2005年3月アーカイブ

情報コミュニケーション学会のシンポジュームにパネラーとして参加した。俳優の原田大二郎さんと二人だけで、「高度情報化社会と身体・言語・教育・演劇」というなんとも捉えようのないテーマで90分話した。ほとんど打ち合わせもなく、話の落としどころも決めずに、とりとめもなく話した。こんなのでよかったのだろうかと思わないでもないが、主催者は「良かった」ということだった。話で面白かったのは、eラーニングでは対面教育に対して劣るとか、劣らないという議論がまだまだ続いているが、これを原田さんの立場で考えれば、舞台、テレビ、映画、さらに、生中継も録画も共存し、それぞれに優劣はつけようがない。つまり、俳優は舞台には舞台の、映画には映画用のスキルが要求されるが、それをちゃんと身につければ、どのメディアでも観客を感動させることはできるということである。対面性や同期性という問題ではなく、送り手の能力の問題ということである。まさに教育も同じで、対面教育であろうが、eラーニングであろうと、その方法の特性を生かした教育ができるスキルを身につければ、良い教育は可能だろう。ただ、インターネットはまだ誕生したばかりなので、その特性を生かした教育方法の研究が進んでいないということではないだろうか。

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携帯対応

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八洲学園大学のeラーニングでは、インターネットを使って、ライブ中継でスクーリングを受講することができる。これを携帯で実現できないかと、知り合いの会社に相談に行った。携帯向けシステム開発ではかなり技術力のある会社である。なにしろ、いま話題の六本木ヒルズにオフィスがある。結論から言えば、PCとまったく同じというのは難しいが、音声と少しの板書情報であればライブでも送れるかも知れないということだった。それでも、機種は限定する必要がある。まずは、開発費用の概算を出してもらうことになった。

オウンゴールの1点だけか・・・それでも勝ち点3だから良しとするか。

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理事会

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評議委会、理事会があった。主な議題は来年度予算の審議だが、八洲学園国際高校の校名変更も審議され可決された。新校名は「八洲学園大学国際高等学校」である。大学との連携を深めていこうという表明である。これから沖縄県に届けるので、実際に新校名になるのは18年からであるが、家庭教育の大学を持っている利点を高校にも生かしていきた。

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今日は、日本商工会議所の「ネット社会就業能力開発部会」だった。事例紹介ということで、八洲学園大学のeラーニングについて1時間ほど話をした。以前、e-Learning Worldで講演したときに原稿を元に話をしたので、特に準備に手間はかからなかったが、同じ話も2度目となると早口になってしまう。お世辞かも知れないが、興味深い話だったと言ってももらったので、とりあえずは役目は果たしかとホッとした。
部会は2時間ほどで終わるが、その後さらに2時間ほど場所を変えて延長戦がある。早い話が二次会である。二次会の方が話も盛り上がるし、本音でいろいろ意見交換できるので、有意義とは思うが、何の話をしたかを覚えていないのが問題。事務方の人も同席はしているが、まさか議事録はとっていないので、結局親交を深めただけかもしれない。それだけでも十分意味はあるのだが。

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賢い人

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本屋で平積みにされ「150万部突破」というPOPにひかれて買った「頭がいい人、悪い人の話し方」の中で、「賢さというのは、基本的に分析能力だ。」と書いてあった。「いま何が起こっているのか、将来何が起こるか、どのような心理、どのような意図で相手はこちらに対しているか、そうしたことを的確に読み取るのが、賢い人だ。それを、感情などに惑わされてゆがめてしうということは、愚かと言うしかない。」ということらしい。なるほど、そんな気もする。しかし、将来何が起こるかを予測するのは難しい。予測の基本は現状分析なので、いかに多くの幅広い情報を集めて分析するかということだろう。ところが、多くの場合、結論ありきで、その結論を補強する情報しか集めない。データの分析も自分の都合でいくらでも変形できてしまう。そういった先入観や偏見を排除して客観的な分析が出来る人が賢い人かも知れない。言うの簡単だが実際行うとなるとかなり難しい。少なくとも私にはそう思える。どうしても、自分の得意分野、好きなこととなると、すべての情報はすでにフィルターを通して集まる。フィルターを通すというより、都合のよい情報しかアンテナに引っかからない。かと言って、苦手分野や興味のない分野となると、そもそも情報がまったく集まらない。街を歩いていても興味のない看板には目が留まらないのと同じだ。そう考えると賢い人はすごいと思えてきた。

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先日修了した桜美林大学院の有志で追い出しコンパをしてもらった。会場がイタリアンレストランなのでコンパというイメージはなかったが。今回修了したのは5名で、その中で私と同期入学の3名だけが出席していた。同期入学は9名だったので、2年で修了する率は3分の1ということになる。大学院とはこれくらいなのだろうか。確かに社会人にとって2年で必要な単位を修得し、修論を書くのは大変かも知れない。特に論文はかなり自己管理しないと、あきらめたくなる。桜美林では、必要な単位を修得し、論文の中間発表を済ませていれば、5万円ほどの学費で修了を1年延ばせる。この制度がわざわいして、修論の提出を1年延ばす人も多いらしい。私も学割の魅力で1年延ばそうかと一瞬考えたが、目先の5万円がもったいないので、修了してしまった。

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サービス業

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大阪からの出張帰りの機内で読もうと思って買った「他の店が泣いて悔しがるサービス」という本を読んで、改めて教育はサービス業だという認識を強くした。そして、サービス業とは顧客に感動を与えることが目的ということも再認識した。単に満足するというのでは不十分で、顧客が期待している以上のサービスを提供することで感動を与えることができる。人に感動を与えることができる仕事というのは、すばらしいと思う。さて、どんな感動を与えようか。そんなことを考えるだけで楽しくなってくる。
これで、サッカーで日本が勝てば、今日は気持ちよく寝れるのだが。

追伸
 ざんねん!負けたか。

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八洲学園大学のeラーニングは八洲学園とデジタル・ナレッジが共同出資で作ったデジタル・ナレッジ・ユニバーシティ・ラーニングという会社のシステムを使っている。システムを使っているだけでなく、運営も委託している。運営というのはシステムの運営だけでなく、学生募集、入学事務から成績管理などほぼすべての業務に及ぶ。この仕組みを他の大学でもすでに採用を決定したり、前向きに検討しているところも増えてきた。そうなると、運営ができるスタッフをもっと養成する必要がある。しかし、デジタル・ナレッジは技術会社なので、人材の募集・育成は得意ではない。そこで、人材派遣会社と協業について打ち合わせをした。かなり前向きに検討してもらえそうだ。人材派遣会社と組むことで、就職についても強力なサポートが可能となる。デジタル・ナレッジ・ユニバーシティ・ラーニングが学生募集から就職までをサポートできるようになれば、これから大学や専門学校を作ろうとする場合に、非常に心強い存在になるだろう。

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第三者評価

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今日、大学初の第三者評価の結果が発表された。35校中33校が合格で、2校が保留だったそうだ。すべての大学は7年に1度は第三者評価を受けることが法律で義務付けられた。今回は、この法改正を受けての初めての評価である。評価結果のみがマスコミ報道されただけで、詳しい内容は不明だが、保留とされた2校は少なからず学生募集に影響があるかも知れない。もっとも、2校のうち1校は「歯科医師国家試験問題漏えい事件などで、学生の意欲低下を招いた」、もう1校は「定員割れの状態に改善が見られない」と、すでに学生募集に支障をきたしている大学かも知れない。八洲学園大学もいずれはこの評価を受けることになるが、残念ながら開学後4年間は評価を受けることができない。その間は、自己点検評価を行うことになる。大学の質の向上に直結するような評価を目指したい。これまでも多くの大学が自己点検評価を行ってきたが、評価のための評価になりがちで、評価の結果が必ずしも役になっていないようだ。法律で決められて行う評価となれば、「仕方なく」ということになりがちだろう。そうならないように気をつけたい。

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寄附行為

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学校法人は株式会社で定款にあたるものとして「寄附行為」というものがある。学校法人がもともとは財団法人から派生したことから現在でも寄附行為という名称が使われている。財団法人では、設立時に元となるお金や物を寄附し、その財産をどう運用し、何のために使うかを定めるのが寄附行為だ。学校法人でも、法人の基本的な事柄が寄附行為に定められている。今回、ほとんどの学校法人でこの寄附行為が変更される。というのも、私立学校法が改正されるのにあわせて、寄附行為も変更する必要が出てきたからである。八洲学園も変更の手続きを行っている。寄附行為を変更するには、まず理事会で決議し、監督官庁の認可をとり、法務局に登記する必要がある。今回の法改正は何点かあるが、寄附行為を変更する必要があるのは、理事会、理事長の権限に関わる部分と、監事の選任方法などである。特に、理事長の権限が強化され、登記はこれまで理事全員であったのが、代表権を有する理事だけになった。この結果、理事長だけが登記される学校法人が多くなると思われる。八洲学園も登記するのは理事長だけになる。権限が強化されるということは、それだけ責任も大きくなるということだ。気持ちを引き締めてかからねば。

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沖縄に出張したついでに、家族を呼んで休暇を取った。さすがに沖縄と言えども、まだ泳げないので、美ら海(ちゅらうみ)水族館へ行った。ここで、1日に数回、15名限定で、水槽の舞台裏を20分ほど案内してくれるツアーがあったので参加してみた。水槽の上から覗けるという珍しい体験ができた。足元をマンタやジンベイザメが悠々と泳いでいるというのもなんとも面白い。
tyuraumi.jpg
これから美ら海水族館へ始めて行く、という方へ少し案内です。水族館の手前1Kmくらいにあるファミリーマートでチケットを買うと1割引きです。公園内は広いので歩くと大変という方は200円で周遊バス(電気自動車ですが)が乗り放題です(以前は1回100円でしたが)。椰子のみジュースは冷えてないのでお勧めできません。近くにあるホテル「マハイナ」のレストラン「マーセン」のディナーバイキングは安い割(2625円/一人)には美味です。メインダイニングの「オリオリ」とほぼ同じ料理が食べ放題です。沖縄そばを食べたいという方は、少し遠いですが、伊豆味にある「山原(やんばる)そば」がやはり一番です。今日も11時半に行ったらすでに30分待ちでした。月火が定休日で、開店は11時(平日は11時半かも)ですが、品切れで閉店ということもあるのでご注意ください。ちなみに、この店の看板娘は八洲学園国際高校の体育の先生です。
沖縄情報は書き始めるときりがないので、今回はこれくらいで。

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卒業式

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今日は、八洲学園国際高校の卒業式だった。卒業式に列席するは久しぶりのような気がする。校長をしていた頃は、当然ながら毎回出席していたが、理事長になってからは原則として各校の式は出ないことにしていた。しかし、八洲学園国際高校は、来年度から校長に復帰することにしたため、卒業式も顔を出してみた。ここの卒業式はいつもながら、涙なみだの感動ものである。今回も答辞を読んだ生徒さんが、はじめから泣き通しといった感じだった。この感激はその場に居合わせてもらわないと、私の国語力では表現しつくせないが、この感動を一人でも多くの方に味わってもらいたいものだ。
ところで、どうして沖縄まで来たのに花粉症がひどくなるのだろうか。お陰で理事長挨拶はさんざんだった。

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通信制中学

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>今回の通信制中学の件について、よく分からない点がありました。通信制中学ができたら、学齢超過者も入学を許可するつもりなのでしょうか?

というコメントを頂きましたので、それについて。

当然、そうしたいと思っていますが、現在の法律では入学を認められていませんので、規制改革、特区で認められる必要があります。これがそう簡単な話ではありませんので、現在進められている義務教育制度の改革の方向性をにらみながらということになると思います。

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システム障害

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原因が分かってから書こうかと思っていたが、まだ原因が特定できないので、一旦、ここで書いておくことにした。一昨日の単位修得試験でシステム障害が発生し、試験が実施できなかった。受験された学生の皆様にはお詫び申し上げます。八洲学園大学では試験もネットで受験できる。ただし、好きな時間に受験できるというわけではなく、同じ時間に一斉に受けることになる。障害が発生した試験は、もっとも履修者が多い科目でおよそ130人の方が試験を受けていた。130人が同時に受験したというだけでダウンするようなシステムではないはずだが、ダウンした。急遽、試験はレポートの提出に切り替えられたが、受験された方は、心理的にはかなりダメージだろう。試験と言うだけでも気が進まない上に、システムの障害では、やる気を阻害されてしまう。大学への信頼も揺らいでしまったかも知れない。これから失った信頼をどう取り戻すか、この大学の真価が問われるかも知れない。

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祝:東大合格

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八洲学園国際高校に在学中の生徒さんが東大の文Ⅰに現役合格されたらしい。学校として進学指導をしたわけでも、受験勉強を手助けしたわけでもない。たまたま勉強のできる生徒さんが転校で入学され、自分の努力で合格されただけなので、学校として自慢するようなことではない。それでも、本人の努力が実ったというこでは、うれしいことだし、祝福に値する。東大に合格することは簡単ではない。私もかつて受験の頃、ためしに1問だけ解いてみて、ギブアップした経験がある。純粋に、この問題を解ける人は尊敬に値すると感じた経験がある。東大合格者が出たことで、通信制高校の評価が少しでも高くなれば、すべての通信制高校生にとっても良いことだ。

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学位授与式

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今日は、2年間通った桜美林大学院の学位授与式だった。が、八洲学園大学の教授会と重なったので欠席した。予定が重なっていなくても出席していたかは微妙かも知れない。入学式は興味本位で参加したが、修了式となると、もう過去のことということからほとんど興味が沸かなかった。証書は郵送してくれうらしいので、わざわざ取りに行く必要もない。そもそも学位が欲しくて入学してわけではなく、必要な知識は得たし、人脈もそれなりに出来た。社会人学生となると、こんなに冷めているものなのか。となると八洲学園大学もほとんどが社会人なので、3年後の第1回卒業式は盛り上がらない。なにか盛り上げる工夫をしなければ。そもそも在学中から大学への帰属意識を醸成する努力をしなければならないということだろう。

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パーティー

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今日は、仕事のことではいろいろ書くネタがあるが、なによりパーティーが一押しの話題だ。パーティーと言っても、子どものお別れ会である。来年はクラス替えがあるということで、あと2日で2年間一緒だった友達ともいったんお別れ。そのお別れ会&先生へのプレゼント作製会が我が家で行われた。実際にパーティーの時間は仕事中なので見ていないが、仕事を終えて家に帰ると、そこは祭りの後のごとく、散らかっていた。折り紙で作ったモールで飾られ、カラフルなテーブルクロスの上には食べ残したサンドイッチやフライドチキンが置いてある。それが私の今日の夕食となった。この狭い部屋に20名近い子どもが集まって騒いでいる様を想像すると、楽しそうでもあり、騒がしそうでもある。子どもはそうとう楽しかったのだろうだ、すでにくたくたの様子だった。

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横浜市が「大学・都市パートナーシップ協議会」というのを立ち上げるというので、その1回目の会議に出席した。この協議会は「21世紀型大学都市ヨコハマへの挑戦」を掲げ、市内にキャンパスを持つ27の大学と市が連携し、大学に蓄積された知を市の発展、市民の生涯学習に役立てようというものだ。今日は、中田市長も出席され、自らがプレゼンをし、担当の大学調整課という専門の課をわざわざ作ると言う力の入れようだ。27大学すべてが顔を揃え、大半が学長か理事長が出席していた。間違いなく、私が最年少だった。この取り組みは、神奈川新聞でも大きく取り上げられたようだ。ユニークな取り組みで、これからどう発展していくか楽しみである。

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子どもが、友達と一緒にある大手塾の体験入学を受けたいというので、一緒に出かけた。大手の有名な塾なので、何か参考になるかと期待して行ったが、正直あまり参考にならなかった。まず、教室は私が塾に通っていた30年以上前となんら進歩がなく、オフィス用のパーティションで仕切られ、二人がけの机が8個ほど置いてあるだけ。絵や花があるわけでもなく、落ち着かせるように壁の色を工夫してあるわけでもない。黒板もチョークタイプで、喘息の子どもへの配慮もなかった。残念ながら保護者は教室には入れず、モニタに映し出される様子をロビーで見るだけだ。モニターは子どもの様子を写すのではなく、黒板と先生が中心に写していることから、先生の仕事を監視しているのだろう。ロビーにテキストの見本がおいてあったので拝見したが、一見して30年進歩がない。お世辞にも楽しそうには見えない黒1色の印刷だった。これなら手書きのプリントの方が良いかも知れない。ひょっとしてこの塾の売りは先生かも知れないが、それは保護者からは見えない。が、体験学習を出て来た子どもが積極的に「楽しかった」「この塾へ行きたい」とは言わなかったことから先生の質も想像がつく。やはり、有名中学への合格者数を自慢する塾はこの程度かと少し寂しく感じた。ひょっとして見えないノウハウがあるのかも知れないが、もともと勉強のできる子どもを入塾テストで選抜し、少し勉強させて合格実績をつけて、それを宣伝材料に子ども集めているのではないだろうか。有名中学への合格者数は自慢しても、合格率を表示していないことも疑問だった。

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携帯対応

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八洲学園大学で使っているeラーニングシステムを携帯でも使えるように検討をはじめているが、今日はDOCOMOさんと情報交換を行った。情報交換の前に、DOCOMOさんの法人向ショールームでさまざまソリューションを拝見させていただいた。ざっと見た感じでは、FOMAのテレビ電話やフェリカの特性を生かした提案に苦労しているようだ。実際、私もFOMAは使っているが、テレビ電話は試しに1回使っただけ。フェリカは携帯を壊した場合に面倒そうなので、使う気になれない。やはりFOMAの最大の特徴は高速のパケット通信で、それが定額で使えることだろう。そういう意味で、eラーニングコンテンツは携帯の新しい使い方の提案になるかも知れない。通勤電車でメールするだけでなく、携帯で勉強ができるようになる。その場合、送り出す側が特に携帯を意識しなくても大丈夫なようにする必要がある。しかも、携帯だからといって教育効果に妥協したのでは、使ってもらえない。そうなると今のFOMAの機能では技術的に難しいかも知れない。近々発売されるであろう、フルブラウザを搭載した機種を待つことになるだろう。それでも、ライブ配信を携帯で受けれるようにするには、いくつものハードルがありそうだ。まずは、オンデマンドから、ということかも知れない。携帯でPCと同じように大学の授業が受けることができるようになれば、真の意味で「いつでも、どこでも」の通信教育が実現できる。そうなるのは、それほど遠い将来ではないと思っているのだが。

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予算編成

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ちょっと遅れ気味だが、ただいま来年度予算編成作業の真っ最中である。八洲学園で予算上の大半を占めるのは通信制のため、入学者の変動幅が大きく、収入の予想が難しい。しかも、八洲学園大学はまだ、開学2年目のため、なおさら予想を困難にしている。収入は控えめに、支出は大目に見積もりするのが予算の原則だが、そうすると大学の予算は大幅な赤字となる。4年間の赤字は見込み済みであるとはいえ、できるだけ赤字は少なくしなければならない。かといって、あまり緊縮予算にすると、質が低下しかねない。エクセルにデータを入れると自動的に予算書ができるようになったとは言え、困難な作業がしばらく続きそうだ。

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最近のニュースに株式会社立の高校が認可されたというのがあった。もともと特区で中学校を開校している会社が高校も作ったという話である。間接的に聞いた範囲では、しっかり教育しているらしいし、私自身は株式会社立の学校には賛成である。ただし、株式会社ゆえにいくつか懸念していることもある。1つは、株主が株主の立場で特定の個人を優遇するように求めてきた場合だ。例えば、会社の株の3分の1とか半分を持っている人が、自分の息子を入学させろと言ってきた場合に拒否できるだろうか。それを防ぐには、学校を設置する会社の株は5%以上保有できないというルールが必要かもしれない。2つめは、経営の透明性を確保するために上場すべきだということ。3つ目は、株を公開した場合に、学校経営に不適切な個人や団体が株を買うことが考えられる。株主として適格について一定の歯止めが必要かも知れない。4つ目は利益が配当という形で社外に流出することである。単に流出するだけでなく、株主である特定の個人に渡る。その場合、あらゆる補助金の交付は行わない必要がある。税金で補助したお金が株主である個人に払われるのは納税者として納得できないであろう。できれば学校を設置する会社は配当を行わないとする方が良いだろう。出資者はあくまでもキャピタルゲインを期待することになる。それでも、出資する人はいるだろうし、株式会社立のメリットは残る。

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きたっー!

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ついに来た。花粉症だ。さすがに今日の大量の花粉で私の体も反応してしまったらしい。昨年はほとんど症状が出なかったので大丈夫かな?と期待していたが、やはり無理だった。鼻水や耳がかゆいのは我慢できるが、頭がぼーっとして集中力がなくなるのは困る。完全に仕事の能率が低下してしまう。しかし、頑固なのか薬やマスクには頼りたくない。

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ペイオフ

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4月からペイオフが解禁になるため、経理からその対策の最終確認を聞いてきた。八洲学園では、ペイオフが決まったときにすぐに、定期預金はすべて普通預金に移動済みだが、今回は普通預金も保護されない。そのためすべて決済性預金に移すことになる。もともと、学校法人は投機的な運用は許されていない。加えて、八洲学園はきわめて保守的にしか運用していないため、銀行預金以外には運用していない。それが今回利息がつかない決済性預金になるため、運用益はゼロとなる。アメリカの大学などでは、年率10%以上で運用し、潤沢な基金を保有しているのも珍しくない。日本の学校法人でも株や土地信託などさまざまな方法で運用しているところもある。理事は資金の運用、管理が主な仕事だから、運用しないのは怠慢とも言える。本業である学校をしっかりやっていればそれでいいとも言える。少しでもリスクがある運用をする勇気がないだけなのだが。

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本日、「やしま学び語り2005」という開学1周年の記念イベントが行われた。第1期生の学生さんが日頃の授業で取り組んだ課題論文を、指導教員との悲喜こもごものエピソードも交えて発表するという内容だ。詳しい報告は後日HPに掲載される予定なので、ここでは書かないが、学生さんが熱心に学んでいる様子を見ると頭が下がる。

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産経新聞

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3月2日の産経新聞で八洲学園大学が大きく紹介されました。6段40行以上のサイズなので1ページの4分の1はある大きさだ。ネットでも読めますのでご覧ください。
http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/etc/050302-1etc.html

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日本青年会議所教育部会の例会でウイルシードの船橋社長の講演を拝聴した。トレーディングゲームを学校教育に持ち込んで注目を集めている会社である。社長はまだ若いが特区の評価委員を勤めるなど政府関係の仕事でも活躍されている。総合的な学習が導入され体験型の学習が注目されているが、現場の先生にはノウハウが少なく、このような企業が活躍する余地も大きいと思う。船橋社長のお話を聞いていて、同じような研修プログラムを提供しているジュニアアチーブメントのことを思い出した。これは世界的なNPO団体で、日本では富士ゼロックスがスポンサーとなって小中高大に無料でプログラムを提供している。しばらくその存在を忘れていたが、八洲学園でも導入できるかも知れない。まずは、八洲学園国際高校あたりで検討してみたい。

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さっそく、「けしからん」と言われた。といっても実際に反論があったわけではなく、今朝、散歩している途中で、自分で反論してみた。おそらく反論のひとつは「誰しもが経済合理性に基づいて行動しているわけではない」というものだろう。確かに、人より安く買うことを自慢する大阪に対して、人より高いものを持つことに価値観を見出す東京(これって偏見かな?これも「けしから」と言われそうだ。ちなみに私は大阪。)のように地域によるばらつきもあれば、価格重視、デザイン重視、品質重視、サービス重視などと選択の基準は一人ずつ違っている。学校の選択においても、理念、教師、校舎、カリキュラム、授業料、進路など選択の基準はいろいろだろう。だから、経済合理性という基準は成り立たないとは言えない。なぜならこれらの個々人のばらばらな選択の結果の総体が経済合理性であり利益だからである。市場の参加者が多く、自由な選択が可能であれば、国民が合理的な判断に基づいて学校を選択した結果が利益となる。ただし、少し修正したい。合理的な判断の結果=利益ではあるが、合理的な判断の結果=多くの入学者とはならない。なぜなら、学校の収入は授業料だけではないからである。寄附も重要な収入源である。つまり、100人から100万円の授業料を受け取るのも、一人から1億円の寄附をもらうのも同じことであり、選挙権のように一人1票ではない。その1億円が全財産であろうと、年収10億円の人が払う100万円であろうと、それは関係ない。各自が自分の経済合理性に基づいて払った結果が、最終的に利益という形に収斂される。だから、私財と投じて利益に関係なく自分の理念に従って学校を設立するという行為も経済合理性がある。利益を生んでいないといっても、学校が存続している以上は、まったく利益を生んでいないということはあり得ない。存続に必要な収入はどこからか得ているのである。
ここでひとつ大きな問題に気づいた。補助金である。税金という国民から預かったお金、つまり自分のお金でないものを学校に支払う行政が経済合理性に基づいて判断しているかである。どうもこれがあやしい。そうなると利益を生まない学校=国民が必要としていないという図式が成り立たなくなる。だからバウチャー制度が好ましい。バウチャー制度で、賢明な国民に選択を委ねれば、良い学校だけが残ることになる。ついでに言えば、学校がなくなると卒業生がかわいそうだという意見もある。しかし、本当にOBがそう思っているのであれば、相当な寄附が集まるはずである。

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経済合理性

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ドラッガーが「利益とは経済合理性のことである」と言っている(『企業とは何か』)。これは学校についても言えると思っている。教育で利益を上げることを批判する人がいる。理論的でなく感情的な批判なのが残念である。しかも、その批判は消費者つまり国民を愚かだと言っていることにもなる。なぜなら、国民が正しい(つまり合理的な)判断をするという前提に立てば、よく売れる商品は良い商品であり、その品質と価格のバランスが取れているということになる。学校についても同様で、良い学校には多くの学生が集まり、授業料と教育内容のバランスが取れているということになる。もちろん、正しい判断をするためには、情報が公開されていることが前提となろう。いまは、その前提が成り立っていないために良い学校=多くの入学者がいる、となっていないかも知れない。しかし、最終的には国民が合理的な判断をすれば、良い学校=多くの利益、となるはずである。ドラッガーはこのことを言っているのではないだろうか。しかも、学校法人はいくら多くの利益を計上しても、それは100%教育に還元される。現在の学校法人会計では、学校法人から利益を持ち出すことはできない。理事長といえども勝手に多くの給料を取ることはできないのである。しかも、過大な利益を上げていれば、その批判として入学者が減少する。利益を上げることへの批判は、一部の資本家の利益となるというマルクス経済の名残かも知れないが、少なくとも学校法人には当てはまらない。日ごろ行っている教育活動が国民にとって必要とされているか、国民に受け入れられているかを客観的に判断する尺度が利益であろう。赤字ということは、残念ながら自分たちが一所懸命に働いた結果が、世の中の役に立っていないという国民からのメッセージと考えるべきではないだろうか。そう考えない人は、良い学校なのに学生が来ないのは「国民が見る目がない」と自らを省みずに、他人に責任転嫁しているということではないだろうか。利益はあくまでも尺度として利用し、その利益は100%教育に還元すれば堂々と利益を上げても良いのではないだろうか。尺度なしでは、なかなかモチベーションは上がらない。利益と言う世界共通の尺度であれば、尺度としては申し分ないと思うのだが、こんなことを書くと、「けしからん」と言って来る人がいるんだろうな。

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寒い沖縄

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沖縄に来ているというのにセーターを着ている。さすがにコートはいらないが、風が強いので結構寒い。天気予報では関東地方も雪になるとのことなので、これくらいの寒さはましと言うことか。今日は、八洲学園国際高校の3月スクーリングの初日だった。開校式も見学したが、私が校長だった3年前とあまり変わっていない。変わっていないということは進歩もしていないということなので、ミーティングの時に、もっと工夫してどんどん進化させるようにと小言を言ってしまった。

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データベース

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学生さんが自宅から辞書や百科事典などのデータベースにアクセスできるようにしようということで、業者の話を聞いた。自宅からの利用するということは、八洲学園大学の学生さんであることを確認する必要がある。一番シンプルなのは、IDとパスワードを入力してもらうことだが、利用するデータベースが多くなると、その都度入力するのも手間だ。また、データベースごとにIDとパスワードが違ってくると覚えるのも大変だろう。そうなると、八洲学園大学のeラーニングシステム(eLY)にログインすると自動的にデータベースにもログインできるような仕組みを作る必要がある。残念ながら、今日話を聞いた業者のデータベースにはそのような機能を実装していない。対応できるかどうかを検討の上、回答をもらうということで今日の話は終わった。どうも、図書館内での利用を前提にシステムが作られているようで、自宅での利用に対応できないといった感じだった。数少ない通信制しかも、唯一のeラーニング大学での利用など考慮されていなくても当然かもしれないが、これからは通学の学生さんも自宅でインターネット経由で各種データベースにアクセスして勉強をする時代と思うのだが。

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Profile

和田 公人
昭和35年3月1日生まれ
奈良県出身、神奈川県在住
立命館大学卒業(経営学部)
桜美林大学院修了(大学アドミニストレータ専攻)
学校法人八洲学園 理事長
学校運営機構株式会社 取締役
 インターネット家庭教師事業   「東大ダイレクト」
株式会社SOBAエデュケーション 取締役
株式会社デジタル・ナレッジ・ユニバーシティ・ラーニング 取締役
「和田公人の学校の作り方」(Blog)
Follow hirohito_wada on Twitter

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