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2010年2月 アーカイブ

2010年2月27日

人間開発教育課程/専攻の学生さん紹介シリーズ (51)

浅井経子
 本シリーズは、春休みと夏休み企画として、全国各地で活躍されている八洲学園大学人間開発教育課程/専攻の学生さんを紹介しています。  第51回目として、公民館職員(非常勤)に勤務されているYYさん(2008年春学期、編入学)をご紹介いたします。

 「公民館で働いてみてはじめて、その業務の多様さに驚きました」とYYさんはいわれています。子育て中には育児サークルなどでよく公民館を利用されたそうですが、貸し館が主な業務なのだろう、ぐらいにしか思っていなかったとのことです。
 公民館の社会教育施設としての役割の重要さに気づき、もっと社会教育について学んでみたい、できれば社会教育主事の資格を取得したいと考えるようになり、八洲学園大学に入学することを決意されたそうです。

 YYさんは通信制の短大を卒業された経験をお持ちですが、仕事をしながらのスクーリング受講は難しく、とても大変だったようで、卒業までに4年もかかってしまったそうです。
 「その点、八洲学園大学はインターネットでスクーリングが受講でき、単位が取得できるので、働いているものにとってはとても助かります」といわれ、八洲学園大学のスクーリング授業について次のように述べられていました。

 「チャット機能やディスカッションルームなどで、同時にライブで他の学生とやりとりができるのでとても臨場感があります。
 楽しく学べ、90分があっという間です。忙しくて受講できなくても、オンデマンドで後日学習できますし、オンデマンドは復習にも役立ちます。
 わからないことがあれば質問機能を使って質問できます。先生方からの返信の早さには驚かされます。これも他の通信制とは違うところだと思います。」

 あるスクーリング授業で聴覚障害者の学生がいらしたそうですが、先生が話される内容をすぐにチャットで文字化してその方に伝える学生さんがいて、それにはとても感動したそうです。
 
さ らに、YYさんは「インターネットを通じて家に居ながらにして、日本だけでなく世界中の人と意見の交換もできるので、その地域の実情がわかり、大変参考になります。社会人には、大いに薦めたい大学です」とおっしゃってくださいました。

 八洲学園大学のSNSには同じ興味を持つ人が集まったコミュニティーがいろいろあり、課外活動が活発に行われています。YYさんもSNSで学生仲間との交流を楽しまれているご様子です。悩みを相談したり、喜びや悲しみを共有したりする仲間がたくさんできるので、通信制にありがちな孤独感を感じないで勉強を進めることができるそうです。

 八洲学園大学での学習について、「通信制大学とはいえとても中身が濃く、数多くのレポートを書くことで確実に力がついていると実感できました」といわれておりました。
 もちろん、その分、勉強も大変なようです。
 YYさん曰く、「しかし、それは同じ志を持つ仲間がいることで克服でき、実際くじけそうになったときに何度も助けられました。心強い励ましと、よい刺激を与えてくれます。」

 2010年の卒業を目指されているとのことですが、「学習したい科目がたくさんあるので八洲学園大学との関係は細く長く続いていくような気がします」といわれておりました。

 YYさんは今学期のゼミに参加されていましたが、社会教育の最前線で格闘されていますので、レポートのご発表も授業でのご発言も現場に即した内容で、他の学生さんに刺激を与えてくださいました。YYさんのようなプロ級、セミプロ級の方々が、教員が提供する知識を超えた情報を提供してくださいます。
 YYさん以外にもプロ級、セミプロ級の学生さんがおりましたので、きっとYYさんにとりましても収穫があったのではないかと思います。

 本学で学んだ成果を生かして、地域の方々に愛される公民館づくりに貢献していただきたいと思っております。応援しております。
 細く長くお付き合いいただけるようですので、これからもよろしくお願いいたします!

2010年2月12日

人間開発教育課程/専攻の学生さん紹介シリーズ (50)

浅井経子
 本シリーズは、春休みと夏休み企画として、全国各地で活躍されている八洲学園大学人間開発教育課程/専攻の学生さんを紹介しています。  春はそこまで来ています。第50回目として、小5、小3、4歳の3人のお子様を育てながら学ばれている山本万喜さん(2008年秋学期、編入学)をご紹介いたします。

 山本さんは、一度司書資格取得のために八洲学園大学に科目等履修生として入学されたのですが、資格取得後も「学ぶことは大切」と3年編入生として再入学されて、現在も学ばれています。最初に入学されたときは、3番目のお子様が生後6カ月だったそうです。

 21年度の秋学期が始まろうとした矢先に、山本さんから、ご主人様が急逝されたこと、どこまで続けられるかわからないがゼミだけは履修したい、とのご連絡を受けました。
 山本さんはまだお若く、3人のお子様をおもちです。ゼミを履修したいといわれるお気持ちを嬉しく思いつつも、事態の大きさと重さと・・それに立ち向かっていらっしゃる山本さんを想像して言葉を失ってしまいました。

 以前からお子様の手が離れたら図書館で働きたいという目標をお持ちだったそうで、通学せずに自宅で勉強でき、司書資格を取得できる八洲学園を知り、思い切って入学されたとのことです。
 本学で学ぶうち、学び続けるということの大切さを実感されたそうで、司書資格取得後にも再入学されました。司書資格を取得して一時は公共図書館の臨時職員として働いていらしたそうですが、現在はご主人様が勤務されていた企業で社員として働いていらっしゃるとのことです。「八洲学園大学で学んでいたことで、世の中の流れについていけた気がします」とおっしゃってくださっております。

 お仕事や家事等をこなしながらの学習ですが、工夫したこととして、次のように言われています。
「レポートをまとめるのはこの日に・・・と時間を設定し、日ごろは仕事や家事の隙間をぬって情報収集していました。また、読んだ本の引用を携帯のメールに打込んでおいたりしました。机に向かって勉強という様なスタイルは取らなくても学べたのが継続できた秘訣だったと思っています。」

 山本恒夫学長は、昔から、「研究は机に向かってするものと考えている人は、『忙しくて机に向かう時間がない』と、結局は愚痴と言い訳をして研究ができない。どんなに忙しくても頭を使えばよいのだから、いつでもどこでも研究できるようでなければいけない」といわれていました。山本さんをはじめ本学の学生さんは、皆さん、時間をうまく見つけ出して、勉学に励まれているようですね。
 でもご無理のないかたちで学んでください。遅々たる歩みでも継続させることが一番大事です。

 学期初めに学生さんには自己紹介していただいておりますが、次の一文は山本さんの自己紹介の一部です。
「一年前、再入学を思い立ち、春には浅井ゼミ1でもお世話になりました。
実は、今回の履修登録期間中に、夫が急逝という大きな出来事に見舞われ、予定していた履修をあきらめ、悩んだあげく、唯一浅井ゼミ2だけを履修しました。
それでも、ライブ参加出来ず、やはり無理かもしれない・・・と思いつつ、授業を再配信で受講することもできるのだから、と考えています。『無理のないように』とおっしゃってくれた先生の言葉が胸に沁みました。こんな状況でも学べることに感謝しています。
これから状況が色々変ることも考えられ、どこまでがんばれるのか、私自身もわかりませんが、毎回の授業を大切に参加していきたいと思っています。宜しくお願いします。」

 山本さんのことをクラスメートの皆が心配していました。そして、何ができるわけではないのですが、黙って山本さんを支えてくださいました。クラスメートの津田さんが大学にいらしたときに「山本さんはすごいね。偉いね」と一言いわれたときに、皆同じ気持ちでいてくださっていることを確信しました。

 今、半年間のゼミは終わりましたが、山本さんはほぼ毎回出席されていました。山本さんが出席されるとホッとし、同時に「無理しているのではないかしら、大丈夫かしら」と心配になりました。

 皆で山本さんを支えているつもりでいたのですが、考えてみますと、山本さんが出席されると「よかった!」ととても嬉しくなり、「今日もよい授業をしよう」という気持ちになったのですから、山本さんの存在に私どもが支えられていたのかもしれません。

 3人のお子様は、お母様の姿に、きっと生きることについてのかけがえの何かを学ばれていると思います。小さな努力の一つ一つが、果てしない未来を紡ぎ、つながっていることを感じずにはいられません。

2010年2月 9日

人間開発教育専攻/課程ウェブサイト 移転のお知らせ

石田 尊

人間開発教育専攻および同課程では、2005年11月より、下記のURLにおいて、教員の手作りのWebサイトを公開してまいりました。

■初代専攻/課程Webサイト跡地:
 http://study.jp/univ/ygun/

その後、昨年夏に、大学Webサイトとの統合を進めるため、下記のURLへといったん移転いたしました。

■二代目専攻/課程Webサイト跡地:
 http://www.yashima.ac.jp/tabid/339/Default.aspx

さらに、昨年12月、大学Webサイト自体の大きな更新があったため、専攻/課程Webサイトは再度移転することになり、現在は以下のURLにトップページがございます。

■現専攻/課程Webサイト(詳細情報ページ):
http://www.yashima.ac.jp/univ/forstudents/kaihatsukyoiku/

何度も移転するかたちになり、頻繁に利用してくださる方にはご面倒をおかけし恐縮ですが、国家資格科目修得認証履修証明等に関する詳細な情報が公開されております。必要に応じてご参照いただけたら幸いです。

2010年2月 4日

社会人基礎力とコンピテンシー(行動化能力)

沼倉佑栄

生涯学習学部生涯学科生涯マネジメント系では、従来から社会人基礎力について、社会人基礎力(1)科目習得認証はじめ社会人のための実践的科目を強化推進してきました。さらに新学科発足に伴い社会人基礎力をより実践的に体系化し、科目を補強したビジネス行動化能力(コンピテンシー)育成のための科目群を用意しました。(科目例は下記ホームページを参照してください)

コンピテンシーとは日本語では行動化能力といい、文部科学省の定義によれば、単なる知識や技能だけではなく、技能や態度を含む様々な心理的・社会的なリソースを活用して、特定の文脈の中で複雑な要求(課題)に対応することができる力と説明されており、知識やスキルをもっているだけでなく、それを活かし、行動し、結果を出せる能力でのことです。

このコンピテンシーは昨今OECDの生徒の学習数到達度調査(PISA)の概念枠組みの基本になっており、文部科学省によるOECDのキー・コンピテンシーは、 

  ① 個人と社会との相互関係を活かす能力
  ② 自己と他者との相互関係を形成できる能力
  ③ 自律的に行動できる能力

です。

文部科学省のキー・コンピテンシー紹介ページ

他方、経済産業省が推進する社会人基礎力は①前に踏み出す力(アクション)、②考え抜く力(シンキング)、③チームで働く力(チームワーク)で、日本の産業界からの要求を纏めたものです。OECDのコンピテンシーはグローバル化した社会における世界共通の学士力を測る尺度として選択された内容です。この内容を発展させ、さらに産業界で実施されているコンピテンシーを参考に生涯学習学科に反映させているのが、来学期から導入するビジネス行動化能力育成のための科目群です。いわば、OECDのグローバルなコンピテンシーと日本の産業界が望んでいるコンピテンシーを融合させたのがビジネス行動化能力育成のための科目群です。現時点では充分な科目構成ではありませんが徐々に充実する予定です。生涯にわたり個人の能力が幅広く問われ要求される今日、これ等科目群に立ち寄っていただければ幸いです。

ビジネス行動化能力育成のための科目群紹介ページ

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