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第1弾に続き、『日本経済新聞』の記事を素材にして、秋学期の「法人税法(各論)」の講義内容の一部を紹介したいと思います。
『日本経済新聞』7月27日(月)によると日立製作所は日立マクセルなど東証に上場しているグループ5社を完全子会社にするようです。8月下旬に公開買い付け(TOB)を開始し、最大3000億円を投じ、約5~7割の出資比率を全額出資へ引き上げるとのこと。「脱・総合電気」を掲げて社会インフラ事業に経営資源を集中するため、中核となるべき企業を取り込む方針のようです。課題だったグループ外への利益流出にも歯止めがかかり、最終損益の底上げ効果は大きいものと期待されています。
約9兆円の売り上げ規模がある日立ですが、2009年3月期まで過去10年間の最終損益を合計すると1兆1000億円の赤字。薄型テレビや自動車用機器、半導体などの不振に加えて、少数株主持ち分による利益の外部流出も大きな要因となっていました。
子会社の自己資本のうち、親会社以外が保有している部分が少数株主持ち分であるため、少数株主持ち分は親会社に帰属しないと見なされ、純利益に反映されません。例えば08年3月期に日立は営業利益で3455億円を計上しながら581億円の最終赤字になりました。営業利益の3分の1に相当する1107億円が少数株主持ち分として外部に流出したためです。利益流出を抑えて最終損益を改善させることは、長年の経営課題だったのです。
秋学期、「法人税法(各論)」では、第1弾で紹介したように「完全子会社化」に関する法人税法について事例を踏まえながら講義したいと思います。
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河野先生、ありがとうございました。
税理士になるには、現実感覚をもって税法を勉強する必要があります。「法人税法(各論)」は事例を踏まえて講義されるとのことですので、税理士を目指す人、または会社経営に携わっている方は、必須の科目です。
秋学期の履修計画、勉強スケジュールはできましたか? 頑張ってください。
