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2009年1月 アーカイブ

2009年1月27日

新しい時代に向けて、今が学び始める時

日本近海の海底にメタンハイドレートと言う燃料が大量に埋蔵されていることをご存知ですか。以前「資源環境と人間」の時間でメタンハイドレートの話をしたところ、すぐに質問がありました。先生、年金は大丈夫なのですね。安心して、掛け金を振り込みますと言った内容でした。今年もまたその話をしています。

メタンハイドレートとは、メタン分子を真ん中にその周囲を水分子がかご状に取り囲んだものです。言わば、メタンのシャーベットです。そのため、燃える氷とも言われています。メタンハイドレート1m3を気化させると160から170m3のメタンガスができます。

寒冷地で天然ガスの輸送時にメタンハイドレートができることがありますが、海底に大量のメタンハイドレードのあることがわかったのは比較的新しく、石油、天然ガスに代わる次世代資源として注目されています。

日本では1995年に国家プロジェクトが開始され、現在では産官学共同研究の受け皿として「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム」が活動しています。

埋蔵量は日本が1年間に使う天然ガス量の約100年分あります。メタンハイドレートの生産が開始されると、日本はエネルギー大国になるでしょう。

ついでに、日本にある資源・技術、国土を考えてみましょう。そうです。日本は世界でも資源・技術に恵まれた国です。資源面では、人材、淡水・森林・水産資源・農産物、これにメタンハイドレート。技術では、環境・省エネルギー技術、太陽光発電技術、リチウムイオン電池、造水技術、廃水再生・処理技術、各種ものづくり技術、都市鉱山に蓄えられているレアメタルをはじめとする各種金属とそれに関する技術など、まだまだ世界に誇れる技術が沢山あります。

これら超一級の技術と資源、国土を国が上手に利用していけば、より豊かで活気に満ちた社会がやってきます。年金の心配もなくなるでしょう。いまは変化の節目の時です。金融危機に端を発した大恐慌は石炭、石油の大量消費を基盤に成し遂げられた第1次産業革命の終焉を告げるもので、低炭素社会へ向けて始まる第2次産業革命の予兆と思います。
現在のように、多難な時代だからこそ、学ぶことが必要だと思います。

最後に学生募集のPRを一言。
八洲学園大学は、新しい時代に向けて、春学期学生募集中です。下記のようなメッセージを皆さんに送りたいと思います(ホームページの文章を少々借用して)

「大学で学びたいあなたへ」
「知識やスキルを磨き、国家資格を取得したいあなたへ」

わたしたちは、お伝えしたい!!

忙しい生活の中でも、インターネットでの学習だから、継続できる。
ほんのちょっとの努力で、未来が変わると信じます。
一緒に学びあいましょう。

       春学期の願書受付中

2009年1月28日

自分にとってはお宝

新聞報道によると、最近中国の100元紙幣(約1300円)の偽造紙幣が大量に出回り、100元紙幣の受け取りを拒否する者も出てきている。偽造紙幣の大量流通を許した原因の一つに、小売店で使用されている紙幣検査機がある。品質が悪く、判別能力に欠けた紙幣検査機が多数使用されていると言われている。

中国の偽造紙幣問題は今に始まったことではない。買い物で100元紙幣を渡せば、表を見て、裏返して、顔を動かしながら隅から隅まで調べ、それから透かして見て、やっと受け取ってもらえると言った具合である。

中国人からもらった多くの土産物の中に朝鮮人参があった。持ってきてくれたのは親しい友人の教授である。
彼の説明によると、東北地方(旧満州)の山中でとれた天然もの。めったに手に入るものではないと言っていた。
幹の一番太いところで5mmぐらいの朝鮮人参を質の悪い紙に縫い糸で数箇所止めてあった。撫順産の太った人工ものに比べ、これがあの厳しい自然環境の中で育った人参と思うと感動さえ覚えた。

6本の朝鮮人参を手に入れるために払った彼の苦労を思うと、とても焼酎漬けなどにすることはできなかった。ケント紙を用い1本1本丁寧にビニール袋に入れ、書斎の壁に飾った。それから数年が過ぎた。しかし、残念なことに、鑑定所の目利きで、人参は天然ものでないことがわかった。

このことがあって、中国産お土産をあらかた処分してしまったが、写真の紙幣は自分の数少ないお宝の一つとして残してある。この紙幣は7年前、中国の某大学から名誉教授の称号を授与されたとき、いくつかのお土産の一つとして貰ったものである。絶対にそのようなことはないと信じているが、何かが起きても不思議ではない国である。不幸にして偽物であっても、これは自分にとって大切なお宝である。

余談になるが、授与式では、学長から直接名誉教授証を貰った。立派な部屋、立派な机に座って記念撮影が行われた。この様な演出は中国が得意とするところである。日本も真似してもよいと思った。

人民元(縮小).JPG

西暦2000年を記念して発行された紙幣

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