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社会人基礎力とコンピテンシー(行動化能力)

沼倉佑栄

生涯学習学部生涯学科生涯マネジメント系では、従来から社会人基礎力について、社会人基礎力(1)科目習得認証はじめ社会人のための実践的科目を強化推進してきました。さらに新学科発足に伴い社会人基礎力をより実践的に体系化し、科目を補強したビジネス行動化能力(コンピテンシー)育成のための科目群を用意しました。(科目例は下記ホームページを参照してください)

コンピテンシーとは日本語では行動化能力といい、文部科学省の定義によれば、単なる知識や技能だけではなく、技能や態度を含む様々な心理的・社会的なリソースを活用して、特定の文脈の中で複雑な要求(課題)に対応することができる力と説明されており、知識やスキルをもっているだけでなく、それを活かし、行動し、結果を出せる能力でのことです。

このコンピテンシーは昨今OECDの生徒の学習数到達度調査(PISA)の概念枠組みの基本になっており、文部科学省によるOECDのキー・コンピテンシーは、 

  ① 個人と社会との相互関係を活かす能力
  ② 自己と他者との相互関係を形成できる能力
  ③ 自律的に行動できる能力

です。

文部科学省のキー・コンピテンシー紹介ページ

他方、経済産業省が推進する社会人基礎力は①前に踏み出す力(アクション)、②考え抜く力(シンキング)、③チームで働く力(チームワーク)で、日本の産業界からの要求を纏めたものです。OECDのコンピテンシーはグローバル化した社会における世界共通の学士力を測る尺度として選択された内容です。この内容を発展させ、さらに産業界で実施されているコンピテンシーを参考に生涯学習学科に反映させているのが、来学期から導入するビジネス行動化能力育成のための科目群です。いわば、OECDのグローバルなコンピテンシーと日本の産業界が望んでいるコンピテンシーを融合させたのがビジネス行動化能力育成のための科目群です。現時点では充分な科目構成ではありませんが徐々に充実する予定です。生涯にわたり個人の能力が幅広く問われ要求される今日、これ等科目群に立ち寄っていただければ幸いです。

ビジネス行動化能力育成のための科目群紹介ページ