本シリーズでは、全国各地で活躍されている八洲学園大学人間開発教育課程の学生さんを紹介しています。第22回目は、国の機関で公務員としてご活躍のMさん(2007年秋学期入学)をご紹介いたします。
Mさんは農林水産省の地方出先機関に勤務されていて、入省25年目とのことです。大学2年生と高校2年生のお嬢様がいらして、お嬢様が小学校~中学校時代のころはPTA役員としても活躍されたそうです。
八洲学園大学への入学動機について伺いました。
ご長女の大学入学と同時に離婚され、お二人のお嬢様の親権をMさんがお持ちになられたとのことです。どこの省庁でもそうですが、農林水産省も同様で、人員削減に取り組んでいるそうです。今後は配置転換で他省庁に勤務する可能性もあり、幅広く学習しておく必要があるとお考えになったそうです。その意味で、八洲学園大学の学習内容は役立つのではないかと思われたそうです。「正直、お嬢様の学費だけでも大変だった」といわれていました。
八洲学園大学で学んだことは、現在のお仕事に直接役立っていることはないということですが、今のお仕事を定年まで続けることは考えづらいので、役立つことは必ずあると思う、といわれています。
お仕事をしながら大学で学ぶ工夫としましては、小さ目のモバイルパソコンを購入し、いつも持ち歩くようにしていらっしゃるとのことです。勉強する時間をつくるのはなかなか難しいといわれていますが、歯科医院の待合時間や出張時などでの自由時間には、時間を無駄にせずレポート作成などをして、工夫されているそうです。
とはいいましても、仕事と勉強だけでは嫌になるので、テニススクールにも通っている、とメリハリのある生活の仕方も教えてくださいました。
テニスでは年に4~5回も試合に出るそうです。授業や試験と重なることも多く、困ることが多い、とちょっぴり愚痴をこぼしていらっしゃいました。
Mさんが入省された頃は終身雇用が当たり前の時代であったのではないかと思います。ところがここ10年で就労構造は大きく変わってしまいました。そのような中にあって、Mさんは、先を見つめて学ばれています。将来の危機に備えることの大切さは誰でもわかってはいるのですが、なかなか実行できるものではありません。Mさんはきっと、どのような変化に遭遇しても、今学ばれていることを生かして、柔軟かつ力強く生きて行かれると思います。ますますのご活躍を期待しております。