マイ箸
割り箸について考えてみました。
割り箸については、「割り箸は森林を守っている=間伐材や低利用材を使用しているから」という意見と「割り箸は森林を破壊している=割り箸のために森林を破壊していて、なおかつその処理やリサイクルにエネルギーを要する」 という意見との論争です。一体全体どっちなんでしょうね。
実は、割り箸の日本での消費量は、1996年には1960年の約6倍となっています。かつては、日本の森林の間伐材や低利用材が利用されていましたが、割り箸の爆発的な需要により、コストのより安い中国からの輸入に頼らざるを得ない状況になり、日本で使われる割り箸のほとんどが中国から輸入されています。
中国では、間伐材や低利用材が使われているわけではなく、森林が伐採され、割り箸へと姿を変えます。そのため、中国の森林は、割り箸の需要に伴い、伐採されます。一度伐採された森林は森として再生されることなく、農地として姿を変えます。そのため、森林は減少する一方です。
途上国の環境破壊の背景には、先進国と呼ばれる国々がいることを忘れてはなりません。途上国と先進国をめぐる経済活動が途上国の環境を破壊し、先進国を含めた同じ地球に暮らすすべての人にその影響を及ぼしているのです。例えば、この中国の森林減少は、砂漠化を進め、風に乗った黄砂は日本に流れ、深刻な影響を及ぼしています。
では、一体どうすればこの問題を解決できるのでしょうか。ひとつに、割り箸をリサイクルするという方法があります。割り箸は紙にリサイクルされています。また、輸入を減らし、国内産を増やすという方法もあります。ただ、誰もができる方法として、割り箸を使わないという方法が一番手っ取り早く、草の根でできることかと思います。
「マイ箸持参」をしようしようと思い、ついつい出された割り箸を使ってしまっていた私ですが、ようやく重い腰をあげて持参するようになりました。
ご飯を食べるとお箸にお米がくっつく、ささくれが刺さらないかとヒヤヒヤ、など、予てから割り箸にやや
不満があった私ですが、ものの見事に「マイ箸」で解決しました。
今日の夕食は中華料理でしたが、マイ箸を出すとすぐにお姉さんが「マイ箸ですか!」と声を掛けてくださいました。また、店を出る際には、「お箸を洗わなくてすみません!」と。
こんなに理解あるお店がたくさん増えれば、「次もちゃんと持って行こう!」って思えるんですよね。
是非、「マイ箸」持参してみてください。
お手製マイ箸ケースとマイ箸
