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2007年6月 アーカイブ

2007年6月21日

 自宅からちょっと離れたところに、蛍が綺麗な光を発しながら飛んでいるというので、お散歩がてらに行ってきました。
 街灯がほとんどない道を行くのですが、民家がなくなる頃になると、田んぼと山と小さな川が流れる景色になります。耳を澄ますと、かえるの鳴き声と、その他もろもろの虫の鳴き声、そして川に流れる水の音が暗闇の中で響きます。目が慣れてくると、川に沿って小さな黄色の光がピカピカと光っているのがはっきり見えてきます。小さな蛍が、素朴な光を放って飛んでいる様子は、本当に幻想的です。

 かつて私が小さかった頃、父の実家(今の自宅です)で、夏になると祖父母と叔母と一緒に側の川の土手に蛍を見に行っていました。竹ほうきを2・3回振ると、蛍がくっついてきます。家に持ち帰り、蚊帳の中に放して、蛍の光を見ながら寝たのを覚えています。その頃は、川の土手もコンクリート整備がされておらず、ドジョウやカニもわんさかいて、魚釣りに没頭するのが楽しくて、幼いながらもいろんな工夫を凝らして自然と戯れていました。

 私が中学校に入るくらいになって、その土手も例に外れることなく、コンクリート整備されてしまい、ぱたっと蛍とあえなくなったのを覚えています。塾に行くようになり、祖父母の家に行くことも少なくなったので、蛍が出なくなったコンクリート整備された土手に夏の夜行くことはあまりなくなりました。それでも、小さな頃のあの光景は忘れられない素敵な思い出です。

 横で家族と一緒に来た子ども達が喜んでいるのを見て、そんなことを思い出しました。

 地球温暖化!の対策を色々と講じていますが、先行き不安です。一方で、自然を破壊しての地域開発もどんどん進み、これまた悲しいものです。「素敵な地球を子ども達に!」といいながらも、きっと、大人も自然を求めているのだと思います。「『自然との共存』が可能な社会」になっていきますように・・・本当に・・・切に願うばかりです。

 
 追記:実家では、蛍がここ数年姿を現してくれているそうです。といっても、少しだけですが。チャンチャン。

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