本学で学ぶ学生は、ほとんどが社会人です。今の仕事の向上を図るためにブラッシュ・アップをしようとする人はよいのですが、新たな道を拓こうとして入ってきた人達から、学習した成果を生かすにはどうしたらよいかという質問をよく受けます。
本学へ入ってくる人の動機は様々です。インターネット・ライブ授業の本学が創設されたので、ようやく大学で学問をしたいという夢を実現出来たという人、家庭教育・社会人の基礎力・コミュニケーション力・地球環境・地域づくりなど、はっきりしたテーマをもって入ってきた人、資格・履修証明・科目修得認証などを取得して転職、再就職をしようとする人など、動機は皆違います。
しかし、多くの人が、大学での学習成果を生かして専門的な仕事をしたいといいます。そして、どうしたらそのような職に就けるかと不安に思っている人も多いようです。
一般企業の場合には、募集に関する情報が入手しやすいのですが、専門職などになると、公募をしていてもなかなか目に触れません。
あるとき、ゼミで資格を生かして行政やNPOで働きたいがどうしたらよいかという質問が出ましたら、すかさず、そのような職に就いている人から、周辺市町村などの募集情報を入手出来るように常にアンテナを張っておくこと、資格は多く取っておくことといったアドバイスが飛びました。
広報や公募情報誌によってそのような情報を入手することは出来ますが、自ずと限界があります。こういうことでは、個人的に口コミで伝えられる情報があるときわめて有利です。
本学の学生には社会経験豊富な人が数多くいて、そのような情報をもっている人も多いのですが、ネットワークがないためにそれが生かせません。
何とかネットワークを作りたいと思っていましたら、学生さん3名(人間2、家庭1)が立ち上がってくれて、5月10日から、ヒューマンeラーニング交流会を年に数回受け持ってくれることになりました。そのような中で、就・転職、再就職の情報交換をしていくうちに、ネットワークも出来てくると思います。
専門的な仕事の場合には、一般企業のように数多くの募集をするわけではありませんから、このようにして情報を入手し、自分で積極的に道を拓いて行く必要があります。また、どのように就・転職活動をしたらよいかもわからないことが多いですから、先輩や在職在学生とのつながりがあると非常に助かります。
図書館界では、ところによって「あなたも八洲学園大学で司書資格をとったのですか」という会話が行われ、つながりが出来るようになってきたようです。広い生涯学習支援の領域でも、点がいくつか結ばれてきています。
皆で力を合わせてそのようなネットワークを構築し、社会のいろいろな領域で学習成果を生かせるようにしていきたいと思います。