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2009年3月 アーカイブ

2009年3月 2日

金魚で死生観を考える

こんにちは。
学生支援センターの秋山です。

今年のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「おくりびと」。
たしか1月あたり、平日の昼間に一人で映画館で観ました。
びっくりするぐらいの号泣でしたが、とても考えさせられる映画でした。

「死」という重いテーマを扱う時には、
その「死」の対照となる「生」が実は隠されていることが多いと思います。
(それは生と死だけではなく、すべてのものに対してもあるのかもしれませんが。)

この映画のテーマも「死」でありながら、実は、「生」について問う映画だと思います。
 
 
 
話は変わりますが、最近、新書のタイトルが面白いと思いませんか?
ほとんどの本はネット通販で購入するのですが、
たまに立ち寄る本屋では、中身よりもキャッチコピーや
その本のタイトルで買ってしまうことが多いです。

先週、気になるタイトルの本があり迷わず購入しました。
死んだ金魚をトイレに流すな -「いのちの体験」の共有
近藤卓著、集英社新書、2009年2月

長年スクールカウンセラーをしてきた著者は、
10歳から12歳頃までに遭遇するいのちそのものへの畏怖感である
「いのちの体験」が重要であると指摘しています。

昔、飼っていた金魚が死んだ時、両親は、土に埋めて簡単な墓標を作り、
子どもたちと一緒に手を合わせました。
そして、しばらくの間は、その墓標を目にするたびに、「金魚の生」を
思い出していました。

しかし、最近では埋める場所がないとの理由でトイレに流す人もいるそうです。

そんな親や家族の行為を子どもが見たら、金魚の悲惨な長期に衝撃を受けたり、
動物が死んだらこういう風に処理をすればいいのかと
「死」について学習をしてしまうかもしれません。

生まれて初めて子どもたちに襲いかかる根源的な不安は、
子ども一人ではなく親や仲間とともに経験することが、
子どもを成長させる重要な鍵であると指摘しています。

他人や自らを傷つける子ども、他人の痛みが分からずに暴言や暴力を振るう子ども、
そんな「いのち」や「生きること」そのものを考えていない、考えられないのではないかと
思うような今日の子どもたちは、金魚が死んでしまっても、
トイレに流せばいいや、と思っているのでしょうか。
なんだか、少し切なくもあり、悲しくもなります。

そんなことを考えていたら、学生時代に勉強をしたデーケンの死生観を思い出しました。
生きることは、他の何かの命を犠牲にしているということ。
生かされて、生きている自分。
ともに生きているという感覚を大切にしていきたいたいと思います。
 
 
そんな週末、友達とモツ鍋を食べて、改めて、「いのち」について考えました。(笑)
SN3D01080001_R.jpg
このモツも、ニラも、何もかも。
まさに生かされて、生きている。
 
素晴らしきかな、我が毎日。

2009年3月 9日

携帯してますか

こんにちは。学生支援センター 朝比奈です。

携帯電話の学校への持ち込み禁止が話題になったり、携帯依存症という言葉もすっかり定着していますが、みなさんは携帯電話をどのように利用されていますでしょうか。

少し前になりますが、文部科学省が「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果を発表しましたので、中学生の2割が1日50件以上のメールをする など、マスコミで取り上げられたのをご覧になった方も多いかと思います。

本学の開講科目のうち司書資格科目でもある「情報化社会と情報の選択(公共図書館・大学図書館編) 」の課題でも携帯電話の利用状況などに関する課題が出されていました。

そんな、話題(?)の携帯電話。自身の利用状況を振り返ってみると・・・。

実は先日、出勤する時間になって携帯電話がないことに気がつきました。
よくよく考えたところ、前日家族で外食をして以降、携帯電話を見た記憶がありません・・・。

結局、そのお店が預かっていてくださったため、およそ24時間後に無事に手元に戻ってきてくれたのですが。

子どもが体調を崩した時などの保育園からのお迎え要請以外には緊急の連絡はほとんどないので、お休みの日はケータイを携帯しないこともしばしば。
やはり家族や友だちとの連絡に便利なツールではありますが、私にとっては、「なくてはならない」というほどではないようです。

あ、でも。
1年くらい前、「これからはちゃんと電源を入れておきます」と学長がおっしゃった時は、ちょっとホッとしました。

学長はeメールですぐに連絡がつくようにしてくださっているので携帯電話はそれほど重要でもありませんが、上司の携帯電話はいつも留守電で困っているという方も少なくないかもしれませんね。

要職の方は是非、ケータイを携帯してください。

2009年3月16日

1万円と1科目の大きな差。

こんにちは。
学生支援センターの秋山です。

第1次2回目の合格発表も終了し、4月からの履修登録が開始されました。
在学生の皆さんは、それぞれの目標のために、これから半年間、1年間先を見据えて、
学習計画を立てていることと思います。
 
 
先週だったでしょうか。
フランスでは、お金を払えば宿題を肩代わりしてくれるウェブサイトが登場した
というニュースを見ました。

簡単な算数や数学の問題なら5ユーロ(約625円)、
学年末のプレゼンならスライドを含めて80ユーロ(約1万円)とのこと。
サイトの製作者は、「隙間産業に目をつけた」といい、教師たちは猛反発。
(その後、そのウェブサイトは閉鎖したと聞きました。)

日本語に翻訳された文章なので、どこまでが正しい表現なのか
細かいところまでは分かりませんが、なんだかびっくりしました。

もしかしたら、時間をお金で買う、なんて考える人もいるのでしょうか。
  
  
誰のために宿題をするのか?
はたまた、誰のために勉強をするのでしょうか?

特に大学などの高等教育では、一つの答えを導き出すことよりも、
その人なりの考えを、論理的に考えて、相手に伝えることが大切なような気がします。

以前にも増して、「生涯学習」という言葉がより身近になった最近では、
言葉そのものよりも、概念や考え方、その行為自体が広く一般的になったようにも思えます。

電車の中で制服を着た高校生たちが教科書や参考書を読んでいるよりも、
何かの資格取得試験のための勉強をしている社会人を見かける方が、
なんだか、応援したくなります。(笑)

何かをしても、何もしなくても時間はちゃんと過ぎていきます。
今ではなく、少し先を見据えて学習していくことが大切なのかもしれませんね。

通信教育のよいところは、学習する場所と時間を選ばないことです。
通勤電車の中の30分、ランチタイムの30分、寝る前の30分。
それだけでも、新しい発見や知識は、きっと身に付くはずです。

春は、新しいことを始めるにはぴったりの季節です。
1万円を出してプレゼンの資料を作ってもらうよりも、
1科目からでも、興味のある分野を学んでみませんか。

何かを始めたい皆さんからのご出願をお待ちしております。

詳細はこちらから。

2009年3月23日

末広がり

こんにちは。学生支援センター 朝比奈です。

横浜はすっかり春めいたお天気になってきました。気象庁の開花予想によると、もうまもなく桜も楽しめそうです。

さて、春といえば卒業、入学シーズン。
本学でも3月28日(土)、3回目となる学位授与式にて卒業生を送り出すことになっています。

今回の卒業予定者は78名。
前回は38名。
そして、前々回は68名。

まったくの偶然ですが、毎回の人数が末広がりの8なんです。
八洲だけに8なのかもしれません。

と、ちょっとしたことに嬉しくなりつつ、すでに184名の卒業生の方が巣立っていかれたのかと感慨深くもあります。

eラーニングの大学ですので実際にお会いしたことのない卒業生の方もたくさんいらっしゃいます。
それでも、これまでの学位授与式では、お一人お一人のお名前が呼ばれるたびに、「こんなやり取りがあったな」などと思い出してしみじみしていました。
インターネットを通じてご自宅から出席されてた卒業生がチャットで「はい」と書き込まれるのもまた、とても嬉しいものです。

今回は何人の卒業生の方とお会いできるでしょうか。とても楽しみにしています。

2009年3月30日

新しいにおい

こんにちは。
学生支援センターの秋山です。

土曜日は、本学の第3回学位授与式が執り行われました。
卒業生数は78名でしたが、1名の方は、本学での学修を継続することとなり、
77名の方に、学術の学位が授与されました。

「大学通信教育」の存在を知らない方からすると、
卒業をするのに「楽そう」とか「簡単そう」というイメージがあるようですが、
通信教育で大学を卒業することは、通学の学生よりも、
相当、自分に厳しくしていないと、卒業までの道のりは長いものになってしまいます。

二束のわらじ以上に、何束ものわらじを履きつつ、
立派に「卒業」を手にされた皆さんに敬意を表したいと思います。
 
 
僕の住む街でも、桜がきれいに咲いています。
来週末には、満開になるのでしょうか。
春の風、におい、街の雰囲気、なんだかわくわくしてきて、楽しくなります。

春は、別れと出会いが両方、同時に訪れる季節です。

入学当時の夢や目標に、一歩でも近づくことができましたか?
これから先の道が、今まで以上にはっきりと見えるようになりましたか?

みなさんが本学で学ばれたことを少しでも誇りに持てるよう、
僕たちもこれからがんばっていこうと思います。
 
 
追伸。
実家の庭で育てているイチゴが食べ頃になりました。
2匹のシェットランドソープドッグたちに、食べられないよう、
イチゴの周りには、フェンスがありました。(笑)
犬たちも、春のにおいを敏感に感じているようです。
SN3D011300010001_R.jpg

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