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2008年10月 アーカイブ

2008年10月 5日

学長の爽やか秋入学シリーズ(19) 入学式・式辞 ― 出願は受付中です。

まだ秋入学の出願受付中ですが、10月4日に秋学期の入学式を挙行しました。インターネットの大学ですので、自宅からの出席が多くなりました。これから入学される皆さんも、どうぞ自宅からオンデマンドでご覧ください。

入学式の式辞では、生涯学習の支援者となる新入生の皆さんに対する期待を述べましたが、以下はその一部です。

G8ケルン・サミットの「ケルン憲章-生涯学習の目的と希望-」(1999年6月19日)は、21世紀の特徴が「柔軟性」と「変化」になるだろうとした上で、教育と生涯学習が流動性へのパスポートになるといいました。
2000年4月2日に東京で出されたG8教育大臣会合「議長サマリー」は、ケルン憲章を引き継いで、生涯学習と遠隔教育の重要性を指摘しています。

我が国は、生涯学習社会を目指していますが、それは、生涯のいつでも自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が社会で適切に評価され、活用されるような社会です。
そのような生涯学習社会が指向するのは、我が国を「人間的価値」と「経済的価値」の調和を保つ社会とし、人々が「成熟」から「完成」を目指す生涯をおくり、それぞれの能力を充分に発揮出来るようにすることだと思います。
  注
  「人間的価値」:人間の良さのこと。
     心の豊かさ、責任感、奉仕の精神、芸術・文化など。
  「経済的価値」:財のもたらす良さのこと。
     物の豊かさ、生産のための技術・創造性など。
  「成熟」:自立して何かができる状態という程度のゆるやかな考え方。
  「完成」:自己の能力を十分に発揮できる状態という程度のゆるやかな考え方。

これからの社会で生涯学習を支援する皆さんには、「博学」ではなく、多様な専門知識を理解し、統合する能力が求められます。
ある専門領域について理解すべきことは、
  ①その専門領域は何をしようとするものか
  ②そこでの中心的な理論はどのようなものか
  ③そこでの中心的な関心はどこにあって、問題や課題は何か
  ④そこではどのような新しい問題解決方法を与えてくれるか
ということで、大学での勉強では、それぞれの専門領域がもつ方法論を習得したいものです。

2008年10月11日

学長の爽やか秋入学シリーズ(20・最終回)― 危機的状況だからこそ生涯学習支援力を身につけよう。

秋入学の出願受付も10月13日が最終日です。学長の爽やか秋入学シリーズでは、秋入学希望の方々のためにと思い、本学のホームページではわからないことをお伝えしてきましたが、いよいよ最終回です。

今や世界中が経済危機に巻き込まれ、アメリカ・ヨーロッパでは急速に失業率も高まって、世界全体が混乱状態に陥っています。日本も例外ではなく、これから社会全体の体力がどこまで落ちるのか、予測もつきません。
第二次大戦後の日本は極度に疲弊し、混乱のるつぼの中にありましたが、その時ほど、危機を脱するための「力」の必要性を痛感させられた時はありませんでした。
「力」というのは、社会的には、経済力とか社会活力とかいろいろな言い方がなされますが、個人レベルでは「人間力」です。
「人間力」をつけるには、学習をするしかありません。日本人は学校を卒業してからも、よく学習しますが、こういう時だからこそ、急がば回れで、危機を乗り越える新しい「人間力」を身につける必要があります。
しかし、どうやって「人間力」をつけたらよいのかわからないという人も多く、生涯学習支援が必要です。このような危機に直面すると、必ず社会の各方面で生涯学習支援への期待が高まります。
本学は、そのような生涯学習支援者を世に送り、社会基盤の強化、社会の活力アップに貢献しようとする大学です。
八洲の学生さんは、本当によく勉強すると言われます。また、入学して勉強の仕方がわからなかったり、孤立していて不安だったりしていると、直ちにまわりからヒューマン・タッチの支援の手が差し伸べられるという特色のある大学です。
入学する皆さんには、このような危機的状況で必要とされる生涯学習支援力をしっかり身につけ、危機に強い即戦力として社会に貢献していただきたいと思います。


2008年10月16日

学長情報シリーズ24・速報「検定試験の評価ガイドライン(試案)」のアップ

10月15日、文部科学省「検定試験の評価の在り方に関する有識者会議」の中間まとめが公表され、アップされました。

この有識者会議は非公開の会議でしたので、内容を紹介出来ませんでしたが、このたび、 「検定試験の評価ガイドライン(試案)」について(これまでの検討の整理) 」が公表されました。
これについては、「学長情報シリーズ20・学習成果を社会で生かすための方策」で詳しく述べましたので繰り返しませんが、第三者機関が資格・検定を認証するためのガイドラインです。
今後、12月に法人化される「資格標準化機構」というところでテストランを行い、その結果を受けて、明年、有識者会議が本報告を行います。
学習成果の評価・認証は、生涯学習社会の実現を図る方策の中でも重要な柱となるものです。本学にも関わりが深いので、是非ご覧になってください。

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