このごろ思うこと
・先日ある人から聞いた話である。小学校で運動会があったが、新インフルエンザ対策のため、 子ども達は教室でお弁当を食べ、父母達は校庭や近隣の公園等で食べたそうである。教室で 食べた子どもの中に、菓子パンを持って来ていた子どもがいたそうである。菓子パンがいけないというわけではないが、運動会や遠足は子どもにとって特別な日である。何か事情があったかもしれないが、お母さんの手作りのお弁当を持たせることができなかったのかと、淋しく思った。これに関して、今から20年位前の話であるが、ペスタロッチー研究会である小学校の校長先生が、運動会で「ほっかほっか弁当」を持って来ていた子どもがかなりいたとこぼしていらっしゃった。
私が中学生の時、家庭科の宿題でお弁当を自分で作り、その絵を描いて提出する課題が出た。勿論、栄養のバランスや彩りも考え工夫したのであるが、楽しい課題であった。当時は女子生徒だけであったが、現在男子生徒も対象にしていいと思う。
私の子ども時代、母親や姉がよくのり弁を作ってくれた。おかずが少ない時は、のりを二段にしてくれた。礒の香がお弁当全体に浸透していたことを思い出す。
・幼稚園教育要領の改訂が昨年3月末に告示され、今年の4月1日より施行された。改訂された中で、私の気を惹いたのは、食育と家族を大切にすることである。食育では先生や友達と食べることを楽しむこと、また家族の絆では親や祖父母等の家族の愛情に気付き、家族を大切にする気持ちが育つようにすることである。現在、孤食や個食、固食が多く、家族の団欒の時間が少ないから、これらのことが導入されたのであろう。
・最近、高脂血症が気になり、最寄のクリニックで検査を受けた。初めてかかったお医者さんであるが、患者の話をよく聞き、余計な検査はしない良心的なお医者さんである。大病院で何時間も待たされ、過剰な検査や薬づけされることなく、短時間で的確な診察を受けることができた。こんなお医者さんばかりだといいが。