのだろうか。そのあたりを心配している人が多いから株価も下がっていると思うのだが。かねてから株主重視の姿勢を表明しているのだから、今回の株価の急落は今回の一連の動きに株主が「ノー」と言っているとは考えないのだろうか。それとも、何か別の目的や秘策でもあるのだろうか?
全国専門学校各種学校総連合会青年懇話会(長いので青年懇話会)の総会&研修で箱根に来ている。場所はこの青年懇話会の会長校である東京製菓学校の箱根セミナーハウス。セミナーハウスといってもかなり立派。箱根なので当然、温泉それも露天風呂まである。今日は(日付で言えば昨日か)、夕方前に到着して、ゆっくりお風呂に入って、夕食をはさんで延々と専門学校談義である。大学を設置したり、これから設置を考えている学校もあることから、大学論議も盛り上がった。私が寝たのは夜の2時を回っていたが、まだまだ盛り上がっていたようだ。気がつくと外は雪。天気予報でも雪とは言っていたが、すでに10センチは積もっているだろう。まったく無用心にノーマルタイヤでチェーンも持たずに来たが、帰るまでに雪はなくなるだろうか。
ある雑誌に平成18年に愛知県にできる海陽学園高校の広告が載っていた。トヨタ、中部電力、JR東海など中部の財界が作る全寮制の男子高校だ。モデルはイギリスのパブリックスクールと思われる。パブリックスクールと言っても公立学校という意味ではない。私立全寮制の男子校(最近では女子の受け入れをしている学校もあるらしいが)で、エリートの養成を行っている。ハロー校とイートン校なら名前を聞いたことのある方も多いのではないだろうか。どの大学を卒業したというより、どのパブリックスクールのどのハウス(寮)を出たかを誇りにするくらいその地位は高い。世界中の将来のリーダーも数多く学んでいる。そこで同じ釜の飯を食べることが、イギリスを今なお世界のリーダーにとどめていると言っても過言ではないだろう。ハウスには先生も一緒に暮らしている。24時間を通して教育をしているわけだ。しかし、勉強ばかりでなくスポーツにかなり力を入れている。若い男の子のエネルギーはスポーツを通して発散する必要があるのは理解できる。通常は見学はさせてくれないらしいが、以前ハロー校を視察する機会があった。そのときに、このような学校は日本にも必要だと強く感じた記憶がある。何百年もの歴史あるパブリックスクールに追いつくのは難しいかも知れないが、海陽学園には期待はしたい。ぜひ、広くアジア各国から将来リーダーとなる人材を集めて欲しいものだ。
今朝いつものようにテレビを見ていたらBLOGの紹介をしていた。朝のワイドショーで紹介するくらいだからBLOGも一般化したということだろう。通常、テレビで紹介するのは珍しいからではなく、当たり前になったからである。情報番組といいながら、実は最新情報ではなく、多くの視聴者が知っていることを取り上げる。テレビで取り上げられたらブームも終わり、といわれるくらいである。ブームの始めは専門紙が取り上げ、次に週刊誌、新聞、最後がテレビである。つまり、積極的に情報を手に入れようとする読者が多い媒体はブームの初動を捉えて報道するが、受動的に読まれたり見られる媒体は、自分が知っていることが報道されることで、読者や視聴者に安心感を与えるわけだ。テレビの情報番組で自分が知らないことばかりが放送されると、自分は時代に取り残されているのではと心配になり、見るのが疲れるだろう。だからテレビではほどよい最新情報を取り上げるわけだ。そのテレビが取り上げたとなると、BLOGは一部の人のものから、全インターネットユーザーしいてはすべての国民が身近な存在と感じるレベルまで普及したと言うことだろう。だからというわけでもないが、今日の教授会でも積極的に各教員がBLOGを活用しようということになった。そこでさっそく学長のBLOGが正式に公開された。このBLOGともどもよろしくお願いします。
高橋進の大学便りはこちら
沖縄の八洲学園国際高校への出張から今帰ってきたところだ。八洲学園国際高校にも当然ネット環境は整っているので、BLOGの更新ができないわけではなかったが、その元気が残っていなかった。今回の出張の目的は、職員全員からのヒアリングだった。スクーリングの最中なので、手の空いている順に一人ずつ、最近の状況を聞いていった。結局、昨日は夜の12時過ぎまでかかり、今日も午前中いっぱいヒアリングでつぶれた。合間にメールチェックをするのが精一杯だった。これまで大学開学に手をとられ、八洲学園国際高校をあまり見てこなかった自分が悪いのだが、1度のヒアリングで空白の2年を取り戻そうというは無理があったということだろう。大学の方も順調に推移しているので、これからは、まめに沖縄へ出張することになりそうだ。
どうも腰が痛い。思い当たるのは金曜日にしたボーリング。ボーリングが腰に来るとは思っていなかったが、そうでもないようだ。たった2ゲームだが、日ごろの運動不足がたたったようだ。せっかく学割で安く遊べたと思ったのに、その後のマッサージ代が高くついた。もっとも、腰が痛くても痛くなくてもマッサージはよく行く。1日のほとんどをパソコンに向かっているとかなり肩が凝る。なので月に2、3回はマッサージに行っているかも知れない。本当は、運動するのがいいらしいが、運動らしい運動は散歩くらいだ。ジムにでも行った方がいいのだろうか。
国立天文台からおもしろソフトが公開されている。マニュアルの言葉を借りると「天文学の様々な観測データや理論的モデルを使って、地球から宇宙の大規模構造までの非常に幅広い空間スケールを自由に移動して、宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができ」るというふれこみのソフトだ。簡単に言えばプラネタリウムソフトと思えばいい。指定した時間、方向、角度の夜空が再現できるだけでなく、宇宙のすきば場所にも行ける。しかも、複数PCにも対応している。さすがにかなりPCに負荷をかけるので、普段使っているノートPCでは動きがぎこちない。星や星座の名前を表示することもできるので、都会で星が見えない方にお勧めかも。

こんな星空を見ることができる。
昨日、「メモにまとめないと頭に入らないタイプか、口頭で報告する方が理解しやすいタイプなのか」という話を書いたが、メモにまとめるにしても「文章」「箇条書き」「図」「数字」のタイプに分かれるような気がする。「文章」と「箇条書き」は同じ分類かも知れないが、「図」「数字」とは明確に分類できるのではないだろうか。自分はどちらかと言うと「数字」派だが、「文章」も好きだ。しかし「図」は好きになれない。特にグラフやフローチャートはかえって理解を難しくする。特にグラフは作成者の意思が入り込むため、客観的な分析ができない。その点数字は正直だ。もっとも、グラフでも理解を助けるのもあるが、まず、そのグラフの作り方が恣意的でないかを見極める必要があるので、素データも一緒に提示されないと信用できない。また、チャートも作成者の意思が大きく反映されるのではないだろうか。ある文書をチャートにする、そのチャートを文章化する、という作業を繰り返していくと、まったく別のものになるだろう。だからこそ法律は文章で書かれているのかも知れない。しかし、世の中には文書より図の方が理解しやすいという人が、おそらく半分はいるのだろう。文書派と図派がうまくコミュニケーションするにはどうすれば良いのだろう。音派、感覚派、味覚派という方もいるだろう。多様な人がいるからおもしろいのだろうが、難しい。
ANAの機内誌におもしろいコラムが載っていた。海外のビジネススクールには「マネジング・ユア・ボス」という授業があるらしい。上司とうまくやっていくためのノウハウだ。なぜ、上司がそのような指示を出したか、上司は何を目標にしているか、どのようなプレッシャーにさらされているか、などを理解しなければならないとか。また、メモにまとめないと頭に入らないタイプか、口頭で報告する方が理解しやすいタイプなのかを理解して報告をするのが良いなど。なかなか興味深い。ちなみに私は完全に前者である。口頭での報告はぜんぜん頭に入らないし、すぐに忘れてしまう。たとえ、目の前にいてもメールでの報告を求めてしまう。
それにしても、今日のサッカーは心臓に悪い。
まもなく開学するビジネスブレークスルー大学院に詳しい話を聞きに行った。この大学院の職員(株式会社立なので社員か?)の方と知り合いなので、一度見学を兼ねてお邪魔したいと打診していた。今日は、ちょうど都内へ出かける用があったので、訪問した。以前、この大学院から八洲学園大学の見学に来られたこともある。そのときは認可前だったので、まだ詳しい内容は聞けなかった。しかし、そのときの印象では、まじめに教育を考えているように感じた。今日、改めて話を聞いて、株式会社立だからという営利追求の印象はまったくなかった。もともと学校法人立で作りたかったとも言っていた。ただ、学校法人の作り方がわからなかったので、同じ千代田区内で特区で大学を作ったLECやデジハリさんを参考にしたというのが実情らしい。社長で学長である大前さんも7科目担当するということからも分かるように、かなり思い入れが強いらしい。よくも悪くも大前さんの大学院ということだろう。しかし、大学院はこのあともずっと存続することを前提としている。大前さんの後を継ぐ人は大変かも知れない。
大学でも新たなアウトソーシングの可能性を探っている。すでにeラーニングを中心にかなりアウトソースしているが、今回は学生サービスのアウトソースを検討している。八洲学園大学は通信制のみを設置している大学なので、セミナーハウス、購買部や生協といった学生サービスがない。大学に通学する学生さんが少ないので、このようなサービスへの要望は聞かないが、通信制だからなくてもいいのだろうか。しかし、セミナーハウスを大学の近くに持ったとしても使える人は限られる。かといって全国に持つことはできない。そこでアウトソースの考え方が出てきたわけだ。このようなサービスをアウトソースで実現することはすぐにでもできる。問題はコストだ。どのサービスを提供することがニーズに合致するか、その費用はいくらが妥当か、その費用の負担は誰がすべきか。検討すべき項目はいっぱいありそうだ。、
桜美林大学院のとある科目の合宿があった。この科目担当の先生の本職は総合研究大学院大学の先生なので、この大学院で行われた。この大学院はユニークで、学生は普段は国立天文台や国立民俗学博物館などの研究施設で研究している。そのため、この大学院の本部には少しの学生しかいない。しかし、各地の研究所にいる学生が本部に来た際に宿泊できるようにと、立派な宿泊施設も持っているのだ。本部は湘南国際村という葉山の山の上にあるため、周りにホテルなどはなく、宿泊施設は必要なのだろう。ちょっとしたビジネスホテル並の立派な施設だ。大学院の施設も立派で、普段あまり使われていないことを考えると、もったいない。そもそもこの大学院は収入の1割ほどしか学生の納付金はなく、残りは税金で運営されている。日本の先端研究を行っている大学院だが、そもそも、各地の研究所で研究している人に学位を出すために作ったような大学院なので、税金の使い方としてどうかとは思う。しかし、その税金の少しを今回は利用させてもらったことになる。
土日の1泊2日の合宿だったが、土曜は仕事があったので、遅れて夕方から参加した。合宿といっても、すでにすべての授業は終わっているので、あくまでも任意の参加で、どちらかというと懇親の意味が大きい。しかし、熱心な人ばかりが参加しているので、土曜は朝の4時まで議論が尽きなかった。さすがに、眠かった。それなのに日曜も朝からちゃんと2時間も議論した。かなり有意義な議論をしたはずだが、眠いのであまり覚えていないのが残念だ。ちゃんとメモは取っておかないと。
八洲学園大学の中には託児所がある。通学される学生さんのお子さんを預かるためだが、一般の方も利用できる。私の部屋はその託児所の隣にある。隣と言っても、私の部屋に入るには一瞬、託児所を通ることになるので、正確には託児所の中にあるとも言える。そんな場所にあるので、元気な子どもの泣き声や歌う声が聞こえてくる。もう慣れたのでぜんぜん気にならない。それより何も聞こえてこないと寂しいくらいだ。徐々に利用者も増えてきたので、最近は毎日、元気な声を聞くことができる。しかし、始めて私の部屋に来られる方は、一応に託児所があるのを不思議に思うようだ。大学に託児所があるのは珍しいのだろうか。生涯学習学部のある大学なら託児所は必須の施設だと思っているのだが。
テレビと新聞の取材が相次いだ。まず、日本テレビの「世界一受けたい授業(土曜19:57~20:54)」の2月5日放送分の中でライブドアの堀江社長の近未来のお話「家でインターネットの受講が可能になる」との話に対して「実はあるんですよ」というシーンに使いたいということで、八洲学園大学のeラーニングの授業風景を撮影に来られた。バラエティ番組なので、大学名は出ないので番組を見てもどこのことかは分からないらしい。ちょっと残念だが、eラーニングの普及には役立つか。放送は20:00~20:20までの「1時限目」の予定ということだった。
続いて産経新聞さんが家庭教育の大学ということで取材に来られた。1年経過しての実績や学生さんの感想などの取材だ。こちらは、正面から家庭教育を取り上げるので、家庭教育の普及には役立つだろう。関東では産経新聞のシェアは低いが、関西では結構購読者の多い新聞で主婦層の支持を得ているので、期待できるかも知れない。来週には日経新聞さんの取材がある予定だ。
先日買ったPSXは中身はPS2。ということはPS2用のソフトはすべて動く。そこで、カラオケを買ってきた。ちゃんとネット対応で、いわゆる通信カラオケになる。さすがに背景は単純なCGで「出演:本人」なんてことにはならないが、最新曲がすぐに歌える。もっとも毎月1000円はちょっと高いが、カラオケに行ったり、その都度PS2用のカラオケソフトを何千円も出して買うことを思えば安いかも知れない。我家の遅いブロードバンド(1Mbps程度か)でも1曲のダウンロードに10秒はかからなかった。
八洲学園大学にはeラーニングシステム安定化ワーキンググループという会議がある。eラーニングシステムの問題点を話し合って、システムの安定を図ろうというわけだ。今日は、先日行った学生さんへのアンケート結果の分析を行った。そのアンケートによると、なんらかのトラブルを経験している学生さんが3割にも達している。アンケート対象期間に大学側のシステムに特に障害はなかったので、データセンターと学生さんの自宅の回線か学生さんのPCが原因である可能性が高いが、現段階では、原因の特定には至っていない。さらに詳しい分析を続けることになった。システムに問題がないとしても、ライブ配信用のクライアントプログラム(ActiveX)を軽くする、配信に必要は帯域を少なくする工夫は可能だ。また、クライアントのOSやインストール済みアプリケーションとの相性の問題も、システム側で対応することも不可能ではない。しかし、それらの対策に要する費用と時間が見合うかが問題だ。その費用と時間で機能の向上もできる。3割の方のトラブルが許容範囲なのかが問題だろう。Windowsを使っている限り、クライアント側のトラブルをゼロにするのは難しい。どこで妥協するかの判断になる。Windows98でも快適に動くようにしても、すぐになくなるOSである。そのために新しい機能の追加が遅れても良いだろうか。その費用と時間でMACに対応する方が、という誘惑もないわけではない。悩みは尽きない。
今回、沖縄へ出張したのは、八洲学園国際高校の体制を少し変更するためだ。これまで、沖縄ですべての業務を行っていたのを、一部外注しようという訳だ。主に事務的な仕事になるが、できるだけ現場のルーティンワークを少なくし、減った分をスクーリングや担任業務に振り向けて生徒さんへのサービスを向上させるのがねらいとなる。問題は、教員が行っている仕事の中から定型業務を抜き出して、外注できる形にすることである。通信制は通学制に比べて教員の事務仕事が多いが、定型化されているとは言えず、各教員の裁量に任されている部分が多い。それを外注できる形にするのが先決問題となる。すでに、八洲学園大学や学園本部の業務はかなりアウトソーシングが進んでいる。そのノウハウを生かして高校の事務作業も効率化できるはずだ。
