2009年8月アーカイブ

税理士の受験資格は、八洲学園大学で取得できます。(↓クリック)。

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 新シリーズ「税理士への道」では、これまで数多くの税理士を輩出されてきた河野惟隆先生に秋学期の「法人税法(各論)」の科目紹介をはじめ、企業の経営戦略や財務に関わる基本的な税法上の考え方・視点について御教示いただきたいと思います。    河野先生、「第2弾」をお願いいたします。

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 第1弾に続き、『日本経済新聞』の記事を素材にして、秋学期の「法人税法(各論)」の講義内容の一部を紹介したいと思います。
 
 『日本経済新聞』7月27日(月)によると日立製作所は日立マクセルなど東証に上場しているグループ5社を完全子会社にするようです。8月下旬に公開買い付け(TOB)を開始し、最大3000億円を投じ、約5~7割の出資比率を全額出資へ引き上げるとのこと。「脱・総合電気」を掲げて社会インフラ事業に経営資源を集中するため、中核となるべき企業を取り込む方針のようです。課題だったグループ外への利益流出にも歯止めがかかり、最終損益の底上げ効果は大きいものと期待されています。

 約9兆円の売り上げ規模がある日立ですが、2009年3月期まで過去10年間の最終損益を合計すると1兆1000億円の赤字。薄型テレビや自動車用機器、半導体などの不振に加えて、少数株主持ち分による利益の外部流出も大きな要因となっていました。

 子会社の自己資本のうち、親会社以外が保有している部分が少数株主持ち分であるため、少数株主持ち分は親会社に帰属しないと見なされ、純利益に反映されません。例えば08年3月期に日立は営業利益で3455億円を計上しながら581億円の最終赤字になりました。営業利益の3分の1に相当する1107億円が少数株主持ち分として外部に流出したためです。利益流出を抑えて最終損益を改善させることは、長年の経営課題だったのです。

 秋学期、「法人税法(各論)」では、第1弾で紹介したように「完全子会社化」に関する法人税法について事例を踏まえながら講義したいと思います。
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 河野先生、ありがとうございました。
 税理士になるには、現実感覚をもって税法を勉強する必要があります。「法人税法(各論)」は事例を踏まえて講義されるとのことですので、税理士を目指す人、または会社経営に携わっている方は、必須の科目です。
 秋学期の履修計画、勉強スケジュールはできましたか? 頑張ってください。

八洲学園大学は、働きながら税理士を目指す社会人の方を応援します。現在、秋学期生を募集中です。

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本学は現在、秋学期生を募集中です。

 新シリーズ「税理士への道」では、これまで数多くの税理士を輩出されてきた河野惟隆先生に、秋学期の「法人税法(各論)」の科目紹介をはじめ、企業の経営戦略や財務に関わる基本的な税法上の考え方・視点について御教示いただきたいと思います。
 河野先生、さっそく宜しくお願いします。

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 皆さん、こんにちは。春学期の「法人税法(総論)」に続き、秋学期では「法人税法(各論)」を開講します。

 8月10日(月)の日本経済新聞によると、総合化学首位の三菱ケミカルホールディングスは、合繊大手の三菱レイヨンを買収する方針を固め、完全子会社化する方向で調整しているとのことです。重複事業が少ないうえ、原料調達や販売面で統合効果が大きい、と評価されているようです。
 
 世界の化学業界では、汎用の石化製品で、安価な原料を使う中東や中国など新興国勢が台頭しており、欧米の化学業界では汎用化学品からの脱却は大きな流れになっています。三菱ケミカルと売り上げが同規模の米デュポンは石油精製事業の売却、石化事業を縮小する一方、高収益企業への変身を目指し、電子材料や農薬・バイオなどの分野で企業を相次ぎ買収してきました。

 三菱ケミカルは、業界の垣根を越えた再編で、三菱レイヨンのアクリル樹脂原料や炭素繊維などの成長分野を取り込み、収益が悪化している汎用の石油化学事業からの脱却を急ぎ、グローバル競争での勝ち残りを目指しているそうです。

 他方、三菱レイヨンは低収益の合繊事業を縮小し、高機能素材へのシフトを急ぎ、アクリル樹脂原料で世界シェア首位になりました。三菱ケミカルの傘下に入り、同社の調達・販売のネットワークをテコに海外展開を加速する一方、英化学大手会社の買収で悪化した財務リスクを軽減しています。
 講義では、このような完全子会社化と法人税法との関連について述べたいと思います。

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 河野先生、ありがとうございます。
 「完全子会社化」という言葉はよく耳にしますが、一体、何であるのか。法人税法との関わりで、どのようなことが問題とされ、またどのような意味で重要なのか。 秋学期の「法人税法(各論)」でじっくり勉強してください。

 

  公開講座<プラチナエイジ大学講座>のお知らせ

 2009年7月、本学は、「エクステンションセンター」を設置しました。各種の公開講座・短期カレッジ・シンポジウム等は同センターによって開催・運営されます。
 同センターは、初の企画として専任教員による公開講座<プラチナエイジ大学講座>(全10講座)を開講します。9月初旬より順次、開講されますので、お早めにお申込みください。本学の在学生・卒業生は、受講料が割引される上、単位認定もされます。

 私の講座は、次の通りです。
  「アメリカ経済をみる眼 ~日本が学ぶもの
           9/6日、20日、26日、10/3 各日午後1:00~2:45

■主な内容
人口3億人を超え、世界GDPの2割を占める超大国・人種社会アメリカ。2006年夏に始まる一連の金融危機は日本を含め「世界同時不況」を巻き起こしました。大不況のなか救世主のごとく登場したオバマ大統領は、矢継ぎ早に大型の財政出動を展開し、世界の注目を集めています。本講座(全4回)では、アメリカ経済や財政の時事問題を扱いながら、政府による対応策や仕組みを紹介し、日本では知りえないアメリカ経済社会の本質や謎に迫ります。その中から日本が学ぶべき示唆も探り出します。

■各回概要
「アメリカ経済をみる眼」 各回概要.pdf

■申込みは、こちらへ

アメリカ第2の都市、ロサンゼルス。
その郊外にある富裕地域、Manhattan Beach County(マンハッタンビーチ郡)。そこに設置されている公立小学校、Manhattan Beach County Middle Schoolに昨年9月11日、研究調査で訪問しました。
同小学校のウェブサイトは、こちら
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※郡(county)とは、市(city)や学校区(school district)と並ぶ基礎自治体の単位。アメリカ国民にとって最も身近な存在。

「財政学概論」や「地方財政・自治体論」の私の講義で詳しく扱いますが、アメリカの初等中等教育は高度に地方分権化されています。ハワイ州だけ、州が一つの大きな学校区になっていますが、それを除けば学校区が初等中等教育に関わる財政、人事、教育カリキュラム等を自主的・自立的に運営します。州は州法として大枠で学校区を規制するにとどまってます。
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最近、日本でも地方分権が論じられてます。
しかし行政分野ごとに分けて議論する動きはありません。アメリカは地方分権でやっていますが、行政分野ごとに権限や財源を決めて議論してますので、その辺が日米で決定的に違ってます。

日本は地方分権化しても、交付税を通じた現行の「一般財源主義」をどのように再編するのか全く不透明、というわけです。

ある知事はよくテレビで、「権限、財源、人間を地方に」と言ってます。しかし、その本質は行政分野それぞれの性質を身極めて、行政サービスの及ぶ範囲に応じて租税(税源)を適切な政府レベルに配置し、債務管理を含む財政システムに自己責任をもたせる、ということだと思います。実際、アメリカでは地方の自主財源となる租税(税源)あるいは使用料収入があることが起債の信用担保になっています。

ちなみに、アメリカの大学院で社会人向けの「ロースクール」、「ビジネススクール」、「会計スクール」など専門職大学院が機能しているのは、全米の基礎自治体レベルで腕を競う、競争的なジョブマーケット(雇用の場)があるからです。

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