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フェリックス・メンデルスゾーン生誕200年

 バイオリン協奏曲や結婚行進曲あるいは「歌の翼に」などの歌曲で知られるフェリックス・メンデルスゾーン(1809~1847)は、わずか38才の生涯にもかかわらず、多くの作品を残しています。今年が生誕200年に当たります。

 富裕な銀行家の家に生まれ、貧しさとは無関係に様々な作品を発表し、生前から世間にも認められていたメンデルスゾーンですが、なぜかその作品がいろいろな機会に発表されることは現在あまりないように思います。音楽家、芸術家は貧しさとか苦悩とかがないと世間は認めないのでしょうか。

 それはともかく、生誕200年を記念した作品選集が30枚Boxで発売されました。

 
「メンデルスゾーン・マスターワークス」

 上のサイトに詳細な作品があげてあります。交響曲(イタリアとかスコットランドといった時々コンサートで演奏される曲もあります。「イタリア」はNHK教育テレビの音楽番組の冒頭に演奏されています)、バイオリンやピアノ協奏曲、オラトリオ、カンタータ、弦楽曲、器楽曲、歌曲などが含まれています。

 結構聞きでのある曲が並んでいます。聴いたことのある曲は、バイオリン協奏曲(有名なホ短調の方だけですが、このボックスの中にはニ短調のバイオリン協奏曲もあります。日本の竹澤恭子さんのバイオリンです。)ぐらいしかないので、ゆっくり聞きたいと思います。

 それにしてもこの価格は驚きです。30枚で4,109円ですから。(私は、これまでCDを買ってポイントがたまっていましたので、このCDはポイントだけで入手しました。)

 カラヤンの1960年代のベルリンフィルとのベートーベン交響曲全集は、なんと1,500円です。こうした価格破壊は、我々音楽愛好家にとっては大変うれしいですが、今現代に生きる音楽家にとっては、大変だと思います。一枚のCDに3000円出して購入し、彼ら現代の音楽家の演奏をどれだけ多くの人が楽しもうと考えるのでしょうか。

 昔の(第2次世界大戦前からの)我々がこれまで本の中だけでその名演奏ぶりを聴くしかなかった演奏家の演奏が「デジタル加工」されて、以前より聴きやすくなって提供されるので、私はそちらにどうしても手が伸びます。

 コンサートなどで見事な白熱した演奏を見せてくれたら、自ずからCDも聴きたいと思うのですが、期待したいと思います。

コメント (2)

bassclarinet:

 メンデルスゾーンの作品のうち、交響曲第3番「スコットランド」とバイオリン協奏曲はオーケストラで演奏したことがあります(担当はクラリネットの1番)。バイオリン協奏曲の2楽章の後半部は迫り来る不安のようなものが聞き取れます。
 最近、弦楽四重奏曲をエマーソン・カルテットの演奏で聴いています。作品番号12No.1は木管五重奏や金管五重奏に編曲したものがあり、弦楽四重奏とはまた違った管楽器の多彩な音色を愉しんでいます。

高鷲忠美:

ksさん、コメントありがとうございます。今もメンデスゾーンが響いています。30枚はなかなか聞き終わりませんが、音色を楽しんでいます。今も演奏する機会があるのですか。
 バイオリン協奏曲の2番は、1番とは対照的な音色ですね。おもしろいです。
 

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2009年2月 6日 08:47に投稿されたエントリのページです。

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