学長情報シリーズ37・第2回中教審教育振興基本計画部会の開催
平成20年12月2日に中教審教育振興基本計画部会が発足したことは既にお伝えしましたが、3月2日に第2回の教育振興基本計画部会が開かれました。
この日は、「教育重点施策2008~平成20年度教育振興基本計画アクションプラン~」と「教育重点施策2009~平成21年度教育振興基本計画アクションプラン~」(案)が出され、検討がなされました。また、「教育振興基本計画の進捗状況の点検について」という資料で評価の仕方についての議論も行われました。
2009年の教育振興基本計画アクションプランも、基本的方向のトップは生涯学習振興です。「社会全体で教育の向上に取り組む」という名の下に、学校支援地域本部の未設置市町村の解消、図書館・博物館の充実、司書・学芸員資格の履修科目を見直す省令改正、再就職を希望する社会人等の学び直しお機会の充実などが並んでいます。
国際成人力調査(PIAAC)が2010年予備調査、2011年本調査というスケジュールで行われます。だいぶ前に、アメリカが成人の科学リテラシーに関する国際調査を行ったことがあり、日本は13位でした。その時にいわれたことは、「日本は、子どもは優秀だが、大人はレベルが低いんだ」ということでした。国際的にそのようなレッテルが貼られ、日本の信用が落ち込むと、経済活動で困ります。それに、これからは少子高齢化も急速に進みますので、高齢者を含む成人の教育・学習機会の体系的整備に着手する必要があることを述べ、これからの高齢者は、シルバー・エイジからプラチナ・エイジへ飛躍する必要があることも指摘しておきました。
