講座紹介「よりよく生きるための日本文学Ⅱ《近世-現代》」(8月26日より)

講座申し込みはこちらをご覧ください。

申込締切は、8月19日(木)です。

 

「よりよく生きるための日本文学Ⅱ《近世-現代》」

(受講形態:登校・ライブ配信、受講料:12500円、90分×5回)

今、伝統文化が見直されている。余りに合理主義に陥ってしまった日本の文化は現在、その姿を消してしまおうとしている。農村歌舞伎、神楽、着物の文化などは危機的な状況に直面している。俳諧と和の文化についてのさまざまな逸話を魅力のある講座にしたいと思う。皆様が愛好されていらっしゃる茶道・華道・舞踊などの関連で俳諧を見てゆきたい。長年に渡って俳句の実作に取り組んでこられた方にも満足できる講座にしたいと考えている。

俳句をたしなんでいる方。また、俳句をつくってみようかという関心のある方。俳句にかかわる歴史等に関心をおもちの方。

■日程と内容■

1               6月10日(木)
18:30-20:00

〔義理と俳諧〕
近世の倫理は「義理を重んじる」ということを大事にした。「雨月物語」には死亡した人が約束を守って訪れてくるという話がある。ここにも俳諧の友の話が中心となっている。

2 6月17日(木)
18:30-20:00

〔伝説と俳諧〕
安其角の天乞い説話は空海の降雨祈願がもとになっているが、この祈願に俳諧が関わっている。芭蕉にも伝説がたくさんあり、俳諧は日本の歴史の転換点に大きく関わっている。 

3 6月24日(木)
18:30-20:00

〔信仰と俳諧〕
信仰の中には和讃や声明などがある。地方によっては俳諧を信仰の真言のようにと考えられているものもある。庶民の信仰心と俳諧との関わりを考えてゆきたい。

4 7月1日(木)
18:30-20:00

〔放浪と俳諧〕
日本には古代から放浪ということがある。勧進ということは宗教布教のために諸国を回って喜捨を乞うことで、泉鏡花の「高野聖」などがある。放浪と俳諧との魅力を説き明かしたい。

5 7月8日(木)
18:30-20:00
〔農村と俳諧〕
江戸時代は農村も豊かになり、各地で俳諧集も出版され、農民教育という面から大いに貢献した。また子供まで俳諧を好み、民衆の教育における寄与も多大であった。
  • ※教材:特になし

講師プロフィール

                    中田雅敏 八洲学園大学教授。早稲田大学教育学部国語・国文学科卒。目白大学客員教授等を経て現職。韓国韓瑞大学客員教授、中国厦門大学客座教授、法務省人事擁護委員、日本家庭教育学会理事長。親学推進協会理事。俳号・水光。俳誌『雅楽谷』主宰。著書『漂泊の俳諧師 小林一茶』『芥川龍之介-小説家と俳人』『高浜虚子 人と文学』ほか多数。

このブログ記事について

このページは、エクステンションセンターが2010年8月12日 14:04に書いたブログ記事です。

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