人間開発教育課程の学生さん紹介シリーズ (29)
本シリーズでは、全国各地で活躍されている八洲学園大学人間開発教育課程の学生さんを紹介しています。第29回目は、読み聞かせ等のボランティアとしてご活躍のKSさん(2004年秋学期入学)をご紹介いたします。
KSさんは、お若いときから、子どもと一緒に本を楽しむ親子関係をつくりたいと考えられていたそうです。お子様が赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせをされ、お子様が少し大きくなると一緒に「親子読書会」に入り、その活動の中でよそのお子さんたちの前でも読み聞かせを行ったり、絵本を介した工作や遊びの指導や世話を行ったりしてきたということです。
さらに、先輩お母さまたちとともに、子どもの本に関する講座や講演会を受講されたり、本を読む習慣のない家庭の子どもたちにも読書の大切さを伝えるために、学校の昼休みや放課後に読み聞かせのボランティア活動をされたりしていたそうです。
当時の学校は保護者が学校で活動するのを拒み、交渉と準備に数年かかったといわれていました。その後、地域とともに子どもを育てる学校づくりが進み、学校での読み聞かせもやりやすくなったそうです。現在も読み聞かせの活動を続けていらっしゃいます。
小学校学校図書館にPCが導入された時には、パートとして半年間働かれたこともあるということで、そのような経験から図書館や図書管理の必要性を実感し、図書館学について系統立てて学び、司書資格を取得したいと思うようになったそうです。
そのようなときに、たまたま某通信制大学の司書講座パンフレットを目にしたそうですがスクーリングには通えないので、他にどこか学べる機会がないものかとインターネットで探されたということです。そして、インターネットで学べる八洲学園大学を見つけ、「これだ!」と思って入学を決めたそうです。
八洲学園大学で頑張って学ばれたKSさんは、この9月に卒業される予定です。ところが、もっと八洲学園大学で学びたいといわれています。
「八洲学園大学で学ぶにつれ、司書資格関係以外にも学びたいと思うことが広がっていきました。学ぶことにより、今まで知らなかったことでも少しわかるようになり、そうすると、もっと深く知りたくなるものです。司書科目から生涯学習について、生涯学習から地域の公共図書館について、さらにはそこから財政や地域行政等について・・・と興味が広がっています。卒業後も科目等履修生として再入学して、学習を続けたいと思っています。」
続けて、次のようにもいわれていました。
「かつての狭い人生観では今後の生き方にただただ不安を感じたり心配したりすることが多かったのですが、学ぶことで視野が広がり、何か問題に直面したときには一生懸命考えればいいだろう、解決するため、乗り切るために行動すればいいのだろう、という楽観的な考えに変わってきました。そのことが八洲学園大学で学んだ最も大きな収穫で、自分でもすごいと思っています。また、そうならないように予測したり、準備したりすればよいのだということがわかりました。気持ちがとても楽になりました。」
「私は30年前ではなく、今の年齢で大学に入学して勉強して良かったのだと思います。集中力や吸収性の面でも、充実感の面でも・・・。学習機会を与えてくれ、課題締め切り間近には粗食等を黙認してくれた家族にこころから感謝しています。」
KSさんは、学ぶことの本質の一面を本学で体得されたのではないかと思います。指導者に相応しい人というのは、多くの知識を有している人ではなく、KSさんのような人なのかも知れません。きっと、KSさんは地域の子どもたちのよきサポーターになることでしょう。これからも、たくさんの子どもたちに読書の楽しさ、学ぶことの楽しさを教えてあげてください。
