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本の紹介『図書館サービスの可能性:利用に障害のある人々へのサービスその動向と分析』

 昨日、専修大学の野口准教授から、本が送られてきました。

 『図書館サービスの可能性:利用に障害のある人々へのサービスその動向と分析』小林卓、野口武悟共編 日外アソシエーツ、、2012.1.25 3,800円

 ざっと見ただけですが、本書は1995年から2011年の二つの大震災に挟まれた期間の「図書館利用に障害のある人々へのサービスを、この機関に発表された文献を紹介することによって、本サービスの動向と展望を示すレビュー論文集です。

 アメリカなどに比べるとレビュー論文集が日本では少なく、何か調べたいときに役に立つレビュー論文集がなくて不便を感じることが多いです。あまり知らない分野を調べたいとき、その分野の文献をもれなく紹介し、問題をきちんと論じてくれるレビュー文献集があると大変助かります。

 私の専門分野の一つ、目録分類では、アメリカ図書館協会の"Library resources and techinical service"に毎年一年間のレビューが載りますので、大まかな動向を知るのは大変助かっています。日本では日本図書館研究会の機関誌「図書館界」が10年おき(?)に掲載してくれるので、役に立ちます。

 本書の構成は、

1章 「図書館利用に障害のある人々」へのサービス:

     公立図書館ー総論ー
2章 多様な利用者へのサービス : 公立図書館ー各論ー
3章 特別なニーズを持つ子どもの学びと読書を支える:学校図書館
4章 均質な利用者像を超えて : 大学図書館
5章 視覚障害者への情報保証の拠点 :点字図書館
6章 患者・家族への情報サービス
7章 矯正施設の読書環境と図書館サービス
8章 子どもの発達の可能性を伸ばす :おもちゃ図書館
9章 まとめと展望 : すべての人への図書館サービスに向けて

 この分野での今後の研究と実践の発展をと思います。 

コメント (2)

h:

高鷲先生へ
いつも島根県の話題をありがとうございます。そして、野口先生は、3月1日に島根県の研修会で講師をなさいます。

hさん、コメントありがとうございました。野口先生は学校図書館における特別支援教育の第一人者です。いろいろ勉強して下さい。第一法規の本の書名は『情報資源組織法』です。

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2012年1月26日 09:07に投稿されたエントリのページです。

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