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社会教育調査から(2)-種類別博物館数の推移-

浅井経子
 3年ごとに実施している社会教育調査(指定統計)の平成20年度の調査結果が、平成22年4月6日に公表されました。  今回は博物館数の推移を博物館の種類別にみてみたいと思います。

 博物館には、「総合博物館」のほか「科学」「歴史」「美術」「野外」といった博物館、さらには「動物園」「植物園」「動植物園」「水族館」があります。これらの博物館がどのような推移で数を増やしているか、あるいは減らしているかを、平成2年を100としたときの指数でみてみたいと思います。

 平成20年現在の博物館数は1,248で、その数は平成2年を100としたときの156.2にあたります。平成に入ってからも年々増えていることがわかります。

 ところが種類別にみますと、年々増えているのは、歴史博物館と美術館だけで、総合博物館、科学博物館は平成17年がピークで、平成20年には若干、減少しています。
 歴史博物館や美術館の数は、他の博物館に比べて実数自体が多く、両者で全体の約7割を占めています。
 
 動物園、植物園はもともと実数が少ないこともありますが、平成2年の頃よりもはるかに減少しています。動植物園や水族館の平成20年の数は、平成2年に比べて増えてはいますが、年によって増えたり減ったりしています。

 このような傾向は、国民のニーズの移り変わりを示しているのか、少子高齢化の進行を示しているのか、あるいは経済が低迷する中での博物館の維持費等の問題を示しているのか、今後、多面的に分析する必要があるように思います。

種類別博物館数の推移.jpg

 詳しくは、下記をご覧ください。
 e‐Stat『政府統計の総合窓口』の社会教育調査の年次統計の「施設数の推移」。