人材開発教育論グループ 沼倉佑栄
10月11日付け日本経済新聞のコラム「大機小機」の中で、経営に当たっての企業の社会的責任論、経営価値のあり方、企業統治の適切な実践等に触れ、日本社会の立て直しの智恵を経営者に求めている。
結びとして経営者や事業に携わる人は、渋沢栄一の「論語と算盤」すなわち「道徳経済合一説」を学び、実践すべく努める必要があると述べている。
周知のとおり、渋沢栄一は幕末から明治時代に活躍して日本の実業界の礎を築き、日本資本主義の父とよばれた人でした。彼は経営にあたり強固な道理によらねばならぬとの信念から論語をよりどころに利益追求と仁義道徳の一致を説いた人でもあります。この渋沢栄一について、奇しくも人間開発教育課程の科目では、「構想力開発論」、「企業人物論演習(日本)」および「現代マネージメント概論演習」でしっかりと取り上げているので、我々の意図と新聞のコラムの意図がまさに‘合致’したと思っている。興味にある方は授業や書物で何故今渋沢栄一なのかを学ばれることをお薦めする。