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2008年8月 アーカイブ

2008年8月 7日

学長の爽やか秋入学シリーズ(8)― よく質問されること:生涯学習、生涯学習支援とは何ですか?

秋入学の出願受付中です。「爽やか秋入学シリーズ」では、秋入学希望の方々に、ホームページではわからない大学のことをお伝えしています。これからしばらくは、よく質問されることを取り上げてみたいと思います。

今日(8月7日)は立秋です。爽や秋入学に備えたいものです。
今回は、よく質問されることの中から、生涯学習、生涯学習支援とは何ですかという質問を取り上げてみました。
生涯学習とは、生涯を通じて一定の活動によって考え方や行動の仕方(行動様式)を変容する過程のことです。「一定の活動」とはふつう学習活動といわれるもの、「変容」には新たに形成するということが含まれます。
また、生涯学習は、一人一人の生涯という〈時系列の次元〉での学習をいう場合と、家庭や学校、社会という〈生活・社会の次元〉での乳幼児から高齢者までの生涯各期の学習の総体をいう場合とがあります。
行政が行うのは生涯学習の推進、振興、援助、支援ですが、生涯学習のすべてを対象にすることは出来ないので、どこまでを対象にするかという生涯学習の範囲を問題にします。
中央教育審議会答申「生涯学習の基盤整備について」(平成2年)は、生涯学習を、学校や社会の中で意図的、組織的な学習活動として行われるだけでなく、人々のスポーツ活動、文化活動、趣味、レクリエーション活動、ボランティア活動などの中でも行われるものと捉えていて、行政などではそれを使っています。しかし、生涯学習の範囲はきわめてあいまいなので、生涯学習はファジィ(fuzzy、あいまいな)概念で捉えた方がよいとされています。
生涯学習に定義については、人間開発教育課程の科目紹介シリーズ (3)-『生涯学習論1』(T科目)をご覧ください。

生涯学習支援は、生涯学習を援助する活動です。生涯学習は、先のように、学校などの教育の中で行なわれたり、文化・スポーツ活動などの中で行われたりするほか、各種出版物・マルチ・メディアのコンテンツなどを使って行われることも多く、それを支援する活動は広範囲に及びます。さらに、臨教審第3次答申(昭62)の「生涯学習をすすめるまちづくり」で提言された、学習に便利な施設やサービスの整備も生涯学習支援に含まれます。
物的資源の乏しい我が国では、人的資源が重要です。したがって、教育基本法第3条でいわれているような生涯学習社会の実現を目指して、このように幅広い生涯学習支援に力を入れていく必要があり、本学生涯学習学部を目指す皆さんに期待がかかるわけです。

2008年8月 8日

学長の爽やか秋入学シリーズ(9)― よく質問されること:八洲学園大学の生涯学習学部というのはどういう仕組みになっているのですか?

秋入学の出願受付中です。「爽やか秋入学シリーズ」では、秋入学希望の方々に、ホームページではわからない大学のことをお伝えしています。これからしばらくは、よく質問されることを取り上げてみたいと思います。


“八洲学園大学のホームページを見ると、課程が2つあることはわかるのですが、今ひとつ生涯学習学部の全体像がつかめません。どうなっているのですか?”という質問を受けることがあります。
それについては、「学長の爽やか秋入学シリーズ(8)― よく質問されること:生涯学習、生涯学習支援とは何ですか?」でお話しした「時系列の次元」と「生活・社会の次元」で図示すると、わかりやすいかも知れません。
下の図がそれです。八洲学園大学生涯学習学部は、この図でもわかるように、生活・社会の次元の「学校」を除くすべての領域をカバーしています。学校教育のことは扱っていますが、学校教育の課程はなく、いずれの課程の中のグループとしてもないということです。
生涯学習基礎論はすべての領域に共通ですが、社会教育に一番関係が深いので、それと一緒にして「生涯学習基礎論・社会教育」グループとなっています。
家庭教育課程は、グループに分けず、1つにまとまっています。
生涯学習の観点から見ると、八洲学園大学生涯学習学部はこのような仕組みになっています。

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2008年8月 9日

学長の爽やか秋入学シリーズ(10)― よく質問されること:卒業後はどのような方面に就職・再就職・転職が出来るのですか?

秋入学の出願受付中です。「爽やか秋入学シリーズ」では、秋入学希望の方々に、ホームページではわからない大学のことをお伝えしています。これからしばらくは、よく質問されることを取り上げていきたいと思います。

本学に正科生、科目等履修生として入ってくる人は、殆どが社会人です。したがって、有職者も多く、現職のままでスキルアップを目指す人も多いのですが、就職・再就職・転職を目指す人もかなりいます。その場合には、やはり本学で取得した資格、履修証明、科目修得認証を活かす道を選ぶことが多くなるようです。科目等履修生の殆どがそうですし、この3月に出た第1回の卒業生60数名のうち、就職・再就職・転職をした人もそのような傾向が強くなっています。(資格、履修証明、科目修得認証については、ホームページの「資格・認証」をご覧ください。本学では、これからも、履修証明、科目修得認証を増やしていく予定です。)
本学は、
① 専門的資質、能力を高め、直ちに生涯学習支援者となる人材の養成、
② まず社会人基礎力と生涯学習支援の資質、能力を養い、将来指導者になることを見込んで、当面は社会で活躍し、社会での経験を蓄積していく人材、
の養成を目指しています。(ホームページの「生涯学習学部の目指す人材育成」をご覧になってください。)
①の場合は専門職です。この場合には、一般採用市場にあまり募集が出てきませんので、国や地方自治体、それらの仕事を受けている民間事業体などの公募にアンテナを張り、また、その方面の職場にいる卒業生・在学生・友人・知人に話をしておき、情報を流してもらうと有利です。本学はインターネット大学でも、オンデマンド授業ではなく、ライブ授業ですから、学生同士の交流が盛んです。そのような中で、専門職採用の情報交換も行われているようです。
②の場合は、一般的な就職・再就職・転職をしようということですから、これは間口が広いですね。人間開発教育課程の人材開発教育グループ科目を勉強する方にはこの道を選ぶ人が多くなっています。

先日、図書館流通センターの会社説明会を行いましたところ、司書資格を取得しようとしている人達で賑わい、参加した人達はとてもよかったといっていました。
これからの我が国は、流動性がますます激しくなるといわれています。本学も開学から4年経ち、卒業生を送り出すことが出来るようになりましたので、今後は、一般採用市場に参入すると共に、資格、履修証明、科目修得認証を活かした就職・再就職・転職のためのネットワークづくりにも力を入れていきます。

2008年8月10日

学長の爽やか秋入学シリーズ(11)― よく質問されること:インターネットで1人で勉強することは不安なのですが、長く続けられるでしょうか?

秋入学の出願受付中です。「爽やか秋入学シリーズ」では、秋入学希望の方々に、ホームページではわからない大学のことをお伝えしています。これからしばらくは、よく質問されることを取り上げていきたいと思います。

在学生に聞くと、入学するまでは、たった1人で勉強するのは不安だったという人が多いですね。大学人からも、eラーニングで教員と学生の人間的なふれあいもなしに、本当の大学教育が出来るのかという疑問も投げかけられました。
このような不安や問題に応えるために、われわれは平成17年にヒューマンeラーニングを立ち上げました。ヒューマンeラーニングは、交流希望学生がパソコン持参で講義発信の会場に集まって受講し、学習についての情報交換をしたり、各地で開く交流会をライブ配信し、学生同士の交流を図ったりする教育・学習方式です。
最初は実験的な試行を行い、その後ヒューマンeラーニング交流会を開いてきたのですが、平成20年2月にポータブル教室の実験に成功しました。これからは少しずつ各地に出かけていって授業を配信し、近くの学生さんに集まってもらえるようにしたいと思います。
学生さん紹介シリーズで多くの学生さんが紹介されていますが、それを読むと、忙しい中で、それぞれ工夫をしながら勉強しているようで、これならやっていけると安心したり、勇気づけられたりすると思います。これは人気シリーズですので、是非、ご覧になってください。
交流という点では、演習の時間の発表や質疑等を通して知り合った人達が、その後、親交を深めたりもしています。卒業してからも教員とのつながりは保たれていて、なかなかいいですね。また、交流の場であるコミュニティやSNSもありますし、グループ・サークルも出来ています。平成19年からは学園祭も始まりました。今年の学園祭は、一段と広がりそうです。
このような交流の賑わいは、八洲学園大学の特色ではないでしょうか。こうして交流を深めていると、直接会おうという気運が高まり、オンラインならぬ「オフ会」が開かれるようになるから、面白いですね。

2008年8月11日

学長の爽やか秋入学シリーズ(12)― よく質問されること:八洲学園大学は世間ではあまり知られていませんが、大丈夫なのでしょうか?

秋入学の出願受付中です。「爽やか秋入学シリーズ」では、秋入学希望の方々に、ホームページではわからない大学のことをお伝えしています。これからしばらくは、よく質問されることを取り上げていきたいと思います。

世間であまり知られていないということは、出願希望者だけではなく、在学生からもいわれます。たしかに、これまでは新聞・雑誌等に広告を出してこなかったので、あまり知られていませんね。
八洲学園大学は新設大学ですので、卒業生を出すまではまず大学内の整備・充実を図ろうと、この4年間は大学づくりに全力をあげてきました。広報もインターネット中心でしたので、世間的にはあまり知られていませんが、eラーニング、生涯学習などの専門領域では、最先端を行く大学としてよく知られるようになりました。
しかし、もう卒業生も出ましたので、これからは本学のよさを世間でも知ってもらえるようにしたいと思います。そのため、平成20年7月に広報室を新設しました。今は、多くの大学が錚々たる人を広報室長に迎えて、広報に力を入れています。本学でも、神田元電通局長を広報室長にお迎えすることが出来ました。
室長は、1ヶ月間、大学を見て、これだけよい教育をしていて、学生さんも充実しているといっているのだから、教職員は誇りをもって、八洲学園大学はよい大学だということを社会に訴えるべきだといってくれております。
考えてみますと、われわれは信頼される大学になろうと、誇大広告、虚偽広告を戒め、教育に専念してきたため、広報に無関心すぎました。あまり知られていないので、大丈夫かと心配するのも無理はありません。本学の教育が信頼できるがどうかは、在学生に訊いてもらえばすぐにわかると思います。
我が国で生涯学習学部というのは、唯1つ、本学にしかありません。インターネット・ライブ授業だけでスクーリングを行っているのも、本学だけです。また、これだけよい学生に恵まれているのも珍しい、と先生方がいっています。
オンリーワンというのには、希少価値があります。国によっては、ナンバーワンといっても見向きもされないが、オンリーワンというと、多くの人が飛んで来るそうです。
これからは、本学の貴重な希少価値を、広く社会で認めてもらえるように、努力していきたいと思います。

2008年8月26日

学長の爽やか秋入学シリーズ(13)― ブログにあまりなじみのない方々へのいざない。

秋入学の出願受付中です。「爽やか秋入学シリーズ」では、秋入学希望の方々に、ホームページではわからない大学のことをお伝えしています。今回はこれまでシリーズでお話ししてきたことを、ブログにあまりなじみのない方々へ紹介したいと思います。

ブログに慣れている方は、「学長の爽やか秋入学シリーズ」を見ようとすると、「山本恒夫の研究室便り」のブログで「カテゴリー」を調べ、カテゴリーの中の「学長の爽やか秋入学シリーズ」をクリックして、これまでの記事をご覧になると思います。
しかし、ブログにあまりなじみがないと、八洲学園大学のサイトに入った日の「ブログインデックス」に出ているものだけを見て終わってしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし、この「学長の爽やか秋入学シリーズ」では、皆さんが知りたいと思うようなことを取り上げてきましたので、是非、ご覧になってください。

この「学長の爽やか秋入学シリーズ」をクリックすると、シリーズを見ることができます。

また、「学長情報シリーズ」というのもあります。これは八洲学園大学のことを書いたものです。

ご覧になる場合には、この「学長情報シリーズ」をクリックすると見ることができます。

両シリーズとも、これからも続きます。


2008年8月31日

学長情報シリーズ18・生涯学習振興施策の最近の動き

秋学期の出願受付も、中間点を過ぎました。第1回合格者の中には、既に入学手続きを済ませた方も多いので、このシリーズでは、在学生のみならず、新たに入学してくる方々にも耳よりな情報を提供していきたいと思います。出願考慮中の方々も、どうぞご覧になってください。

本学は生涯学習学部のみの単科大学です。大学院ですと研究科の中に生涯学習専攻を置いているところがあります。学部レベルですと、教育関係の学部の中に生涯学習学科や課程を置いているところはありますが、生涯学習学部というのは本学にしかありません。生涯学習学部ですから、学生さんの卒業後の就・転職、再就職のこともあり、生涯学習振興の動きに大きな関心を寄せています。

本学の学生さんに聞いてみますと、自分で生涯学習を実践するために入学してくる人もいますが、卒業後すぐに生涯学習支援者になろうとしたり、生涯学習関係の仕事をしている中でリフレッシュの必要を感じて入ってきたり、さらには、社会の各方面で仕事を続けながら、生涯学習の専門的な勉強をして、定年後に生涯学習支援者として活躍しようと計画を立てて入ってきたりなど、実にさまざまな動機から入学してきています。
そういうさまざまな方の共有情報としてもらえるように、生涯学習振興施策の最近の動きを、“学習成果を社会で生かすための方策”と“地域・学校・家庭の連携方策”に絞って、これから2回に分けてお伝えしようと思います。

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