2009年10月19日

不易流行

以前読んだドラッカー著「知識社会の到来」についてのメモをこの週末読み返してみた。その中に、学校に求められる2つのことが述べられている。近い将来、知識中心社会がやってくるが、同時に学んだ知識が陳腐化する速度も早くなる。しかし、学校には、それに対応することだけの余裕はない。すなわち、常に新しい知識を学生に提供することができないのである。そのため、ある程度、基礎科目を学んだ学生は自らの力で新しい知識を学んでいかなければならない。そこで学校に対する要求の一つとして、学生に「学習の方法」を教えること。2つ目の要求として、知識社会を担うリーダーの養成に関することが述べられている。

今回は、「学習の方法」について考えてみたい。
この「学習の方法」と言っても特別な方法があるとは思えない。大学で学ぼうとする人たちは、将来自分が付きたい職業、やりたい仕事を十分考えて入学してきていると思う。したがって、学生は、自分にとっての幹になる科目、枝になる科目を選び、学んでいけばよい。幹となる科目を理解できれば大抵のことは独力で学んで行ける。勉強の場が職場になるかもわからない。事実、数年前会員数約4万人もいる学会が行ったアンケート調査でも非常に高い割合で最新技術、知識を職場から学んでいると答えている。考えてみると職場にはたくさんの最新の情報が集まっている。

変えてはならないもの、変えていかなければならないものがある。それが不易流行であり、幹と枝との関係である。

生涯学習と言う立場で自分が学んだ機械工学を考えてみた。機械工学は学問体系が確立されており、幹と枝がはっきりしている。ほとんどが必修科目である。
機械工学における幹(基礎)は、外国語(英語、ドイツ語(昔))、数学、物理・化学、力学(熱力学、流体力学、材料力学、機械力学)、それに製図である。製図はどの様な複雑な形状のものでも紙にその姿を工学的に描ける能力、他人が書いた複雑な図面でも、的確にその姿を頭に描き、それに基づいて具体的にものを作ることのできる能力が求められる。これに対して枝の部分に自動車技術、鉄道技術、造船技術などの応用技術・ものづくりの世界がある。
大多数の卒業生は応用分野で働くことになるが、応用分野だけで仕事をすることはできない。常に幹・枝の間を往来しながら仕事を進めることになる。

知識の陳腐化が速くなればなるほど、基礎を築き、基礎に戻って考える習慣を身につけることがますます大切になってくる。

2009年9月 4日

講演:「カレン族の焼畑農法」を聞いて

先日都内で開催された講演会に行った。正式の演題は「タイ北部で焼畑農法を営む少数民族の知恵:商業エネルギーを使わないカレン族の焼畑循環農法とその生活」と長い。
講師は以前和光大学で教鞭をとられていたトニー・ボーイズさん。ボーイズさんは1年以上にわたりタイ北部(チェンマイ付近)のカレン族の生活、焼畑農法について現地調査を行った。
カレン族がタイ北部の地にどこから移り住んだかは分かっていない。文字を持つようになったのも比較的新しく、母系社会である。畑を焼き、種を植える一連の作業・管理は非常に難しい。この仕事は、男性よりも女性が適していることからいつの間にか母系社会が生まれたと言われている。山の斜面に造った畑は最低6年間隔で循環していく。したがって、1家族6箇所の畑を持っているが、畑には使用権はあっても所有権はない。
畑を焼くためには準備が必要だ。伐採した樹木で畑の周りを囲い、最初に斜面の一番高いところを一定面積焼く。そのあと畑の下から火をつけ、斜面を上方に向かって焼いて行く。このようにすると延焼を防ぐことが出来る。しかし、世界的な傾向と同じく、耕地がやせ、最近収穫量が減少してきているとのことである。なお、囲いに使った樹木は3年間、そのまま寝かせ、薪にしている。
カレン族の社会は、タイ社会と隔絶されているわけではない。しかし、カレン族は昔の生活を維持し、エネルギーの多くを太陽に依存した社会を作っている。講演で映し出された色鮮やかな衣装を身にまっとった人たち、料理の種類も多く、われわれの現代社会とは違った豊かさを持った民族だと感じた。講演を聞きながら、ふとチェンマイ大学に行った時に食べた物、像に乗って山を散策したことなどを思い出した。
もし、地球上から化石燃料がなくなると、使いたくても使えない自動車、多くの工業製品等がごみとして捨てられるだろう。そこは、まさしく映画のロボット「ウォーリー君」がえがく世界だ。それに対し、カレン族の生活には大きな変化は起こらないだろう。
今回もまた、エネルギーのありがたさ、上手な使い方の大切さについて考えを深めることができた。

再度石油ピークを考える

2009年8月4日付け朝日新聞は、国際エネルギー機関(IEA)の話として、世界の75%の油田が既に生産のピークを過ぎた。その結果、5年以内に石油の生産量が需要を満たすことが出来なくなり、世界経済に大きな影響を与える可能性が高くなったと報じた。
石油ピークについては、以前から論じられてきたが、一般の人には、なかなか信じられない話題である。

石油時代の幕開けは1914年に起きた第1次世界大戦と言われている。この時、初めて戦場に戦車、飛行機が登場した。そのため大量の石油を必要としたが、すでに1859年、米国で油井の機械掘が成功していた。そして、1883年にガソリンエンジン(ダイムラー・ベンツ)が出現した。

ガソリンの原料である石油(原油)は非常に便利な物質であるが、この代替品はない。石油から各種燃料と繊維、肥料等の化学原料を作っている。石油から作った肥料、農薬等によって、65億人を養う食糧を確保してきた。一方、飛行機・自動車の燃料も石油であり、石油がなくなれば、飛行機を飛ばすことも自動車を動かすこともできなくなる。

これまで石油を贅沢に使い、便利な社会を築いてきた。しかし、気がつくと深刻な地球環境問題に直面していた。そしてさらに悪いことに、石油ピークが来た。

石油生産量の減少とともに島国日本は大きく変わる。人の往来、ものの流通がとまる。その結果、好まざる鎖国時代が到来する。すべての問題を国内で解決していかなければならなくなるが、中でも食の問題が深刻化する。自分の食べるものは自分で作る。そのため、農業の役割はますます重要になるが、長年、農業を軽視してきたこともあって、多数の休耕地が放置されたままに置かれており、すぐに食糧生産に取り掛かれない。土地があっても食糧はできない。来るべき日に備えて現在の食糧自給率41%を少しでも高めるために、水の供給路を含め農地の整備を早急に進めておく必要があるだろう。
歴史は、イースター島等多くの文明崩壊の例が示すように、その国の資源を使いきった時、国を築いてきた華やかな文明も突如として崩壊することを語っている。
石油を考えた場合も同じであろう。われわれが石油文明の時代に生きた最後の人間に成らないように願っている。

2009年7月17日

その情熱はどこから湧いてくるのだろうか

「一人一人の孤独へのまなざし」と題する宮下忠子さんの講演を聞いた。宮下さんは長年路上生活者への巡回相談等を行っている人と聞いた。どんなん人だろうと思い「宮下忠子」で検索したところ、63ページにもわたる膨大な量の情報があった。講演会では何もわからない私の質問に対しても、丁寧に答えてくれた。

ここ数年、仲間たちに、人集めのノウハウを聞きまわっている関係もあって講演会等によく声をかけてもらっている。

今回の定員は70名(部屋の関係)、しかし実際の参加者数は77名の定員オーバーとなった。私が申し込んだ時は47名であり、担当者は相当心配していたようだ。しかし、よく集めた、集まったと思う。どこに人を集める「ノウハウ」があるのだろうか?このことが私の研究課題の一つである。

さて、宮下さんの話に戻すが、私には宮下さんのような仕事はできない。その様な話を聞くことも実のところ怖い。しかし、結核をうつされても、ノミ、シラミの攻撃を受けても、ひるむことなく、宮下さんをこの仕事に駆り立てるものは何か。宮下さんのその姿に深い敬意を表したい。同時にその情熱の源泉を知りたいものである。

話を聞きながら、休みもなく研究に明け暮れていた昔のころを思い出ていた。液体ナトリウムを使う実験は非常に危険だったが、おもしろかった。だから長いこと続けた。しかし、緊張の連続で、胃潰瘍に悩まされた。その結果、毎年胃カメラを飲まされていたがいまは、そのようなことはない。

一人の研究者として宮下さんの情熱を理解できるような気もするが、やはり深く理解することは難しいと思う。

トリレンマ

先日、(社)日本機械工業連合会の調査研究成果報告会(第1回)に行った。
報告課題は
【1】「省エネ型プラント・技術普及に資するCO2排出権確保スキーム調査
研究機関(社)日本プラント協会
【2】「サステナブルなものづくりに関する調査研究
               研究機関(株)日鉄技術情報センター
【3】「バイオメトリスク認証機器システムの互換性実現、相互運用/検証モデルお研究調査
               研究機関(財)ニューメディア開発協会

上記の研究は社団法人日本機会工業連合会が経済産業省から一括受託したものであり、
【1】はCDM,JI制度等二酸化炭素取引に関する内外における調査研究結果の報告。
【2】は資源エネルギーと環境との厳しい制約の下で経済の発展のあり方を探ったものである。本ブログのタイトルとした「トリレンマ」は(2)におけるサステナブルを説明するために使用されており、経済発展、環境及びエネルギーの3つの目標が互いに対立し、せめぎ合う状態を表す言葉であるが、現状の経済状況を見ると、金融危機を契機に一層悪化し、日本の脊髄産業である製造業のGDP比の低下、ビジネスモデルに変化が起きている。もはや、あちらとそちらを立てると、こちらが立たないと言ったような余裕はなくなっている。
世はまさにダブル・トリプル「トリレンマ」の時代であり、べンローズの三角形が示す累積による誤謬に陥りやすい時代である。これら人類の生存に関わる難しい問題を解決して、住みよい社会を作るためには、人々は時代の変化に対応できる知恵を、学問を身につけていくことが必要である。
【3】は本人確認のためのシステム、標準化等について欧米、韓国と日本の状況をまとめたものである。インターネット時代の到来とともにますます重要な技術となるであろう。

いずれの課題もこれからの日本・世界の発展にとって、大切なものであるが実現には多くの努力、時間を要するであろう。特に持続可能な社会の実現に難しさを感じた。


2009年6月30日

現代文明の崩壊にもつながるオイルピーク

私が参加している学会の一つに「もったいない学会」という学会があります。会長は東大名誉教授で、国立環境研究所所長を務めた石井吉徳先生です。会長の興味ある話を聞くたびに何かほっとするものがあります。ほっとすることの一つに自分の授業の方向性を確認できることも含まれています。学会に参加することは自分に新しい血を注ぐことと最近強く感じるようになりました。

「もったいない学会」ではオイルピーク後の研究をしています(1970年代のエネルギー使用量を想定)。先日の集まりには、大学、研究所、会社関係者の他に某区役所の方から食糧自給率と献立の話も出ました。

オイルピークとは、石油の生産が需要に追いつかなくなることを言いますが、その日が10年から20年後に来ると考えられています。

石油は人類にとって非常に都合の良い物質です。飛行機を飛ばす燃料、肥料や農薬を作ることができます。この肥料や農薬によって人口65億人が養われています。

エネルギー問題が語られるたびに、江戸時代がよく引き合いに出されます。そこで先日深川江戸資料館に行ってきました。館内には深川の街並みが実物大で再現されていました。

江戸時代のエネルギー使用量は現在の1/100程度と言われていますが、少し冬場の寒さを我慢すればなかなか住みやすい町のように感じました。

オイルピークは現代文明を崩壊する恐れがあると言われています。イースター島の崩壊、江戸時代の生活などを学び、エネルギー使用量の少ない生活を目指して行きましょう。

2009年2月 9日

ストリートビューに乗って懐かしい街・英国リーズへ飛ぶ

いま話題のストリートビューに挑戦してみた。挑戦とはいささか大げさすぎるが、地図で目的地を確認しても、航空写真に切り替え、その場所を確定することに難しさを感じた。やはり、私にとっては一つの挑戦である(大学等は、施設名、住所を入力すれば、その場所は示されるが)。

最初の訪問地は若い頃過ごした英国リーズにした。リーズはウエスト・ヨークシャー州に位置しており、ロンドンから鉄道で2時間半。人口約80万人。産業革命時、工業都市として誕生した。現在は英国の代表的な産業都市、学園都市の一つである。

当初、留学先として、米国5大湖の一つエリー湖南岸のクリーブランドにある工科大学を考えていた。ミッションスクールで過ごした経験があるので、米国に対してはかなり親しみを持っていたが、いざとなると、やはり日本に比べ、国土の大きすぎる米国を留学先にすることに躊躇した。それに比べ、英国の国土は小さい。人口も少ない。

英国の大学での研究生活は素晴らしかった。しかし、今日の話題はストリートビューである。まずホームステイしていた家を探してみることにした。

留学を終えてから長い時間が過ぎたが、その後も幾度かリーズを訪ねており、大学からホームステイ先までの道順も住所も確り覚えている。

まず地図で確認。しかし、航空写真に切り替えると、その場所を探し出すのが大変だった。あらわれた町の姿はほとんど昔のままだ。家の前の広い道路は樹木で覆われていている。写真では道路が見えないほどだ。裏庭にある車庫とその前に駐車している車が見える。しかし、屋根は部分的に見えるだけで、ここも樹木で覆われている。空から見るこの街は何と美しいのだろう。

航空写真をここに載せることはできないので、当時、撮った写真を下に載せた。

その後、いろいろの国を訪ね、滞在したが、やはり英国が一番懐かしい国である。


写真1-1.jpg

写真1は生茂っていた葉が一夜にして落ちた翌日の寒々とした家の姿(一番美しい季節の頃の写真では、緑が家をおおい、その姿を見ることができない)。

写真2-2.jpg

写真2はホームステイ先の家族と一緒に裏庭で撮った写真。赤ん坊を抱いている若い女性はフランス人と結婚してパリに住んでいるお嬢さん。したがって、普段は英国人夫婦と犬と私との生活である。この二人が英国時代の両親的存在だった。

2009年2月 4日

新しい省エネ技術が誕生した日

今週の月曜日、都内のホテルで第29回『優秀省エネルギー機器』の表彰式が行われた。本年度は経済産業大臣賞1件、資源エネルギー庁長官賞2件と11件の(財)日本機械工業連合会会長賞が選ばれた。

多数の委員による書類審査、ヒヤリング、現地調査を無事通過して受賞した技術であるので、「さすが」、「すごい」、「ほ~」と言った感動が伝わってくるものばかりだ。
雑巾を絞りに絞り、もう一滴の水もでない、1gの余分な燃料も使用していなと言われているような分野でも、見方を変え、攻め方を考え、さらなる努力と工夫の積み重ねで省エネルギー性の極めて高い技術を開発したもの、まねできない、まねされない、超高度の加工技術の開発によって新たな道を開拓したものなど今年もまた世界の最前線を走る省エネ技術が誕生した(写真)。

この審査の仕事に長年携わることができたことを感謝している。おかげで、自分の知識の陳腐化を防ぎ、最新の情報を得ることができた。また、審査を通し、各委員から物の見方、考え方を学ぶことができた。さらに、企業の人々から「アイデアの育て方」、技術開発における「よろこび、苦しみ」などを教えてもらった。これらは授業を進める上で大きな自信につながっている。また学生のレポートをいろいろの角度から読み、評価できる力にもなっていると思っている。


_MG_5652(修正).JPG

写真:「スクリューエキスパンダー式小型蒸気発電機」で資源エネルギー庁長官賞を受賞した(株)神戸製鋼の人たち(向かって左端からの3人、右端が横浜国大の塚本先生、その隣が山本)。
(この写真は、たまたま居合わせた神戸製鋼広報部の方に撮ってもらいました。)

2009年1月28日

自分にとってはお宝

新聞報道によると、最近中国の100元紙幣(約1300円)の偽造紙幣が大量に出回り、100元紙幣の受け取りを拒否する者も出てきている。偽造紙幣の大量流通を許した原因の一つに、小売店で使用されている紙幣検査機がある。品質が悪く、判別能力に欠けた紙幣検査機が多数使用されていると言われている。

中国の偽造紙幣問題は今に始まったことではない。買い物で100元紙幣を渡せば、表を見て、裏返して、顔を動かしながら隅から隅まで調べ、それから透かして見て、やっと受け取ってもらえると言った具合である。

中国人からもらった多くの土産物の中に朝鮮人参があった。持ってきてくれたのは親しい友人の教授である。
彼の説明によると、東北地方(旧満州)の山中でとれた天然もの。めったに手に入るものではないと言っていた。
幹の一番太いところで5mmぐらいの朝鮮人参を質の悪い紙に縫い糸で数箇所止めてあった。撫順産の太った人工ものに比べ、これがあの厳しい自然環境の中で育った人参と思うと感動さえ覚えた。

6本の朝鮮人参を手に入れるために払った彼の苦労を思うと、とても焼酎漬けなどにすることはできなかった。ケント紙を用い1本1本丁寧にビニール袋に入れ、書斎の壁に飾った。それから数年が過ぎた。しかし、残念なことに、鑑定所の目利きで、人参は天然ものでないことがわかった。

このことがあって、中国産お土産をあらかた処分してしまったが、写真の紙幣は自分の数少ないお宝の一つとして残してある。この紙幣は7年前、中国の某大学から名誉教授の称号を授与されたとき、いくつかのお土産の一つとして貰ったものである。絶対にそのようなことはないと信じているが、何かが起きても不思議ではない国である。不幸にして偽物であっても、これは自分にとって大切なお宝である。

余談になるが、授与式では、学長から直接名誉教授証を貰った。立派な部屋、立派な机に座って記念撮影が行われた。この様な演出は中国が得意とするところである。日本も真似してもよいと思った。

人民元(縮小).JPG

西暦2000年を記念して発行された紙幣

2009年1月27日

新しい時代に向けて、今が学び始める時

日本近海の海底にメタンハイドレートと言う燃料が大量に埋蔵されていることをご存知ですか。以前「資源環境と人間」の時間でメタンハイドレートの話をしたところ、すぐに質問がありました。先生、年金は大丈夫なのですね。安心して、掛け金を振り込みますと言った内容でした。今年もまたその話をしています。

メタンハイドレートとは、メタン分子を真ん中にその周囲を水分子がかご状に取り囲んだものです。言わば、メタンのシャーベットです。そのため、燃える氷とも言われています。メタンハイドレート1m3を気化させると160から170m3のメタンガスができます。

寒冷地で天然ガスの輸送時にメタンハイドレートができることがありますが、海底に大量のメタンハイドレードのあることがわかったのは比較的新しく、石油、天然ガスに代わる次世代資源として注目されています。

日本では1995年に国家プロジェクトが開始され、現在では産官学共同研究の受け皿として「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム」が活動しています。

埋蔵量は日本が1年間に使う天然ガス量の約100年分あります。メタンハイドレートの生産が開始されると、日本はエネルギー大国になるでしょう。

ついでに、日本にある資源・技術、国土を考えてみましょう。そうです。日本は世界でも資源・技術に恵まれた国です。資源面では、人材、淡水・森林・水産資源・農産物、これにメタンハイドレート。技術では、環境・省エネルギー技術、太陽光発電技術、リチウムイオン電池、造水技術、廃水再生・処理技術、各種ものづくり技術、都市鉱山に蓄えられているレアメタルをはじめとする各種金属とそれに関する技術など、まだまだ世界に誇れる技術が沢山あります。

これら超一級の技術と資源、国土を国が上手に利用していけば、より豊かで活気に満ちた社会がやってきます。年金の心配もなくなるでしょう。いまは変化の節目の時です。金融危機に端を発した大恐慌は石炭、石油の大量消費を基盤に成し遂げられた第1次産業革命の終焉を告げるもので、低炭素社会へ向けて始まる第2次産業革命の予兆と思います。
現在のように、多難な時代だからこそ、学ぶことが必要だと思います。

最後に学生募集のPRを一言。
八洲学園大学は、新しい時代に向けて、春学期学生募集中です。下記のようなメッセージを皆さんに送りたいと思います(ホームページの文章を少々借用して)

「大学で学びたいあなたへ」
「知識やスキルを磨き、国家資格を取得したいあなたへ」

わたしたちは、お伝えしたい!!

忙しい生活の中でも、インターネットでの学習だから、継続できる。
ほんのちょっとの努力で、未来が変わると信じます。
一緒に学びあいましょう。

       春学期の願書受付中