秋学期入学の募集が始まっています。本シリーズは、八洲学園大学人間開発教育課程の科目の魅力の一端を紹介するものです。
私の専門は、経済学(とくに財政学・地方財政・アメリカ経済)です。人間開発教育課程・専門科目にあります「経済財政・財務・まちづくり」という領域を、実務経験の豊かな非常勤講師と連携しながら体系的に運営しております。
私の担当科目は、今回ご紹介する「経済学概論」のほか、「日本経済・産業概論」「地方財政・自治体論」「都市経営・公共政策論」(以上、スクーリング科目)、「財政学概論」「地域開発・まちづくり論」(以上、テキスト科目)、さらに「卒業研究演習・卒業論文」「特別研究(福祉国家と日米経済)」です。経済学には欠かせない、英語の知識も得られるのが特徴です。
税理士資格、ファイナンシャルプランナー(FP)資格、公務員試験などに向けての基礎的な勉強にも役立ちます。過去の受講生の中には本学を卒業後、税理士事務所に就職が決まり、活躍されている方もおります。
突然ですが、「景気」が良いか悪いかは、何で計ったら良いのでしょうか? 一般的には、内閣府が公表する経済指標としての「経済成長率」(実質GDP)で計っており、企業や個人(投資家など)もこの指標を重要な判断材料の一つにしています。
では、その「経済成長率」は何で決まるのでしょうか?
「経済学概論」の講義では、このような単純な疑問からスタートします。「需要と供給」という言葉をメディアでよく耳にしますが、この問いに対しては、「供給」が重要なカギを握っています。経済学では「生産3要素」といって、資本、労働、技術が重要とされますが、これら3要素の在り方が「供給」の量やスピードを支配します。要するに「供給」の量やスピードが「経済成長」(景気の良し悪し)を決定づける主要因なのです。これが最もベーシックな経済学による考え方です。
最後に、戦後日本の「経済成長率」の推移をお見せします。石油ショックのあった1970年代前半に日本の経済成長率は大きく下がっていますが、その経済学的な理由は何であると思いますか?
その回答や詳細な説明は、「経済学概論」の講義の中でご説明したいと思います。