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2006年7月 アーカイブ

2006年7月13日

蟻の法則に学ぶ

非常勤校での受講生が年々増えてきている。ついに300名を超えた。

それ自体うれしいが、それに伴って私語も増え、いらいらすることが多い。

それで、彼らをおとなしくするため、先日“蟻の法則”を話してみた。

「君たち“蟻の法則”知っている?」

<沈黙>

蟻をよく観察すると、「女王蟻」のために働いているのが20%、残りは、ただ動き回っているそうだ。

それなら、役に立たない蟻をリストラして、20%で精鋭隊を作ればよいと考えるだろう。

ところが違うのだ。やはりその中で働くのは20%、残り80%はぶらぶらするそうだ。

一方、役立たたずと烙印を押され、追放された80%の蟻はますます落ち込んでしまうと思う?

<沈黙>

それが違うのだな。20%が猛烈に働き出すそうだ。

このことは何を意味しているのだろう。

1・不要な蟻は一匹もいない。一見怠けているように見られる蟻も、

実はその組織・社会を守り、発展させるために懸命に働いているのだ。

2・20%の蟻は常に20%の蟻の社会で活動するとは限らない。

80%社会の蟻と入れ替わる。それがなければ、“蟻の社会”は活性化しないし、疲れもする。

3・このクラスも同じ。20%の学生が一生懸命僕の講義を聞いてくれる。それを支える学生がいる。

“うるさいぞ、だまりなさい”と怒鳴る前に君たちに感謝しなくてはいけないのだ。「感謝!」

君たちも僕も落ち込むことも驕ることもなく勉強を楽しもう。

sun.JPG
<サンパラソル>撮影日2006年7月10日

2006年7月17日

父と子との間で

昔は厳しい父親が多かった。自分の父親もその1人だと思う。
大学入学早々、父親への質問が気軽にできなくなった。
父親がなぜそのように話したのか。なぜそのような結論をだしたのか。
それを自分で考える力を養うために大学に入れたのだそうだ。
そのようなわけで大学時代、父との会話は極端に少なくなった。
それに代わって、机の上にメモや本等が置かれるようになった。

そんな父でも高校までは比較的交流があった。
中学2年生の夏休み。『英文法入門』を読んでいた。
珍しく部屋に入ってきた父親、これを見るや、
おまえの勉強法は間違っている。参考書はあくまでも参考書。
自分の考えが、正しいか否かを確認するために使うものだ。
夏休中、英語の教科書にある5文型を拾い出せ。
ものには規則、法則がある。それを探せ。
中学生でも忙しい。とてもこんな要求には応じられなかった。
丁寧に誘導式など書かかれている数学、物理の本にもクレームがついた。
途中が大切。なぜそのような結論に導かれたか、それを考えろ。

要求が厳しすぎた。ついていけなかった。
理屈は正しいが、実行は難しい。

父親はすでにいない。
父親から解放されて、
その反動がいま出ているように思う。

皆さんはどんな反動か気になるでしょう。
まずアルコールが入るとおしゃべりになる。(仲間うち)
アルコール量はビールコップ2杯。
かの大スター石原裕次郎さんでもレコーデングの前には
必ずビールを飲んだそうだ。

実は自分もシャイな人間なのだ。
アルコールが入れば「格」節がでる。
話は硬派、時には過激だ。
これが結構人気がある。

授業は厳しい方だが、点は甘い。(非常勤校、八洲はこれから)
評価がよければ将来「環境問題」、「産業問題」に出会っても、
学生達は元気良く取り組んでくれものと信じているからだ。

親父が息子に伝えたかったことは、学ぶ姿勢ということだった。

昔の父親と息子の関係はこんなものだった。
でも、いまはこのやり方は通用しないだろう。

F2.JPG
撮影日2006年7月 ジキタリスとサルビア

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