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2010年5月 アーカイブ

2010年5月16日

このごろ思うこと

 先日久しぶりに帰省した。墓参は勿論、近所の竹馬の友と旧交を温めたのである。しかし、既に亡くなった人もいたし、私より若い人はもう私のことを覚えていなかった。中学・高校時代親しかったが、大学2年の時、風邪が元で亡くなった友の郷里(黒松)を訪ねた。実家から車で3時間半以上もかかった。あいにくの雨だったので、やっとお寺にたどり着いた時にはほっとした。この友は秀才で、温和で、美人であった。お葬式が終わってから、逝去の連絡があったのだが、香典のみ送り、弔問の機会を失してしまった。私の脳裡にこの友のことはずっと残っていた。水泳が得意だと言っていたが、お寺のすぐ近くにはきれいな海水浴場があった。友はこの海で夏はしょっちゅう泳いでいたのだろうと、しばしの間想像した。生きている者の気休めかもしれないが、この墓参で心の重荷が一つ下りたような気がした。

 八洲学園大学祭のグッズ つながる ひろがる まなびあう と書かれている 白い袋を第1回の大学祭で、実行委員の加藤博美さんより求めたのであるが、旅行中いつも肩にかけて歩いていた。少しでも大学の宣伝になるのではと思ったのだが、私の思い上がりかもしれない。親戚の連中には八洲学園大学の話はしたが、入学者増につながるとよいが。

 五月は実に新緑の美しい季節である。濃淡あやなす緑に目を奪われたし、日本海の海岸線の長さや、海の青さ、水の透明さに心を洗われたのである。親戚の農家では、殆んど田植えを終えたらしい。整然とした田畑を見ていたら、小学校1年生の時、田植えの自然体験学習をしたことを想起した。一人がたった1本ずつの苗であったが、雨降りの中を胸をわくわくさせながら、植えたのであった。今、再度田植えに挑戦したい衝動に駆られたのである。1本だけでなく、少なくとも10本以上を。
 たまには、都会の雑踏から遁れて、田舎の自然を満喫することは日頃のストレスを大いに解消してくれる。

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