学生紹介
城条洋子さんは家庭教育課程の学生である。本学に入学したきっかけは、民生委員児童委員の仕事を委託され、対象者を援助しようと思った時、いかに自分が無知であるかを思い知らされ、勉強しようと決意したからであるという。また、ライフワークとしてタイ北部への教育支援、児童搾取防止援助、山岳民族の子どもへの食育支援等をしていらっしゃる。
性格は明朗・活発で、人の面倒を一生懸命にみる、信頼できる方である。
以下に城条さんからのメールを紹介しよう。
「民生委員になって今年で14年目になります。その中で忘れられない私の原点になっている2点をお話します。一つはひとり暮らしの老人ですが、認知症が激しくなったと感じていた時、見守りをしていたのですが、夕方買い物に一人で出かけたまま自宅に戻らないということがありました。この老人は自宅とは反対の方向に帰り、自宅と同じ距離位歩いたよその家の庭に入り、凍死してしまったのです。一晩中、近くを行政の人、消防署・警察の方と探したのですが、分からず、二日後にその家の方から警察通報で判明しました。本当に最期を気の毒なことをしたと思っています。
もう1点は、親権の力で児童を救えなかったということで、今でも気にかかっている子どもがいますが、私でも法でも救えないことをまざまざと見せ付けられました。子どもは親を選べませんが、残酷な事件がある度に親を選んでもよいのではと思います。
しかしこの事件があったために、私は学習することに目覚めたのです。いろいろな家庭を見ていますと、子どもは皆純粋ですが、家庭教育によっていかようにも変化してしまうという現実と向き合っています。これからもこの現実を受け止め、微力ながら子どもの支援をしていければよいと思います。
また月1回、学校の放課後を利用して、子ども達とゲームをしたり、工作をしたり、お菓子を作ったりと2時間楽しく過ごしています。子ども達とじかに触れ合うことで若いエネルギーをもらっています。」
城条さん、これからもお元気でご活躍下さい。