講座紹介「よりよく生きるための日本の文学Ⅰ《中世-近世》」(8月12日より)

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申込締切は、8月5日(木)です。

 

「よりよく生きるための日本の文学Ⅰ《中世-近世》」

(受講形態:ライブ配信、受講料8000円、90分×4回)

生きる事は失う事でもある。常に同じ状態であり続けることはない。これに気づく事を無常観という。昔の人は、この事をどのようにして受けとめ、時としてあらがいながら生きていったのだろうか。以上のテーマに基づき、古典から近・現代の文学作品を鑑賞し、よりよく生きるための指針をさぐる。

日本の文化や文学に興味があり、より広い知識を求めている人。


日程と内容■

1             8月12日(木)
16:20-17:50

〔鴨長明『方丈記』~老いと楽しみ〕
年老いてから出家した鴨長明の語る余生の楽しみとは。彼の半自叙伝でもある本書を味読し、当時の無常観についても言及する。

2 8月12日(木)
18:30-20:00

〔平安貴族、大江定基~愛は不浄か〕
若く美しい妻が病み衰え、屍となっても愛そうとした大江定基。彼の逸話が語る仏教的な不浄観について考える。

3 8月19日(木)
16:20-17:50

〔野垂れ死にか往生か(1)〕
無常観や厭世観の流布と共に往生人への賛辞も高まった古典の世界。とりわけ、ちまたの往生人に注目し、彼らの生き様を紹介する。

4 8月19日(木)
18:30-20:00
〔野垂れ死にか往生か(2)〕
引き続き、平安時代末期の説話集『今昔物語集』や江戸時代後期の『近世畸(き)人伝』などを取り上げ、先人に尊ばれた物語を紹介する。
  • ※教材:特になし

講師プロフィール

                                三野 恵 八洲学園大学非常勤講師。専門は日本の説話伝承文学。著書に『苅萱道心と石童丸のゆくえ』(新典社)、『苅萱石童丸物語』(勉誠出版)、共著に「みすゞが与えたわが子への「こころの糧」」(『金子みすゞ 母の心 子の心』所収、勉誠出版)などがある。最近では『往生要集』をめぐるエッセイ『穢土小景 わが往生要集』を雑誌「大法輪」(大法輪閣)に寄稿。神奈川県大和市立図書館読書講演会にて講師を担当。