八洲学園大学の学長任期は4年。ということで、次期学長が、本日の理事会・評議員会で承認された。4月から大学の指揮を取るのは山本恒夫教授。正式な就任は4月からだが、すでに精力的に動いてもらっている。大学も完成年度を無事通過して、新学長の元、これからの飛躍に期待してください。
2008年2月アーカイブ
八洲学園大学は5年目を迎えるにあたり、カリキュラムを改訂する。単にいくつかの科目がスクラップ&ビルトされるだけなら簡単なのだが、科目名が変更されたり、科目区分(基礎と専門のような区別)が変更されるものなどもある。そのため、卒業にかかわる条件も変更となるため、在校生と新入生で取り扱いが違ってくる。全員に一気に新カリキュラムを適用できれば話は早いのだが、そうなると、在校生の中には卒業しにくくなるケースも出てくる。在校生に不利にならないように、在校生の一部には旧のカリキュラムを適用する必要もある。加えて家庭教育課程と人間開発教育課程では卒業要件が違っている。つまり、4通りのカリキュラムが併走することになる。当の学生さんは4つのうちのいずれか1つなので、自分がどのカリキュラムを適用すれば良いかが分かれば問題ないのだが、履修相談に応じる学生支援センターは4つを混同することなく使い分けなければいけないので大変だ。システムで自動的に判定できれば便利なのだが、コンピュータ判定は万能ではない。例外が多い場合(途中で課程を変更したり、再入学など意外と例外がある)は、コンピュータより人間の方が優秀かも知れない。人間より優秀なシステムを作っている間に、またカリキュラムが改訂され可能性を考えると、ここは人間に頼った方が賢明なのだろう。
「新しい時代を切り拓く生涯学習の振興方策について」という答申が2月19日、中教審から出された。平成17年6月に諮問されてから2年半がかりの答申だ。八洲学園大学の山本教授が委員を務めており、議論の進捗状況はブログを通じても逐一発信されていたため、多くが既知の内容だが、ざっと目を通してみた。
159ページの答申を5分ほどで斜め読みしただけなので、正しく読み込めていないかも知れないが、文部科学大臣からの諮問を受けての中教審答申という限界を感じた。
例えば、「現在、生涯学習の機会は、国や地方公共団体、大学、専修学校、社会福祉・職業能力開発施設、民間事業者、NPO等の多様な主体により提供されているが」とあるが、これは生涯学習を狭い概念に閉じ込めている。生涯学習の場は、本、テレビ、インターネット、企業内など多岐に及ぶ。広義に解釈し、個人の活動にまで広げてしまうと議論の収拾がつかなくなるので、やむ得ないとは思うが、学習の場を教室や机の前だけに押し込めてしまうようで残念だ。
この中で、本は図書館を整備、活用することで文科省で施策が可能な分野だが、テレビ、インターネットや企業内教育となると総務省や厚労省の所轄であり、踏み込めていない。
生涯学習とは国民の幸福の基礎であり、国力の源泉ともなりうる。また、文化、国民性の創造という側面も併せ持つ。1つの省庁で取り組むのではなく、国を挙げて推進すべき課題なのだが、長期的なビジョンを打ち出せない政権の元ではそれも期待薄なのだろうか。
と、批判をするだけでは、何も変わらないので、八洲学園大学では、大学を言う枠を超えて生涯学習社会実現の推進の一翼を担うべく、本・インターネット・企業内教育に家庭教育というキーワードをを加えて、微力ながら日々実践している。
今日は八洲学園大学国際高等学校の卒業式だった。校長なので毎回、式辞というものを話すことになるのだが、校長の話って大抵、退屈なものとみんなは思っているだろうし、なくてもいいのではないかとさえ思うのだが、なぜか毎回式次第にしっかりと入っている。せっかく、貴重な時間をもらうのだから、何か役に立つ話をとは思うのだが、説教くさかったり、人生訓的になると自己嫌悪に陥る。かといって、笑いと取るのも、式の雰囲気を壊しかねない。
いろいろ考えて、今回は、iPodで有名なアップル社やトイストーリーやモンスターズインクで有名なピクサー・アニメーション社のCEOスティーブ・ジョブスが2005年のスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチを紹介させてもらうことにした。
彼は大学を半年で中退しているのだが、それが結果的に後に一世を風靡したパソコン、マッキントッシュの成功につながった。中退したことで、興味のない授業を受ける必要がなくなり、その空いた時間に学んだことが、10年後にマッキントッシュの開発に役立った。しかし、中退したときに、そうなると予想していたわけではないが、中退と成功という点と点がいつかは繋がるという自信だけは持っていたという。
また、自分が作った会社アップルを首になるという信じられない体験をしている。しかし、後に、このことが最良であったと振り返っている。アップルを首になったあとも、彼はコンピュータの仕事が好きだということに気づいて、それを続けた。結果的に、彼が作ったNextという会社がアップルに買収され、彼はアップルに戻ることになったのだが、アップルを離れている間に身に付けたことが、今のアップルの成功の元になっている。
好きなことを見つける、それが好きなら信じて続けること。もし、まだ見つかっていないなら見つかるまで探し続けること。止まってはいけない、と彼は述べている。まったくもって、その通りだ。
そして彼は、一度余命3か月のガンを宣告されたことがある。そのときの経験からか、「もし、今日人生最後の日としたら、今日することは本当にやりたいことか?」を自分に問いかけて、そうでない日が続いたら、何かを変えなければいけないと、気づいたという。
彼のスピーチをたまたま聞いて、感動と共感を覚えたので、ぜひ、これを式辞として、卒業生に伝えたかった。しかし、伝聞では、どこまで伝わったかおぼつかない。本人の声を聞くことができるので、ぜひ、一度聞いて欲しい。実体験に基づいた話は、言葉の壁を越えて共感を伝えてくれるはずだ。
中教審が民間検定にガイドラインを作るように提案したらしい。質の保証は必要とは思うが、多様な検定に対して国が質の保証するというのは無理がある。今でも、IT分野などは、国の検定より民間の方が信頼されていたりするのだから、国が質を保証したところで、世の中がそれを受け入れるかどうか。検定と言っても、すべてが職業を意識したものではなく、趣味や教養のための検定もある。その質は、受検者が決めることではないだろうか? 多くの人が受検する検定は質の高い検定。百歩譲って国がガイドラインを作るとしても、検定そのものではなく、実施団体の財務や運営体制などの質を保証するのが限界ではないだろうか。
八洲学園大学の第1回卒業式の内容が決まりつつあるようだ。3月29日の土曜というのは決定。時間は2時、場所は八洲学園大学大講義室、このあたりまではほぼ決まり。内容はまだ未定な部分も多そうだが、オーソドックスなものになりそうだ。八洲学園大学国際高等学校は、世界に1つしかない卒業式を目指しているだけに、対照的でおもしろい。といっても、ネットの大学の卒業式というだけで、十分ユニークなのかもしれないが。
明日の神奈川新聞朝刊に私の記事が出るらしい。もちろん、悪いことをしたわけではない。先日のインタビューが記事になるとのこと。「結構、大きく取り上げました」と記者の方からわざわざメールをいただいた。記事の内容を見ていない段階で、ここで紹介するのは躊躇もあるが、神奈川県の方は、ご覧ください。
八洲学園大学国際高等学校では、最終日の24日に卒業式が行われる2月スクーリングが始まった。
本来なら、初日から参加したいところだが、今回はやむ得ない仕事のために後半からしか参加できない。
今回のスクーリングのテーマは初の試みとしてオムニバス方式を採用した。1年の締めくくりでもあるので、各教員が別々のテーマで1日ずつ担当する。ただし、最終日の卒業式を盛り上げるのが共通の目的。さて、もくろみ通りに、これまで以上に盛り上がる卒業式となるだろうか・・・
専門学校の研修会で浜名湖にある「ロテル・ド・寸座」に行ってきた。わざわざホテル名を書くのには理由がある。このホテル、前はYAMAHAが所有していたのだが、売りに出されたのを地元の専門学校が買い取って営業している。専門学校の研修施設も兼ねてはいるらしいが、一般営業も行っている。浜名湖に面して、眺望もすばらしい。自前のアリーナも持っているためヨットやボートも楽しめる。ところが、お客さんが少なくて赤字だとか。今回、いろいろとお世話になったので、この場で少しでも宣伝をして、御礼をということである。1泊2食付が基本なのだが、夕食はフレンチのフルコース。調理の学校がオーナーなのだから、当然かも知れないが、なかなかの美味。特に盛り付けがすばらしかった。朝食も上品でかなりいける。ちなみに、この学校、フランスにもシャトーを所有しており、こちらも赤字だと笑いながら頭を抱えていた。本業が順調なのだろう。
八洲学園大学では、昨日1回目の合格発表があったが、さっそく、オリエンテーションが始まった。オリエンテーションといっても、まずはメールでの案内になる。最初は、eラーニングのシステム(eLY、エリーと呼んでいる)にログインして、質問をする方法の説明だ。その後、さまざまな機能の紹介などを定期的に送る。eLYの使い方に慣れれば、eLYの中にあるeラーニングによる詳しい解説なども見ることができるようになっている。
通信教育は、最初の高いモチベーションをいかに持続させるかが重要。パソコンの操作でやる気をなくさせないために、早い段階で慣れてもらう必要がある。また、毎日ログインする習慣も身に付けてもらわないと、大切な連絡が届かないということにもなる。
心当たりのある方は、必ずメールをご覧ください。
八洲学園大学の第1回合格者が発表された。発表と言っても、メールでの通知なので、掲示板に張り出したとかはないのだが、HPの願書提出状況で合格者に73(2008年2月14日 20:03現在)という数字が表示されるようになった。合格された方は、おめでとうございます。
八洲学園大学の人間開発教育課程に在籍している学生さんがブログで紹介されている。広報担当者が紹介しているのではなく、担当教員が自らインタビューして書いているので、学生さんのバックボーンや学習の様子が詳しく紹介されているので、入学を検討されている方だけでなく、在学生の方も参考になるのではないだろうか。
橋本氏が知事に就任して高校の学区廃止を主張しているらしい。東京では平成15年からすでに廃止し、進学実績が上がるなどの効果が出ているので、それを手本にしているのかも知れない。大阪も今年から9学区を4学区に再編したことで、公立に人気が集まっているので、学区が廃止されれば公立人気が加速するかも知れない。公立高校の改革がすすむことは良いことだが、私学の一員としては複雑な気持ちだ。公立が私学並みに多様化し、良い教育を行えば、学費で雲泥の格差がある私学は太刀打ちできない。官による民の圧迫なのだが、教育分野では、世論はそうは取らないだろう。私学は公立に負けないように、さらに努力するしか生き残れない。
いちいち批判するのもばかばかしくなるほど自民党の論理は幼稚としか思えない。1000歩譲って、暫定を10年延長するとしても、延長しなければならないような計画をした当時の責任はないのだろうか?ガソリンが下がればCo2が増えるなどという理屈は失笑物だ。世論もガソリンの値下げなど求めていないだろう。無駄遣いをやめて欲しいだけ。一般財源化して恒久化しても構わないが、本当に必要かを精査して使って欲しい。それをここまで特定財源にこだわるのは、無駄なのを承知で道路を作ろうとしているとしか思えないのだが。
ついでに書けば、岐阜選挙区の候補者選びも稚拙だ。「勝てる候補」を選ぶとのことだが、岐阜で勝てる候補を選ぶことで、全国で自民離れを起すことを考えないのだろうか。岐阜の候補者選びと言っても、誰を選んだか、どのように選んだかを全国民は注視している。道路の件もそうだが、自分の選挙区の利益だけを考えて、日本全体の利益を失すれば、自民党全体の信頼を失うことになる。それに気づかないほど、自民党の視野は狭くなってしまっているのだろう。かといって、民主党も似たようなものかも知れないが。それ以外の政党となると、論外で、この2党にしっかりしてもらうしかないというのが情けない。
2月1日より八洲学園大学国際高等学校の4月生願書受付が始まっている。郵送での受付なので、受付開始だからと言って、特別なことはないのだが、すでに何通か届いているようだ。テレビで報道されたこともあって、「テレビを見て」という方も多い。締め切りは4月30日なので、まだまだ余裕はあるが、中学新卒の方で、早く進路を決めて落ち着きたいという場合は、早めの出願をどうぞ。
新聞によると、北海道の教職員組合が時限ストを実施した。今の時代にストという戦術が有効と思っている時代錯誤もあきれるが、そもそも公務員なのだから、法律違反。それを承知でストをしたのが学校の先生とあっては、子どもがかわいそうとしか言いようがない。自分の主張が通らないからと、他人を巻き込んでまで主張を通そうとする姿勢は、世間の支持が得られるとは思えない。まして、子どもは、巻き込まれないための手段を持ち合わせていないので、一方的に被害を受ける。教員か労働者かと考えたら、まず教員であって欲しい。そう考えない人は教職に就いて欲しくない。他にも職業はある。他で勤まらないからと教職にしがみついているのだとすれば、なおさら不幸だ。ストをどのように子どもに説明するのだろう。しかも、ストにも組合にも参加していない大半の教職員の人が、世間から非難の的に巻き込まれてしまう。同僚からも見放されるということを考えないのだろうか。ま、時代の流れから考えて、若い人は組合に入って、集団で行動などしないだろうから、いずれ組合というのはなくなるのだろう。消える前のあがきなのかも知れない。
