「日本の大学は多すぎる?」という特集記事が産経ニュースで配信されていた。
記事によると、この20年で大学が1.5倍に増えたというのだ。大学が増えたことで、入学者を奪い合うようになり、かつては大学に入学しなかった層まで大学に行くようになり、学力が低下しているという論調だ。この論理は間違いではないのだが、大学が増えた理由を設置基準の緩和とだけ捉えているのは深さに欠ける。新たに設置された大学の中には、短大から大学への転換も多い。専門学校からの転換もある。これまで2年間の高等教育しか受けられなかった人が4年の大学教育を受けることができるようになったという側面もある。
国民からの教育への要求は止まらないので、希望する全員が高等教育を受けることができるようになるまで、進学率は上がり続けるしかない。だれでも入学できるとなれば、これまであきらめていた人も希望するようになり、進学率は100%に近づいていく。そうなれば、平均として入学時点の学力が低下するのはやむ得ない。そのことを好ましくないと考えるのは、大学を一部のエリートのためのものとする発想だ。
平均寿命も延び、人生が長くなったのだから、大学での教育が専門教育やエリート教育である必要性はない。以前は高校で学んだような一般教養を大学で学び、かつての大学の内容は大学院で学んだとしても、遅くはない。もちろん、早期教育が必要な分野もあるだろう。しかし、そうでない分野においては、30歳くらいまではじっくり学校で学んでも良いのではないだろうか。
しかも、30歳で勉強が終わるわけではない。一生涯にわたって学びは終わらない。だから、ゆとり教育が必要なのだ。人生60年のころと80年で、同じペースで詰め込まれて、それらをすべて消化できるほど、人間の脳も進化したのだろうか。これまで60年かけて学んだことを80年で学ぶようになっただけではないか。だとすれば、18歳で終わる高校の勉強を22歳で終えたとしても、計算は合う。
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八洲学園大学で申請していた教員免許状更新講習が本日付で認定された。
ということで、正式に受講者の募集案内をHPで公開された。もちろん、ライブ配信によるeラーニングは八洲学園大学だけだが、現役の先生などは、ライブ配信だけでは、受講しにくいだろうということで、オンデマンドも併用して受講しやすくしている。試験も、勤務している学校でも受験できる制度を設けた。詳しくはHPをご覧いただきたい。
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「失敗学」で有名な畑村洋太郎先生の講演を聞いてきた。1時間の講演のために、わざわざ63ページのパワーポイントスライドを用意するほどの熱演で、非常に中身の濃い講演だった。
考えさせられたり、すぐにでも活用したいことが多々あった。その中からいくつか挙げると、失敗を防ぐには、「仮想演習」「逆算的思考」「出力形学習」「暗黙知の表出と共有」などが重要で、個が独立し、個で考え集団で共有する必要があることや、危険学の手法などは参考になった。危険学の手法とは、道筋を示すマニュアルではなく、ゴールと危険箇所を分かりやすく示し、ルートは各自が考えるというもの。もう1つ。「あり得ることは起こる」。発生頻度は低くても、発生時の損失が大きい場合は、回避のための手段を講じておくべきという考え方だ。
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マーケティングの世界にキャズム理論というのがある。
新しい商品を市場に出した際に、目新しさに注目して真っ先にユーザーとなるオピニオンリーダー層(キャズム理論的にはイノベーター、アーリー・アダプター)と、大多数である一般の消費者(同様にアーリー・マジョリティ、レイト・マジョリティ、ラガード)の間には大きな溝があるという考え方だ。
最近では、ハイブリッド車分野において、ホンダの参入や優遇税制がその溝を埋めて、市場が一般消費者にまで広がり、一気に普及するのではと言われだした。
八洲学園大学も、これまで存在しなかった、ライブ配信によるeラーニング、生涯学習学部、家庭教育を市場に投入して、イノベーター、アーリー・アダプターを取り込むことに成功した。しかし、これらの層が一巡した後も、これまでと同じ訴え方しか取らなかったため、次のアーリー・マジョリティへ浸透できなていない。
確かに、これまでに入学した方には、eラーニングはおもしろそうだ、ということで、多少のトラブルも日本初ということに免じて許容してもえる雰囲気があった。家庭教育についても、八洲学園大学ができる前から、その重要性に気づいていという感じで、比較的スムーズに学ぶ内容を理解してくれたように感じる。
しかし、今後、八洲学園大学に関心を持っていただく人は、eラーニングで学ぶこと自体に興味があるわけでも、家庭教育という目新しい言葉に関心があるわけでないかも知れない。この溝を埋めるには、これまでとは違う発想や、外的な刺激も必要となるが、この溝を埋めることができれば、eラーニングで学ぶことが普通になり、大学が生涯学習において中心的役割を果たすことができる。
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京都衛生専門学校に強制執行された。詳しくは、報道内容をご覧いただくとして、報道によると強制執行は2日。その2日付けで、近畿厚生局長名で「転学希望者の受け入れについて」という依頼があった。
京都衛生専門学校では授業が続けられないため、同じ学科を持つ近隣の専門学校で受け入れて欲しいということだ。八洲学園には、西日本柔道整復専門学校に柔道整復学科があるため、この文書が送られてきた。もちろん、協力はさせていただくと回答したが、かなり急な話だ。かなり前から競売にかかっているのだから、もう少し先手を打てなかったのだろうか。
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八洲学園大学の卒業生、小島典子さんが本を出版したので、とわざわざ届けてくださった。
お金をかけなくても心豊かな賢い子に育つ―魔法の杖
という本で、八洲学園大学で学んだ内容も活用できたようだ。
卒業後は「育児メンター」として活動中で、出版を機会にいっそうの活躍が期待できる。卒業生を出したばかりの大学にもかかわらず、すぐに社会で活躍しているというのは、八洲学園大学の特徴かも知れない。
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