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人間開発教育課程の学生さん紹介シリーズ (36)

浅井経子

本シリーズでは、全国各地で活躍されている八洲学園大学人間開発教育課程の学生さんを紹介しています。第36回目は、博物館にお勤めの津田由美子さん(2008年春学期入学)をご紹介いたします。

津田さんは、現在、自然系博物館であるK市青少年科学館に嘱託職員として、地層観察会・自然観察会等の教育普及活動に関わられています。これまで専門に学習したわけでもなく、とはいえ間違ったことを教えることもできないので、ご自分で調べたりして、「毎日が学習の連続」といわれています。
指導した子どもたちから「解りやすくて勉強になった」といわれると嬉しくなり、それを励みにしていらっしゃるそうです。

地域・学校・家庭それぞれが連携・協働し、子どもたちをより良く育て、安全で住みやすい地域を作って行くことを目標に、K市の地域教育会議メンバーとして活動されており、次のようにいわれていました。
「いなかで育ったので、まつり事や冠婚葬祭には町内会・となり組が協力しあうのが当たり前と思っていました。ですから『隣は何をする人ぞ!』的な生活をしている都会の人間関係に違和感と寂しさを感じていました。そこで、地域教育会議の活動に積極的に参加することにし、宿泊体験事業や食育事業(うどん、すいとん、だんご作り等)の立ち上げにも参加しました。それらは現在も継続されており、学年・学区を越えた交流が人気を呼んでいます。」

お父さまが交通事故に遭われ危篤状態が3ヶ月も続いたことで、目前で大学進学を断念したという経験をお持ちです。その後、結婚され3人(男・女・男)のお子さまを育てられたとのことです。ご次男が小学校2年生になるのを待って仕事に就かれ、学校給食や用務員、社会福祉協議会の事務などのアルバイトを経て、博物館の嘱託職員として勤務することになったそうです。

八洲学園大学への入学は、お子さまたちの自立を機に、30年前の念願だった大学進学に挑戦しようと考えられたからとのことですが、「この年齢でやれるだろうか?」との不安や迷いもあったといわれています。ご家族の理解と応援、さらには学芸員としての専門的な知識を身に付けたいというご自分の強いお気持ちに支えられ、大学入学を決意されたそうです。
第一の目標は学位記の取得、第二が学芸員資格の取得といわれています。

八洲学園大学で学んだことは、全て即座に博物館の教育普及活動等に生すことができるといわれ、恵まれている環境にご自分が置かれていると感謝されていました。

八洲学園大学について、「通学しなくても自分の空いた時間に学習ができ、パソコン環境さえ整えていれば授業も試験も受けられるので、働きながら学ぼうとしている人には、願ってもない大学だと思います」とおっしゃってくださいました。
さらに「八洲学園大学を選んで間違いがなかったことを、声高に吹聴したい気分です」ととも!

「諸先生方、学生支援センター職員の皆様方には、大変お世話をかけています。これから2年目に入りますので、もう少し授業の選択数を増やしたり、スクーリングもほどよく組み込んだりして学んでいきたいと考えております。これからも(卒業するまで)、宜しくお願いいたします」といわれています。

「子どもたちが喜んでくれるときが一番嬉しい」といわれる津田さんのお気持ちはよくわかります。私ども教職員も学生さんが喜んでくださることが最大の喜びであり、励みになりますので。
?十歳を越えて大学に進学されるのは容易なことではないと思います。津田さん以外にも同世代の学生さんがたくさん在学されています。この場をお借りして、そのような学生さんたちに、心から敬服します、とお伝えしたいと思います。

是非、初心を貫き学位記と学芸員資格を取得され、将来の担い手である子どもたちのために尽くしてくださいね。
K市は本学のある横浜市お隣同士です。お暇なおりには大学にいらしてください。

最後に、勤続30年の表彰を受けられたご主人様にお祝い申し上げたいと思います。